半世界

はんせかい
上映日
2019-02-15

製作国
日本

上映時間
119分

ジャンル
ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

「エルネスト」の阪本順治が、地方都市を舞台に39歳の男3人の友情物語を綴る人間ドラマ。紘は妻子とともに、父から受け継いだ山中の炭焼き窯で製炭をして暮らしている。ある日、中学からの旧友で、自衛隊員として海外派遣されていた瑛介が町に帰ってくる。出演は、「クソ野郎と美しき世界」の稲垣吾郎、「シン・ゴジラ」の長谷川博己、「きらきら眼鏡」の池脇千鶴、「泣き虫しょったんの奇跡」の渋川清彦。
「エルネスト」の阪本順治が、地方都市を舞台に39歳の男3人の友情物語を綴る人間ドラマ。紘は妻子とともに、父から受け継いだ山中の炭焼き窯で製炭をして暮らしている。ある日、中学からの旧友で、自衛隊員として海外派遣されていた瑛介が町に帰ってくる。出演は、「クソ野郎と美しき世界」の稲垣吾郎、「シン・ゴジラ」の長谷川博己、「きらきら眼鏡」の池脇千鶴、「泣き虫しょったんの奇跡」の渋川清彦。

専門家レビュー

3人の男たちそれぞれに、妻役の池脇千鶴に、この町の人々やここに流れる時間に、気がついたらしっかり同化、映画に向かって挨拶したくなった。特にオレたちは正三角形だと言いながら、二等辺三角形の底辺という立場で稲垣吾郎と長谷川博己をさりげなく支えている渋川清彦。渋川と父親役・石橋蓮司とのやりとりなど、もう絶品。阪本映画特有のガムシャラ性が健在なのも嬉しい。タイトルからも伝わってくる、生きるということの羞恥心も見事。久々に味わう日本映画の秀作だ。
あるキャラクターがアリかなしか、成立するかどうかはピンポイントなこと、そのポイントの純度の高さだと思う。クレイグ・トーマスの小説『ファイアフォックス』でソ連にミグを盗みに来た米空軍パイロットミッチェル・ガントがあまりにもキョドッた男なので協力者たちは訝しむが、誰かが彼に、あんたはあれに乗って飛びたいか、と問うとガントは激しい渇望を表し、質問者は、ああこいつなのだ、と了解する。炭焼き窯の炎を見つめる稲垣吾郎の黒々と光る瞳にそれと同じものを見た。
炭も人も「関係性をじっくりと作り上げることが重要ではないか?」と問いながら、他人の気持ちを汲むことの難しさも提示阪本順治監督は本作においても、登場人物の立ち位置に高低差を設けることで、各場面におけるイニシアティブのありかを視覚的にも表現。世界と世間、あるいは、都市と地方の乖離を描くことで、「ディア・ハンター」(79)の底辺に流れる精神を日本の地方を舞台に成立させようとしている感もある。無骨な眼差しを放つ市井の人間を演じた稲垣吾郎が素晴らしい。

みんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2019年2月21日に投稿
    80
    • 感動的な
    • 泣ける
    • かっこいい

    ネタバレ

「半世界」のストーリー

とある地方都市のさらに郊外に暮らす高村紘(稲垣吾郎)とその妻・初乃(池脇千鶴)、息子・明(杉田雷麟)の家族は、父から受け継いだ山中の炭焼き窯で備長炭を製炭して暮らしている。ある日、中学からの旧友で、海外派遣されていた自衛隊員の沖山瑛介(長谷川博己)が突然町に帰ってくる。瑛介は妻子と別れて、一人で故郷に戻ってきた様子だった。紘は、同じく同級生で中古車販売業を営む岩井光彦(渋川清彦)も呼び、十数年振りに3人で酒を飲む。翌日、3人は廃墟同然だった瑛介の実家を掃除し、住める状態にする。紘と光彦は、海外での派遣活動で瑛介が心の傷を負い、それが妻子と別れ、故郷に戻ってきた原因なのではと感じるが、直接聞くこともできずにいた。紘の息子の明は反抗期の真っ最中で、学校でいじめられているようだが、紘は気に留めていなかった。紘は光彦から、息子に関心を持っておらず、それが息子にもバレていると指摘され、ハッとする。数日後、過去を引きずったまま仕事もしていない瑛介を、紘は自分の仕事に誘う。炭材のウバメガシをチェーンソーで伐採し、枝打ちして短く切断すると、窯に火を入れ、炭を掻き出しては灰を掛けることを繰り返す。炭ができると、段ボールに詰め、新規の顧客を開拓しようと営業活動をする。瑛介は、紘がひとりでやってきた仕事ぶりに驚きを隠せない。紘はこれまで感じたことのない張り合いを感じるようになり、そんな父を見る明の目にも変化が現れる。すべてが順調に向かい始めているように見えたが……。

「半世界」の写真

「半世界」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「半世界」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2019-02-15
上映時間 119分
製作会社 キノフィルムズ
配給 キノフィルムズ
レイティング 一般映画
カラー/サイズ カラー
公式サイト http://hansekai.jp/
コピーライト (C)2018「半世界」FILM PARTNERS

「半世界」のみんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2019年2月21日に投稿
    80
    • 感動的な
    • 泣ける
    • かっこいい

    ネタバレ