- 手に汗握る
- 感動的な
- 怖い
- おしゃれな
- 泣ける
- 可愛い
- 笑える
- 重厚感のある
- かっこいい
- ほのぼのとした
- セクシーな
- スカッとする
- 親子で楽しめそう
- 考えさせられる
ここが見どころ
型破りな女刑事の捜査を描く人気ドラマの劇場版第3弾でシリーズ完結編。国家の闇に迫る彼女を、絶体絶命のピンチが襲う。出演は、「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」の篠原涼子、「クローバー」の永山絢斗、「ジヌよさらば かむろば村へ」の阿部サダヲ。監督・脚本は、「K-20 怪人二十面相・伝」の佐藤嗣麻子。
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映画専門家レビュー
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映画評論家
上島春彦
「S」は日本という国家に対しそれなりに信頼を置いている。一方こちらの闇の組織は警察と検察と裁判所がよってたかって善人を食い物にしている、という一種の妄想で出来ており、その被害者が例えば永山絢斗のお父さん。篠原が今回は彼の復讐劇に加担する。永山は別に瑛太の関係者という設定ではない。闇、闇って言うけどこんなに分かりやすい闇はない。彼女の味方に見えた人はだいたい「実は敵」という作り。ただ、私はこのシリーズを見たことがないが質は高そう。まとめて見よう。
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映画評論家
北川れい子
ロングヘアーにロングコート、ヒールの音を響かせて事件現場に現われる捜査一課のヒロインって、どうなの? 彼女の頭髪が落ちないか、コートの裾で証拠物件を飛ばさないか、事件よりそっちの方が気になる。ま、こういうキャラが売りの人気ドラマ、映画だと分かっていても、高ピシャなもの言いといい、プロとして未成熟な匂いがプンプン、本気で観るのはアホらしい。しかも描かれるのが権力側の裏切り合戦、世間のコトなど知ったこっちゃないってか。シリーズが終って、ホッ。
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映画評論家
モルモット吉田
TVシリーズと映画版を歯抜けで観ていた筆者を含め、完全に未見でも分かる作りにしつつシリーズの流れを集約させた巧みな作劇でTVと映画の中間を狙った理想的な〈the movie〉。両者に精通する佐藤嗣麻子ならでは。後はキャラが磨かれた篠原を惚れぼれと眺めれば良い。TVから映画に持ち込むと陥りがちな無駄な配役に振り回されることなく、各々に不可欠な役割を持たせている。ただ、〈裏切り〉のインフレ化が進みすぎて今までやってきたことは何だったのかという思いにも。
「アンフェア the end」のストーリー
ネイルガン殺人事件から4年が経ち、元夫の命と引き換えに国家を裏で操る秘密組織の機密データを手に入れた雪平夏見(篠原涼子)は、最も効果的な反撃の方法を探していた。そんななか、転落死体が発見される。現場で雪平が見つけたのは、10年前の推理小説事件から始まる一連の事件で使用されたものと同一の1枚の栞だった。そこには、“アンフェアなのは誰か?”と書かれていた。そして、転落死体は前作の黒幕・村上克明検事だった。村上殺しの容疑者として警察に拘束されている津島は、「権力組織の闇を暴くために、協力してほしい」と雪平に懇願する。国家の闇を暴き、父の死の真相にたどり着こうとする雪平に、絶体絶命のピンチが訪れる……。
「アンフェア the end」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2015年9月5日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | 関西テレビ放送 フジテレビジョン ジャパン・ミュージックエンターテインメント 東宝 共同テレビジョン |
配給 | 東宝 |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://unfair-the-end.jp/index.html |
コピーライト | (C)2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン |
映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 1/27
- 小山明子(1935)
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インターミッション
取り壊しが決まった名画座・銀座シネパトスを舞台に、映画の休憩時間に交わされる会話劇によるブラックコメディ。本作のために、映画を愛する豪華キャスト、スタッフが集結した。出演は、「透光の樹」の秋吉久美子、「ヒミズ」の染谷将太、「まあだだよ」の香川京子ほか。監督は、本作が劇場用映画初監督となる樋口尚文。スクリーンサイズはシーンによりシネスコ、ビスタ、スタンダードと変化。 -
テレビに挑戦した男・牛山純一
テレビ草創期から活躍した名プロデューサー、牛山純一の生涯を関係者インタビューで振り返り、テレビが抱える問題を問いかけるドキュメンタリー。「エドワード・サイード OUT OF PLACE」の監督、佐藤真が10年越しの企画を実現した。証言者として、大島渚夫人で女優の小山明子(「日本の夜と霧」)などが登場。 - 上白石萌音(1998)
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トロールズ ミュージック★パワー
「ボス・ベイビー」のドリームワークスが贈る、音楽好きな妖精の世界を舞台にした3Dアニメ。トロールズが暮らすポップ村の女王ポピーのもとに、ロック村の女王バーブから手紙が届く。この世界に別の仲間がいることを知ったポピーたちは胸を躍らせるが……。声の出演は、「ピッチパーフェクト」シリーズのアナ・ケンドリック、「女と男の観覧車」のジャスティン・ティンバーレイク。 -
楽園(2019)
吉田修一の『犯罪小説集』を「64 ロクヨン」の瀬々敬久が映画化。ある地方都市で起きた幼女失踪事件をきっかけに知り合った孤独な青年・豪士と紡は、それぞれの不遇に共感し合う。だが事件から12年後、再び同じY字路で少女が姿を消し、事態は急変する。出演は、「怒り」の綾野剛、「十二人の死にたい子どもたち」の杉咲花、「64 ロクヨン」の佐藤浩市、「居眠り磐音」の柄本明、「チワワちゃん」の村上虹郎。
NEW今日命日の映画人 1/27
- 永井一郎(2014)
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機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 7 虹の彼方に
「人類資金」などで知られる作家、福井晴敏が『機動戦士ガンダム』の世界観を背景に執筆したSF小説を映像化したアニメーションシリーズ完結編。地球連邦政府転覆の可能性を秘めた“ラプラスの箱”を巡る戦いが決着を迎える。声の出演は『ピンポン THE ANIMATION』の内山昂輝、『機動戦士ガンダム』の池田秀一。 -
ルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版
1979年公開の「ルパン三世」劇場用映画の第2作、宮崎駿監督の劇場初監督作の「ルパン三世 カリオストロの城」を最新技術で映像、音声を修復したデジタルリマスター版を劇場公開。「4D版」2019年11月8日(金)劇場公開。