砂上の法廷

さじょうのほうてい THE WHOLE TRUTH
上映日
2016年3月25日

製作国
アメリカ

上映時間
94分

ジャンル
サスペンス・ミステリー ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

初監督作「フローズン・リバー」が高評価を受けたコートニー・ハントが、キアヌ・リーヴスとタッグを組んだ法廷ミステリー。ある殺人事件の被告となった少年の裁判の過程で、証人たちの嘘に覆い隠された意外な真実が明らかになってゆく。共演は「コールド マウンテン」のレニー・ゼルウィガー。エリア・カザンの息子で「悪魔を憐れむ歌」などを手掛けたニコラス・カザンが脚本を担当。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    篠儀直子

    思わず「何ですと!?」と言いそうになった結末には賛否両論出そうだが、アメリカ映画の法廷物はそもそもテッパンとはいえ、複数回ある衝撃の展開で、毎回必ず大きな衝撃を与える演出はかなり巧み。面白さのポイントは、映画の開始と終了を裁判のそれと一致させていることと、被告となる少年を、法律の知識と観察眼を有する明敏な秀才に設定したこと。当初主役にはダニエル・クレイグが予定されていたらしいが、キアヌが演じたことで作品の色合いがどう変わったかを考えるのも一興かと。

  • 映画評論家

    平田裕介

    人種や貧困という問題を、スリリリング極まりない犯罪劇へと落とし込んだ「フローズン・リバー」。その監督の第2作、しかも彼女自身も弁護士資格を保有。ゆえに期待が高まったが、なんとも陳腐な出来栄え。真実を追わずに無罪を作り上げる米法曹界の実情を抉ろうとしているのは伝わるが、なんとなくわかってしまう真犯人、安っぽいメロドラマな真相、これ見よがしに映す〝正義の女神〟像と、決定的な証拠が出てこぬ物語に反してダメな要素が続々と突き出されて萎えたまま閉廷する。

  • 映画評論家

    山口剛

    ネタバレを気にする風潮が映画の観客や言説を衰弱させているという説が最近ある。良い映画はネタバレ如きで価値をなくさないと言うわけだ。基本的に賛成だが例外もある。ヒッチコックの「サイコ」、ワイルダーの「情婦」、クルーゾーの「悪魔のような女」のような結末の意外性に賭けた作品だ。本作もその一つ。最後まで意外な結末を期待して面白く観た。脚本は一寸ズルイところがあり、結末の詰めがいささか甘いが、良くできている。ミステリーファン必見。ネタバレを読まないで観て欲しい!

みんなのレビュー

「砂上の法廷」のストーリー

巨額の資産を持つ大物弁護士が自宅で殺害される事件が発生。容疑者として逮捕されたのは、被害者の17歳の息子だった。拘留後、完全黙秘を続ける少年の弁護を引き受けたのは、敏腕弁護士ラムゼイ(キアヌ・リーヴス)。何も語ろうとしない被告人をよそに、開廷された裁判では多くの証人から少年の有罪を裏付ける証言が飛び出す。だが、その証言のわずかな綻びから、ラムゼイは証人たちの嘘を見破る。有罪確定に見えた裁判の流れが変わり始めた矢先、沈黙を破って衝撃の告白を始める被告の少年。彼の言葉は果たして真実なのか?そして、真犯人は別に存在するのか……?

「砂上の法廷」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「砂上の法廷」のスペック

基本情報
ジャンル サスペンス・ミステリー ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2016
公開年月日 2016年3月25日
上映時間 94分
配給 ギャガ
レイティング PG-12
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト http://gaga.ne.jp/sajou/
コピーライト (C)2015 WHOLE TRUTH PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

「砂上の法廷」のみんなのレビュー


映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 7/31

イ・ジョンヒョク(1974)

ラブ・アゲイン 2度目のプロポーズ

「探偵なふたり」のクォン・サンウ主演によるラブコメディ。“離婚式”を経て、夢にまで見たシングルライフを満喫するヒョヌ。だが、6か月ぶりに元妻ソニョンと再会、第二の結婚のような危険な生活が始まった。そんななか、旧友で恋愛音痴のサンチョルが現れ……。共演は『パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン』のイ・ジョンヒョン、「お料理帖 息子に遺す記憶のレシピ」のイ・ジョンヒョク。監督は『用意周到ミス・シン』のパク・ヨンジプ。

お料理帖 息子に遺す記憶のレシピ

母親が遺した一冊の料理帖から浮かび上がる、家族への複雑な想いと愛情を映し出すヒューマンドラマ。惣菜屋を経営するエランと、非常勤講師の息子ギュヒョンとは冷ややかな親子関係が続いていた。そんなある日、突如エランにアルツハイマー病の兆候が現れ……。出演は「美しき野獣」のイ・ジュシル、「飛べない鳥と優しいキツネ」のイ・ジョンヒョク。監督は「犬どろぼう完全計画」のキム・ソンホ。『京都国際映画祭2018』、第31回東京国際映画祭提携企画『コリアン・シネマ・ウィーク2018』にて「母のノート」のタイトルで上映。
マイケル・ビーン(1956)

フルリベンジ

2012年ファンタジア国際映画祭で上映されたチリ映画を、「ターミネーター」のマイケル・ビーン製作・主演でリメイクしたバイオレンス。父親に虐待されて育った姉妹による復讐劇。監督は、チリ版も手掛けたパトリシオ・ヴァラダレス。出演は、ドラマ『NIP/TUCK ハリウッド整形外科医』のジャニーン・カスパー、「マチェーテ」のエレクトラ・アヴェラン。『未体験ゾーンの映画たち2016』で上映。

エイリアン2 完全版

シガーニー・ウィーバー主演のSFホラー第2作。1986年公開時のものに、ジェームス・キャメロン監督自ら未公開シーンを加え再編集した。

NEW今日命日の映画人 7/31

ジャンヌ・モロー(2017)

天使の入江

人生に潜む冷淡で皮肉な側面を見つめたジャック・ドゥミ監督の長編第2作。パリで銀行員として働くジャンは、初めて訪れたカジノで大金を得る。以来、ギャンブルに取り憑かれた彼は、ブロンド女性・ジャッキーと意気投合し、共にのめり込んでいく。WOWOWにて放映後、アンスティチュ・フランセ東京で開催された特集企画『ジャック・ドゥミ、映画の夢』にて上映(上映日:2014年9月20日)。2017年7月22日より特集企画『ドゥミとヴァルダ、幸福についての5つの物語』にて劇場上映。【スタッフ&キャスト】監督・脚本・台詞:ジャック・ドゥミ 撮影:ジャン・ラビエ 音楽:ミシェル・ルグラン 編集:アンヌ=マリー・コトレ 出演:ジャンヌ・モロー/クロード・マン/アンリ・ナシエ/ポール・ゲール

家族の灯り

ポルトガルの作家ラウル・ブランダンの戯曲を基に「ブロンド少女は過激に美しく」のマノエル・デ・オリヴェイラ監督が映画化。小さな港町を舞台に、失踪した息子の帰りを待ちわびる父と母、妻の姿を描く。出演は「楽園からの旅人」のマイケル・ロンズデール、「ブーベの恋人」のクラウディア・カルディナーレ、「突然炎のごとく」のジャンヌ・モロー、「永遠の語らい」のレオノール・シルヴェイラ、「ブロンド少女は過激に美しく」のリカルド・トレパ、「ノン、あるいは支配の空しい栄光」のルイス・ミゲル・シントラ。