こどもしょくどう

こどもしょくどう
上映日
2019年3月23日

製作国
日本

上映時間
93分

ジャンル
社会派 ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
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ここが見どころ

「爆心 長崎の空」の日向寺太郎監督が、子ども食堂を題材に、現代社会の貧困問題を子どもの目線から捉えた人間ドラマ。食堂を営む家族と暮らすユウトと母親に放置されているのを心配されユウトの家によく招かれるタカシは、父親と車上生活する姉妹と出会う。満足な食事をとることのできない子どもたちの拠り所であり、地域の新たなコミュニティの場として全国各地に広がりつつある子ども食堂の背景にある社会状況を描く。「百円の恋」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳が脚本に参加。出演は「ひまわりと子犬の7日間」の藤本哉汰、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の鈴木梨央ほか。

映画専門家レビュー

  • 評論家

    上野昴志

    子ども食堂というと、NPOなどが営む、家庭で食事が摂れない子どもに食事を提供する場を指すが、本作は、そうでなく、食堂を経営している家の子が、まずは友だちを、ついで、親に放置された姉妹を、実家に連れてきて食事をさせるという、あくまでも子どもが主体の、自然発生的な関係として描いているのが、新鮮だった。とくに、姉妹が寝泊まりしている車が、悪戯半分で壊され、父親が姿を消すあたり、ことさら強調しない表現が逆に、現在、子どもが置かれている状況を感受させて良かった。

  • 映画評論家

    上島春彦

    いじめ描写がある映画は嫌いだが、これは例外。ヒンコンとあだ名のついた子供を少年野球のチームメイトがいじめぬく。この普通の連中の悪意が何より怖い。主人公は「見て見ぬふりをする」姑息な子供ではあるが、良いところもある。少なくとも、いじめに加担しない。また、彼よりさらに悲惨な境遇の姉妹を何とか救おうとする。物語の中核はヒンコンへの贖罪もはらんでいると分かる。少女の回想するかつての家族の平和ぶりがかえって奇妙な印象あり。虹色の雲って本当にあったのかな。

  • 映画評論家

    吉田伊知郎

    こどもの世界に焦点を絞ることで表題の食堂が生まれた背景を描く。百戦錬磨の子役を揃えつつ抑制された演技を引き出しているのが見事だが、是枝裕和的なドキュメンタリータッチと、作りこまれたドラマの混在が効果的とは思えず。むしろドラマを盛り込んでも、この子役たちなら過剰にならずに演じる力量があったのではないかと思ってしまう。近年抜群の安定感を誇る常盤貴子が絶品。メインだと大仰になる吉岡秀隆が脇で抑えると、こんなにも魅力的に映るのかという驚きもあり。

みんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2019年3月18日に投稿
    96
    • 感動的な
    • 親子で楽しめそう

    ネタバレ

「こどもしょくどう」のストーリー

食堂を営む両親と妹に囲まれ健やかに過ごす小学5年生の高野ユウト(藤本哉汰)。一方、母子家庭であるタカシは、母がわずかなお金を置いたまま家にほとんど戻らず、育児放棄されている。ユウトの両親はそんなタカシを心配してよく夕食を振舞っていた。ある日、河原で父親と車中生活をしているミチル(鈴木梨央)とヒカルの姉妹と出会い、ユウトは彼女たちを哀れみ、タカシは仲間意識と少しの優越感を抱く。ユウトは姉妹を見かね、両親に二人にも食事を出してほしいと願い出る。妹のヒカルは久しぶりの温かいご飯に喜ぶものの、姉のミチルはどことなく他人を拒絶している様子だった。数日後、ミチルとヒカルの父親が失踪。これまでユウトは面倒なことを避けようとする事なかれ主義だったが、行き場のない姉妹とともにある行動に出る。

「こどもしょくどう」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「こどもしょくどう」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派 ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2019年3月23日
上映時間 93分
製作会社 パル企画=コピーライツファクトリー=バップ
配給 パル企画
レイティング 一般映画
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://kodomoshokudo.pal-ep.com
コピーライト (C)2018「こどもしょくどう」製作委員会

「こどもしょくどう」のみんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2019年3月18日に投稿
    96
    • 感動的な
    • 親子で楽しめそう

    ネタバレ

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 1/21

永田雅一(1906)

地獄門 デジタル復元版

第7回カンヌ国際映画祭グランプリ、第27回アカデミー賞最優秀外国語映画賞、衣装デザイン賞を受賞した大映の第一回天然色映画「地獄門」のデジタル復元版。撮影助手として本作に関わった森田富士郎氏の監修の元、オリジナル・ネガより三色分解したマスター・ポジなどを素材に当時の色彩を復元している。東京国立近代美術館・フィルムセンターと角川映画の共同事業。2011年5月2日NHK・BSプレミアムで放映。2012年4月28日、東京・京橋フィルムセンターにて特別上映。

日蓮

古代王朝から新興武士へと政権が移りつつあった承久四年(一二二二年)に生まれた日蓮の、言語を絶する迫害をはねのけての布教活動の生涯を描く。原作は川口松太郎、脚本監督は、「遺書 白い少女」の中村登、撮影は「俺は田舎のプレスリー」の竹村博がそれぞれ担当している。
神尾楓珠(1999)

裏アカ

TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2015準グランプリを受賞した人間ドラマ。どこか満たされない真知子は、SNSの裏アカウントを作り際どい写真を投稿。思わぬ反響に快感を覚える中、フォロワーの一人ゆーとと一度限りの関係を持つが、彼に惹かれてしまい……。木村大作、降旗康男、原田眞人、成島出といった監督のもとで助監督を務めてきた加藤卓哉が本作で監督デビュー。やり場のない気持ちを抱えSNSの裏アカウントにハマっていく伊藤真知子を「火口のふたり」の瀧内公美が、表の顔と裏の顔を使い分ける年下の男をドラマ『左ききのエレン』に主演した神尾楓珠が演じる。2020年6月12日より公開延期。

樹海村 じゅかいむら

NEW今日命日の映画人 1/21

セシル・B・デミル(1959)

クレオパトラ(1934)

セシル・B・デミルが「新世紀」「恐怖の四人」に次いで監督製作した映画で、「喇叭は響く」「恐怖の四人」の脚色者バートレット・コーマックが史実に取材して組立てた物語で「路傍」「夜毎来る女」のヴィンセント・ローレンスと「坊やはお休み」「暴君ネロ(1932)」のウォルデマー・ヤングが共同脚色したもの。主役は「暴君ネロ(1932)」「或夜の出来事」のクローデット・コルベールが勤め、「一日だけの淑女」のウォーレン・ウィリアム、英国劇壇から招聘されたヘンリー・ウィルコクスンが共演するほか、「絢爛たる殺人」のガートルード・マイケル、「薫る河風」のジョセフ・シルドクラウト「クリスチナ女王」のアイアン・キース及びC・オーブリー・スミス、「妾は天使じゃない」のアーヴィング・ピチェル等が助演している。撮影は「生活の設計」「恋の凱歌」のヴィクター・ミルナーの担当である。

十戒(1957)

1923年、今回と同様セシル・B・デミルが監督した「十誡(1923)」の再映画化で、製作費1350万ドルを費やしたというスペクタクル宗教史劇、イーニアス・マッケンジー、ジェン・L・ラスキー・ジュニア、ジャック・ガリス、フレドリック・M・フランクの4人が脚本を書き、「胸に輝く星」のロイヤル・グリグスが撮影監督をつとめた。特殊撮影を受け持ったジョン・P・フルトンは1957年度アカデミー賞を受賞した。音楽は「最前線」のエルマー・バーンスタイン。主演は「三人のあらくれ者」のチャールトン・ヘストン、アン・バクスター、「追想」のユル・ブリンナー、「地獄の埠頭」のエドワード・G・ロビンソン、「勇者カイヤム」のデブラ・パジェット、そのほか「裸の天使」のジョン・デレク、「重役室」のニナ・フォック、「南部の反逆者」のイヴォンヌ・デ・カーロ、「放浪の王者(1956)」のサー・セドリック・ハードウィック、「サヨナラ」のマーサ・スコット。231分版もあり。