志乃ちゃんは自分の名前が言えない

しのちゃんはじぶんのなまえがいえない
上映日
2018年7月14日

製作国
日本

上映時間
110分

ジャンル
青春 ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

押見修造の同名コミックを「幼な子われらに生まれ」の南沙良&「三度目の殺人」の蒔田彩珠のダブル主演で映画化した青春映画。上手く話すことができず、周囲と馴染めない高校1年生の大島志乃は、親しくなった同級生の岡崎加代からバンドに誘われるが……。共演は「イノセント15」の萩原利久。監督の湯浅弘章(『増山超能力師事務所』)は、本作が長編劇場用映画デビュー作。「百円の恋」の足立紳が脚本を担当。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    上野昴志

    南沙良演じる志乃は吃音で、他人を前にすると名前を言えないが、心を開いた相手とだったら、歌もよどみなく歌える。一方、蒔田彩珠扮する岡崎は、ミュージシャンを目指しながらも、歌は音程が外れてしまう。そんな二人が、勇気を出して橋の上で歌うシーンがいい。そこに、コンプレックスから道化を演じる菊地(萩原利久)が介入したことで、志乃と岡崎の繋がりも壊れていくという展開も自然。そして何よりもいいのは、結末部分をなす学園祭で、ありがちな復活劇にしなかった点だ。

  • 映画評論家

    上島春彦

    ハッピーエンドだが、もっとストレートなハッピーエンドでも良かったのに、と思った。このへんが評価の分かれ目だろう。それぞれに弱点のある二人が一緒に文化祭ライブを目指す。結成されるのはアコギ系デュオ。懐かしめのフォークも出てきて私みたいな者にはそっちの方が嬉しかったりする。それで問題のライブだがネタバレ厳禁の法則故に詳しく書けない。ただしクライマックスが二つある不思議な作り。弱点も二つあるわけだからそうなんだよな、と納得する。来年は三人でやろうね。

  • 映画評論家

    吉田伊知郎

    吃音症とコンプレックスを抱える同級生が意気投合して音楽を始めるありきたりな話かと思いきや、『金閣寺』の主人公と同じく幸福の象徴を壊しにかかるのが良い。「リンダリンダリンダ」でライブをしないで終わる構想があったようだが形を変えて実現したと言うべきか。主人公も友人も鬱屈や卑屈さが無く、教師たちの無神経さも類型的。美しい背景と光線を映えさせた画面は綺麗とは思うもののそこに依拠し過ぎではないか。吃音を描くといっても対話のリズムは緩急をつけられるはず。

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」のストーリー

高校1年生の大島志乃(南沙良)は、上手く言葉を話すことができず、周囲と馴染めないでいた。そんな時、ひょんなことから校舎裏で出会った同級生の岡崎加代(蒔田彩珠)と一緒に過ごすようになる。人と距離を置き、卑屈になりがちな志乃だったが、加代からバンドを組まないかと誘われたことをきっかけに、少しずつ変わり始める。2人で過ごす夏休み。平穏に過ぎると思っていた志乃だが、自分をからかった同級生の男子、菊地が強引に参加することになり……。

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」のスペック

基本情報
ジャンル 青春 ドラマ
製作国 日本
製作年 2017
公開年月日 2018年7月14日
上映時間 110分
製作会社 「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会(日本出版販売=カルチュア・エンタテインメント=東北新社=ベンチャーバンク)(制作プロダクション:東北新社)
配給 ビターズ・エンド
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト http://www.bitters.co.jp/shinochan/
コピーライト (C)押見修造/太田出版 (C)2017「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」のみんなのレビュー

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/3

ダリル・ハンナ(1960)

ブレードランナー ファイナル・カット

近未来のロサンゼルスを舞台に殺人を犯し逃亡するレプリカントとそれを追う捜査官を描いたSF大作「ブレードランナー」の製作25周年を記念し、リドリー・スコット監督が自身の手で2度目の再編集を行った作品。出演は「スター・ウォーズ」「ファイヤー・ウォール」のハリソン・フォード、「ナイト・ホークス」「バットマン ビギンス」のルドガー・ハウアー、「アパッチ」のショーン・ヤングほか。

娼婦たち

世界最古の職業、「娼婦」の実態を、彼女たちへのインタビューやプライベート映像、ドラマなどで構成した作品。スペインでベストセラーとなったイザベル・ピサノの小説『YO PUTA』をベースに、女性監督ルナが映像化した。出演はダリル・ハンナ、デニース・リチャーズ。
ジュリアン・ムーア(1960)

ベル・カント とらわれのアリア

在ペルー日本大使公邸占拠事件から着想を得たアン・パチェットの小説を、「アバウト・ア・ボーイ」のポール・ワイツ監督が映画化。オペラ歌手のコンサートを催す南米某国副大統領邸をテロリストが占拠。やがてテロリストと人質との間に思わぬ交流が生まれる。高名故に人質として捕らわれる世界的オペラ歌手ロクサーヌ・コスを「アリスのままで」でアカデミー賞主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーアが、実業家のホソカワを「GODZILLA ゴジラ」シリーズの渡辺謙が、通訳のゲンを「自由が丘で」の加瀬亮が演じる。また、グラミー賞を受賞したオペラ界のスター歌手ルネ・フレミングが歌の吹替を担当している。

サバービコン 仮面を被った街

ジョージ・クルーニーが監督を務め、コーエン兄弟の脚本を映画化。新興住宅街サバービコン。ロッジ家に強盗が侵入したことを機に、幼い息子ニッキーの運命は思わぬ方向へと突き進む。一方、新たな住人となった黒人家族の存在が、街の暗い一面を焙り出す……。出演は「ダウンサイズ」のマット・デイモン、「キングスマン:ゴールデン・サークル」のジュリアン・ムーア、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のオスカー・アイザック。

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