永遠のヨギー ヨガをめぐる奇跡の旅

えいえんのよぎーよがをめぐるきせきのたび AWAKE: THE LIFE OF YOGANANDA
上映日
2016年4月30日

製作国
アメリカ

上映時間
87分

ジャンル
伝記

ここが見どころ

1920年代のアメリカにヨガと瞑想を広めた伝道師パラマハンサ・ヨガナンダに関するドキュメンタリー。ヨガナンダの貴重な映像をはじめ、ジョージ・ハリスンやスティーブ・ジョブズなど多数の著名人の証言や逸話を通して、彼の生涯と教えに迫る。イルミネート映画祭観客賞、マウイ映画祭スピリット・イン・シネマ賞受賞。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    篠儀直子

    スピリチュアルの宣伝映画かと思ったら、記録映像(その多さも驚き!)や再現映像、現代のヨガ・シーンをとらえた映像、様々な人々へのインタビュー映像を、自在に行き来する語り口の意外性と流麗さに意表を突かれ、相当面白く見入ってしまった。量子物理学や神経科学と共鳴していると評する人もいる教えを説き、米国内の偏見と向き合い、ガンジーと交流し、啞然とするほど見事な死に方をした男の人生が面白くないはずはなく、彼の教えがなぜ欧米で受け入れられたのかも示唆される。

  • 映画評論家

    平田裕介

    ヨガナンダが体験する数々の奇跡をめぐるエピソード、ヨガが心と身体にもたらす効用みたいなものにはピンと来ず。それよりも、通信教育の走りともいえる郵便を使った伝導、イエスを避けずにヒンドゥーの神々と共に崇める姿勢、物質主義が極まって人々が精神的な拠り所を求めていた20年代アメリカという市場照準と、彼とグルたちのとんでもない商才に驚かされ、興味津々となった。アメリカでなにかを売りたい、なにかを広めたい輩にはヒント満載となるドキュメントではなかろうか。

  • 映画評論家

    山口剛

    1920年代にヨガ、瞑想の奥義を西洋に伝えたヨガナンダの伝記ドキュメント。ヨガナンダの映像はすべてライブラリー・フィルムなので少ない材料で伝記映画を作った苦労はうかがえるが、彼の生涯の概略をなぞっただけで、彼の説く教義、思想の深奥がどんなものかはほとんど語られていない。何が当時の西洋人を魅了し、今もなおスティーヴ・ジョブズやジョージ・ハリスンを惹きつけたかを知りたくなる。東洋思想や瞑想の世界に関心を持つ契機をあたえてくれる映画ではある。

「永遠のヨギー ヨガをめぐる奇跡の旅」のストーリー

1920年代にヨガと瞑想の奥義を西洋に伝えたヒンズー教スワミ(導師)・パラマハンサ・ヨガナンダの著書『あるヨギの自叙伝』は、これまで世界中で何百万部と売れ続け、真理を追求する人々や哲学者、ヨガに熱心な人々の座右の書となった精神世界の教典である。スティーブ・ジョブズ氏のiPadに唯一ダウンロードされていた本として知られており、ジョブズ氏の追悼式では800冊が重要な参列者に配布された。また、東洋神秘主義への入り口として、ジョージ・ハリスンやラッセル・シモンズほか、多くのヨガ修練者たちの教典となったことでも知られている。本書でヨガナンダ自身の悟りへの探求を個人的な体験として著し、修行の道程における苦闘を分かち合ったことで、太古からの教えは現代の読者にも開かれたものとして伝えられたのだ。今でも、瞑想を追求する探求者の指南書として人々を魅了し続けている。この映画は、ヨガナンダに関する資料に基づき創作されたストーリーを中心としながらも、従来の伝記映画とは別次元のスケールで、西洋から東洋、新旧におけるヨガの世界を網羅している。インタビュー形式で綴られた映像や暗喩的表現、再現シーン等で、インドの聖地から最先端の物理学研究室を擁するハーバード神学大学院へ、そしてペンシルベニア大学の精神科学研究所からカリフォルニア州カールスバッドのチョプラ・センター(アーユルヴェーダ基盤のウェルネスセンター)へと導き、魂の巡る旅路を追体験する。

「永遠のヨギー ヨガをめぐる奇跡の旅」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「永遠のヨギー ヨガをめぐる奇跡の旅」のスペック

基本情報
ジャンル 伝記
製作国 アメリカ
製作年 2014
公開年月日 2016年4月30日
上映時間 87分
配給 ブロードウェイ(配給協力:コピアポア・フィルム)
レイティング
カラー/サイズ カラー
公式サイト http://yogi-movie.com/
コピーライト (C)2015 Self-Realization Fellowship,All rights reserved. Photo courtesy of Self-Realization Fellowship, Los Angeles, California, U.S.A.

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 1/21

永田雅一(1906)

地獄門 デジタル復元版

第7回カンヌ国際映画祭グランプリ、第27回アカデミー賞最優秀外国語映画賞、衣装デザイン賞を受賞した大映の第一回天然色映画「地獄門」のデジタル復元版。撮影助手として本作に関わった森田富士郎氏の監修の元、オリジナル・ネガより三色分解したマスター・ポジなどを素材に当時の色彩を復元している。東京国立近代美術館・フィルムセンターと角川映画の共同事業。2011年5月2日NHK・BSプレミアムで放映。2012年4月28日、東京・京橋フィルムセンターにて特別上映。

日蓮

古代王朝から新興武士へと政権が移りつつあった承久四年(一二二二年)に生まれた日蓮の、言語を絶する迫害をはねのけての布教活動の生涯を描く。原作は川口松太郎、脚本監督は、「遺書 白い少女」の中村登、撮影は「俺は田舎のプレスリー」の竹村博がそれぞれ担当している。
神尾楓珠(1999)

親密な他人

彼女が好きなものは

浅原ナオトの小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』を映画化。ゲイであることを隠しながら高校生活を送る安藤純と、BL好きを隠しているクラスメイトの三浦紗枝。書店で鉢合わせたことから急接近する2人だったが、ある日、純は紗枝から告白され……。出演は「私がモテてどうすんだ」の神尾楓珠、「ジオラマボーイ・パノラマガール」の山田杏奈。監督は「にがくてあまい」の草野翔吾。

NEW今日命日の映画人 1/21

セシル・B・デミル(1959)

クレオパトラ(1934)

セシル・B・デミルが「新世紀」「恐怖の四人」に次いで監督製作した映画で、「喇叭は響く」「恐怖の四人」の脚色者バートレット・コーマックが史実に取材して組立てた物語で「路傍」「夜毎来る女」のヴィンセント・ローレンスと「坊やはお休み」「暴君ネロ(1932)」のウォルデマー・ヤングが共同脚色したもの。主役は「暴君ネロ(1932)」「或夜の出来事」のクローデット・コルベールが勤め、「一日だけの淑女」のウォーレン・ウィリアム、英国劇壇から招聘されたヘンリー・ウィルコクスンが共演するほか、「絢爛たる殺人」のガートルード・マイケル、「薫る河風」のジョセフ・シルドクラウト「クリスチナ女王」のアイアン・キース及びC・オーブリー・スミス、「妾は天使じゃない」のアーヴィング・ピチェル等が助演している。撮影は「生活の設計」「恋の凱歌」のヴィクター・ミルナーの担当である。

十戒(1957)

1923年、今回と同様セシル・B・デミルが監督した「十誡(1923)」の再映画化で、製作費1350万ドルを費やしたというスペクタクル宗教史劇、イーニアス・マッケンジー、ジェン・L・ラスキー・ジュニア、ジャック・ガリス、フレドリック・M・フランクの4人が脚本を書き、「胸に輝く星」のロイヤル・グリグスが撮影監督をつとめた。特殊撮影を受け持ったジョン・P・フルトンは1957年度アカデミー賞を受賞した。音楽は「最前線」のエルマー・バーンスタイン。主演は「三人のあらくれ者」のチャールトン・ヘストン、アン・バクスター、「追想」のユル・ブリンナー、「地獄の埠頭」のエドワード・G・ロビンソン、「勇者カイヤム」のデブラ・パジェット、そのほか「裸の天使」のジョン・デレク、「重役室」のニナ・フォック、「南部の反逆者」のイヴォンヌ・デ・カーロ、「放浪の王者(1956)」のサー・セドリック・ハードウィック、「サヨナラ」のマーサ・スコット。231分版もあり。

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