ある決闘 セントヘレナの掟

あるけっとうせんとへれなのおきて THE DUEL
上映日
2017年6月10日

製作国
アメリカ

上映時間
110分

ジャンル
西部劇 アクション サスペンス・ミステリー ドラマ

ここが見どころ

ウディ・ハレルソンとリアム・ヘムズワースが「ハンガー・ゲーム」シリーズに続き共演した西部劇。メキシコ国境の川に死体が多数あがり、川上の町に調査に向かったテキサス・レンジャーのデヴィッドは、町を掌握する説教師エイブラハムと因縁の再会を果たす。映画化されていない優秀な脚本を選ぶザ・ブラックリストに2009年に挙げられた脚本をもとに、「赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター」など俳優としても活躍するキーラン・ダーシー=スミスがメガホンを取り、アメリカの闇を映し出す。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    篠儀直子

    まさに『闇の奥』、というよりも「地獄の黙示録」的な導入部(ただしカーツ大佐はとっとと登場する)のあと、何が謎なのかもわからないがとにかく謎めいている展開がもやもやと続き、もしや途方もなく深遠な哲学的主題を扱っている映画なのではと思わされるけれど、やがて明かされる陰惨な真相は、それほど意外でもなければ深くもない。米国とメキシコの国境や、福音主義と白人至上主義との結びつきが、米国でものを創る人々の想像力をいかにかきたてているかがわかるのも興味深い点。

  • 映画評論家

    内藤誠

    全体が謎めいた重苦しい空気感の西部劇。脚本家のマット・クックが「地獄の黙示録」と同じく、コンラッドの『闇の奥』にヒントを得ているからで、テキサス・レンジャー役のリアム・ヘムズワースよりも悪の力によってリオ・グランデ川沿いの町を支配するウディ・ハレルソンに目がいってしまう。彼もまた頭を剃り、ブランドを意識した演技。妖しい呪術によって町の住民たちを操作していく。ヘムズワースのメキシコ人の妻アリシー・ブラガまでもがひきこまれていくのが見ていて怖い。

  • 映画評論家

    平田裕介

    「地獄の黙示録」か『闇の奥』、またはカルト教団〝人民寺院〟を下敷きにしたウエスタンといった感じ。なんだか静謐で深遠なトーンで貫かれているが、主人公と狂信的リーダーとの因縁、潜入捜査、メキシコ人迫害といった要素を放り込んで飽きないようにはなっている。剃り落とした両眉の代わりに刺青を施すなど、狂信者に扮したW・ハレルソンはやりすぎの気もするがなにかと持っていくのは確か。余計なBGMなど一切入れない、ライフルによる狙撃戦が展開するクライマックスに激燃え。

「ある決闘 セントヘレナの掟」のストーリー

1880年代。メキシコとの国境を流れるリオ・グランデ川に何十もの死体があがり、テキサス・レンジャーのデヴィッド(リアム・ヘムズワース)は事件調査のため川上の町に向かう。その町では、説教師エイブラハム(ウディ・ハレルソン)が奇跡を見せて人々の心を掌握していた。エイブラハムとの因縁の再会を果たしたデヴィッドが目撃した真相とは……。

「ある決闘 セントヘレナの掟」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ある決闘 セントヘレナの掟」のスペック

基本情報
ジャンル 西部劇 アクション サスペンス・ミステリー ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2016
公開年月日 2017年6月10日
上映時間 110分
配給 クロックワークス=東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
レイティング PG-12
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト http://arukettou.com/
コピーライト (C)MISSISSIPPIX STUDIOS, LLC 2015

「ある決闘 セントヘレナの掟」のみんなのレビュー

「ある決闘 セントヘレナの掟」のレビューを書く

「ある決闘 セントヘレナの掟」の多彩なBlu-ray/DVD