万引き家族

まんびきかぞく
上映日
2018年6月8日

製作国
日本

上映時間
120分

ジャンル
ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

「三度目の殺人」の是枝裕和監督長編14作目。東京の下町で、犯罪で生計を立てている貧しい一家。ある日、父・治と息子・祥太は万引きの帰り道、凍えている幼い女の子を見つけ、連れて帰る。体じゅうの傷から境遇を察した妻・信代は、家族として受け入れる。出演は、「美しい星」のリリー・フランキー、「DESTINY 鎌倉ものがたり」の安藤サクラ、「ちはやふる」シリーズの松岡茉優、「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の池松壮亮、「64 ロクヨン」前後編の緒方直人、「ちょっと今から仕事やめてくる」の森口瑤子、「あゝ、荒野」前後篇の山田裕貴、「谷崎潤一郎原案/TANIZAKI TRIBUTE『富美子の足』」の片山萌美、「今夜、ロマンス劇場で」の柄本明、「彼女の人生は間違いじゃない」の高良健吾、「怒り」の池脇千鶴、「海よりもまだ深く」の樹木希林。第71回(2018年)カンヌ国際映画祭にてパルムドール受賞。2018年 第92回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、読者選出日本映画第1位、読者選出日本映画監督賞受賞。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    上島春彦

    隅々までネタバレ厳禁で余計なことは書けない。そもそもタイトルからして仕掛けてるわけだし。書けるのは、監督が原案と脚本と編集を兼ねていることからくる用意周到さと風通しの良さである。一人一人のキャラに施された繊細な設定が効いており、リリーが長いこと性的不能だったと分かる細部とか実に面白い。安藤サクラもヘンに色っぽかったりする。それに樹木の屈折した家庭環境にも凄みがある。ドップラー効果を駆使した細野晴臣の音楽も不安感とユーモアを同時に感じさせ秀逸だ。

  • 映画評論家

    吉田伊知郎

    大島渚「少年」の現代版だが、是枝作品の得意技が駆使された作りだけに家族の描写は当然際立つ。撮影に近藤龍人を招くことでマンネリを回避する戦略も成功している。女優陣が圧倒的で殊に安藤サクラが素晴らしい。だが、行方不明と報じられている幼女を平気で外に連れ出すなど、寓意性に依拠しすぎているのが引っかかる。リリー夫婦が保守的な発言や民族差別を決して口にしないところに作者の理想を見るが、電車に乗って海へ行く場面の如き幻想性が更に必要だったのではないか。

  • 映画評論家

    上野昴志

    男の子のあとを追う女の子の画など、子どもの撮り方に感心する。また、いつにもまして飄々としたリリー・フランキーの佇まいにも。だが、なによりも胸をうつのは、警察の取調室で、子どもを産んだら母親になるのですか、と問いかけた安藤サクラが、その問いの意味を理解できない婦人警官の常識を振りかざした反問を前にして見せる、所詮、通じないのだという絶望にも似た表情である。ついで、死体遺棄の罪を独りでかぶった彼女が、面会に来たリリーと子どもに見せる菩薩のような笑顔。

みんなのレビュー

「万引き家族」のストーリー

再開発が進む東京の下町のなか、ポツンと残された古い住宅街に暮らす一家。日雇い労働者の父・治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)は、生活のために“親子”ならではの連係プレーで万引きに励んでいた。その帰り、団地の廊下で凍えている幼い女の子を見つける。思わず家に連れて帰ってきた治に、妻・信代(安藤サクラ)は腹を立てるが、ゆり(佐々木みゆ)の体が傷だらけなことから境遇を察し、面倒を見ることにする。祖母・初枝(樹木希林)の年金を頼りに暮らす一家は、JK見学店でバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡茉優)、新しい家族のゆりも加わり、貧しいながらも幸せに暮らしていたが……。

「万引き家族」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「万引き家族」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2018年6月8日
上映時間 120分
製作会社 フジテレビ=ギャガ=AOI Pro.(制作プロダクション:AOI Pro.)
配給 ギャガ
レイティング PG-12
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー
公式サイト http://gaga.ne.jp/manbiki-kazoku/
コピーライト (C)2018『万引き家族』 製作委員会

「万引き家族」のみんなのレビュー