女と男の観覧車

おんなとおとこのかんらんしゃ WONDER WHEEL
上映日
2018年6月23日

製作国
アメリカ

上映時間
109分

ジャンル
ラブロマンス ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
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ここが見どころ

ウディ・アレンがケイト・ウィンスレットを主演に迎えて撮り上げたヒューマンドラマ。1950年代。コニーアイランドの遊園地でウェイトレスとして働く元女優ジニー。ある日、彼女の前に音信不通だった娘キャロライナが現れ。その日からジニーの何かが狂い始める。共演は「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」のジャスティン・ティンバーレイク、「マレフィセント」のジュノー・テンプル、「ゴーストライター」のジム・ベルーシ。撮影は「地獄の黙示録」「ラストエンペラー」のヴィットリオ・ストラーロ。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    篠儀直子

    ジニーの家のなかで展開される各シーンは、人物の動かし方も台詞の書き方も、まるで舞台劇を観ているかのようだ。実際、演劇の意匠や約束事がそこにはちりばめられているし、観覧車のイルミネーションは舞台照明のような効果を上げる。けれどもほかの場所で展開されるシーンには演劇性がまったく感じられない。このアンバランスさは意図してのことだろうか。一方で、ジニーが若さへの嫉妬と焦りをむき出しにするシーンでは、映画ならではの武器であるクロースアップが断然効果を発揮。

  • 映画評論家

    内藤誠

    小説や映画を通じていまや我々にも懐かしい50年代のコニーアイランドが舞台。「ミッドナイト・イン・パリ」の郷愁はなく、冷たい現実が前面に。遊園地のレストランで働くケイト・ウィンスレットや回転木馬の操縦士を勤める夫のジム・ベルーシ、ビーチのアルバイト監視員で劇作家志望の恋人ジャスティン・ティンバーレイクたちがそろって挫折感を抱えた人間で、それがウディ・アレン独特のリアルさで執拗に表現されているからだ。とりわけウィンスレットは適役で、男が引いてしまう熱演。

  • 映画評論家

    平田裕介

    キャラクター別に色味を変えていくヴィットリオ・ストラーロのカメラ、W・アレンならではのヒリッとしてニヤッとする台詞の応酬、そこで用いられる長回しにも魅せられるが、なにはともあれK・ウィンスレットである。「レボリューショナリー・ロード~」での彼女にも重なる役柄なのだが、たるんだというか、熟し切ったというか、くたびれたというか、年相応の迫力を醸す体つきと顔つきがキャラの凄みをも増幅。まさにヒロインとして物語を引っ張り、観ている者の心を持っていく。

みんなのレビュー

「女と男の観覧車」のストーリー

1950年代。元女優のジニー(ケイト・ウィンスレット)は、今ではコニーアイランドの遊園地にあるレストランでウェイトレスとして働く日々。回転木馬の操縦係を務める夫ハンプティ(ジム・ベルーシ)とは再婚同士で結ばれ、自身の連れ子と観覧車の見える部屋で暮らしている。だが、実は彼女は夫に隠れて、海岸で監視員のアルバイトをするミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)と付き合っていた。平凡な毎日に失望していたジニーは、脚本家を目指すミッキーとの未来に夢を見ていたのだ。そんなある日、ギャングと駆け落ちして音信不通になっていたハンプティの娘キャロライナ(ジュノー・テンプル)がジニーの前に現れる。そして、その日からジニーの何かが狂い始めていくのだった……。

「女と男の観覧車」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「女と男の観覧車」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2017
公開年月日 2018年6月23日
上映時間 109分
配給 ロングライド
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト http://longride.jp/kanransya-movie/
コピーライト Photo by Jessica Miglio  (C) 2017 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.

「女と男の観覧車」のみんなのレビュー

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 7/31

イ・ジョンヒョク(1974)

ラブ・アゲイン 2度目のプロポーズ

「探偵なふたり」のクォン・サンウ主演によるラブコメディ。“離婚式”を経て、夢にまで見たシングルライフを満喫するヒョヌ。だが、6か月ぶりに元妻ソニョンと再会、第二の結婚のような危険な生活が始まった。そんななか、旧友で恋愛音痴のサンチョルが現れ……。共演は『パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン』のイ・ジョンヒョン、「お料理帖 息子に遺す記憶のレシピ」のイ・ジョンヒョク。監督は『用意周到ミス・シン』のパク・ヨンジプ。

お料理帖 息子に遺す記憶のレシピ

母親が遺した一冊の料理帖から浮かび上がる、家族への複雑な想いと愛情を映し出すヒューマンドラマ。惣菜屋を経営するエランと、非常勤講師の息子ギュヒョンとは冷ややかな親子関係が続いていた。そんなある日、突如エランにアルツハイマー病の兆候が現れ……。出演は「美しき野獣」のイ・ジュシル、「飛べない鳥と優しいキツネ」のイ・ジョンヒョク。監督は「犬どろぼう完全計画」のキム・ソンホ。『京都国際映画祭2018』、第31回東京国際映画祭提携企画『コリアン・シネマ・ウィーク2018』にて「母のノート」のタイトルで上映。
マイケル・ビーン(1956)

フルリベンジ

2012年ファンタジア国際映画祭で上映されたチリ映画を、「ターミネーター」のマイケル・ビーン製作・主演でリメイクしたバイオレンス。父親に虐待されて育った姉妹による復讐劇。監督は、チリ版も手掛けたパトリシオ・ヴァラダレス。出演は、ドラマ『NIP/TUCK ハリウッド整形外科医』のジャニーン・カスパー、「マチェーテ」のエレクトラ・アヴェラン。『未体験ゾーンの映画たち2016』で上映。

エイリアン2 完全版

シガーニー・ウィーバー主演のSFホラー第2作。1986年公開時のものに、ジェームス・キャメロン監督自ら未公開シーンを加え再編集した。

NEW今日命日の映画人 7/31

ジャンヌ・モロー(2017)

天使の入江

人生に潜む冷淡で皮肉な側面を見つめたジャック・ドゥミ監督の長編第2作。パリで銀行員として働くジャンは、初めて訪れたカジノで大金を得る。以来、ギャンブルに取り憑かれた彼は、ブロンド女性・ジャッキーと意気投合し、共にのめり込んでいく。WOWOWにて放映後、アンスティチュ・フランセ東京で開催された特集企画『ジャック・ドゥミ、映画の夢』にて上映(上映日:2014年9月20日)。2017年7月22日より特集企画『ドゥミとヴァルダ、幸福についての5つの物語』にて劇場上映。【スタッフ&キャスト】監督・脚本・台詞:ジャック・ドゥミ 撮影:ジャン・ラビエ 音楽:ミシェル・ルグラン 編集:アンヌ=マリー・コトレ 出演:ジャンヌ・モロー/クロード・マン/アンリ・ナシエ/ポール・ゲール

家族の灯り

ポルトガルの作家ラウル・ブランダンの戯曲を基に「ブロンド少女は過激に美しく」のマノエル・デ・オリヴェイラ監督が映画化。小さな港町を舞台に、失踪した息子の帰りを待ちわびる父と母、妻の姿を描く。出演は「楽園からの旅人」のマイケル・ロンズデール、「ブーベの恋人」のクラウディア・カルディナーレ、「突然炎のごとく」のジャンヌ・モロー、「永遠の語らい」のレオノール・シルヴェイラ、「ブロンド少女は過激に美しく」のリカルド・トレパ、「ノン、あるいは支配の空しい栄光」のルイス・ミゲル・シントラ。