ここが見どころ
実在したシェリフ、ビュフォード・パッサー(1938~74年)をモデルに、悪と戦う不屈の勇気を描く。製作・脚本はモート・ブリスキン、監督は「サイレンサー 沈黙部隊」のフィル・カールソン、撮影はジャック・マータ、音楽はウォルター・シャーフが各々担当。出演はジョー・ドン・ベイカー、エリザベス・ハートマン、レイフ・ギャレット、ジーン・エヴァンス、ローズマリー・マーフィー、ノア・ビアリーなど日本語版監修は和田真知子。テクニカラー、ビスタサイズ。1973年作品。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「ウォーキング・トール」のレビューを書く
「ウォーキング・トール」のストーリー
プロレスラーの不安定な生活に見切りをつけたビュフォード(ジョー・ドン・ベイカー)は、妻ボーリン(エリザベス・ハートマン)と長男マイク(レイフ・ギャレット)を連れて故郷のテネシーに帰ってきた。ある日、幼なじみのルーティにさそわれ、町はずれのバー“ラッキー・スポット”へ行った。ビュフォードはルーティがいかさま博打にひっかかっているのに黙っていられず、大乱闘が始まった。だが多勢に無勢、打ちのめされて草むらに捨てられた。煮えきらない保安官ターマン(ジーン・エヴァンス)の態度が、ビュフォードに何かを決心させた。保安官選挙に立候補するといい出した夫に、ボーリンは気をもんだ。選挙が近づくと、ターマンはスピード違反の名目でビュフォードを捕らえようとしたが、運転を誤り、死んだ。保安官に当選したビュフォードの初仕事は密造酒の摘発で、“ラッキー・スポット”一味の本拠地に棍棒一本の丸腰で乗り込んだ。彼の捜査に、一味の報復もエスカレートし、殺し屋が家でくつろぐ彼を狙った。一味のボス格のコーリーは執拗にビュフォードの命をつけ狙った。ある日、密造所があるという密告があり、ボーリンを連れてパトカーで出かけたが、途中で待ち構えていた一味のために妻は殺され、彼も瀕死の重傷を負った。病院は重苦しい空気に包まれた。一人の男の死はこの町の正義が死ぬことだと、つめかけた町民たちは思った。そのとき、長男のマイクが自分の背より高いライフルを握りしめて現われた。その後姿は、この戦いがまだ終わっていないことを物語っていた。(MGM映画=松竹・富士共同配給1時間43分)
「ウォーキング・トール」のスペック
「ウォーキング・トール」のみんなのレビュー
「ウォーキング・トール」のレビューを書く映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日命日の映画人 3/4
- 西沢信孝(2015)
-
蓮如物語
親鸞上人の直系として、本願寺に生まれた室町時代の高僧・蓮如の生涯を綴って伝記アニメーション。監督は葛西治。五木寛之の児童小説を、「極道の妻たち 決着」の監督・中島貞夫が脚色。撮影を「たまごっち ホントのはなし」の武井利晴が担当している。声の出演に「流れ板七人」の松方弘樹。文部省選定、優秀映画鑑賞会推薦作品。 -
地獄先生ぬーべー 恐怖の夏休み!!妖しの海の伝説!
恐ろしい伝説の残る島を舞台に、お馴染みぬ~べ~とその教え子たちが繰り広げる愛と友情の闘いを描いたアニメーションの第3弾。監督は劇場版第1作を手掛けた志水淳児。真倉翔と岡野剛による『週刊少年ジャンプ』連載の人気コミックをもとに、「地獄堂霊界通信」の菅良幸が脚本を執筆している。“'97夏・東映アニメフェア”の中の1本として公開された。