いれずみの男

いれずみのおとこ The Illustrated Man
上映日
1969年6月7日

製作国
アメリカ

上映時間
103分

ジャンル
SF

ここが見どころ

レイ・ブラッドベリの小説を、製作者でもあるハワード・B・クライチェックが脚色し、「動く標的」のジャック・スマイトが監督したSF。撮影は「フィニアンの虹」のフィリップ・ラスロップ、音楽は「猿の惑星」のジェリー・ゴールドスミス、美術をジョエル・シラー、衣装をアンシア・シルバート、編集をアーチー・マーシェクが担当した。なおスキン・イラストレイションはジェームズ・E・レイノルズ。出演はロッド・スタイガーとクレア・ブルームの夫妻、劇界出身で「暴力脱獄」の新人ロバート・デイヴィスほか。製作はハワード・B・クライチェックとテッド・マン。

「いれずみの男」のストーリー

若いウィリー(ロバート・デイヴィス)が、中年男のカール(ロッド・スタイガー)と出逢ったのは1933年の9月のことである。カールは、一見平凡な男であるが、足の先から、首まで、色彩豊かな肌絵(いれずみ)をほどこしていた。ただ、背中に1ヵ所だけ、白く残された素肌の部分があり、そこを見つめた人の未来の姿を、その場に現出させるという。そしてカールは、その肌絵を彫り込み、そのまま何処かへ、たぶん未来の中へ消えてしまった美しい女彫りもの師フェリシア(クレア・ブルーム)を20年このかた探しまわっているという。ウィリーは、そんな話は信じなかったが、カールの胸のあたりに彫られたアフリカの草原をみつめていると、たちまちのうちに現実となって大草原が現れた。それは21世紀のこと。試験管生殖の子供たちは精神磁波を通して感情教育をされる。だが破壊的な思考が爆発すると、両親をも殺してしまう。みると両親はカールとフェリシアではないか。そして健康管理の相談役である博士はウィリーではないか。3人の未来図なのであろうか?幻想が終わり再び1933年の田舎町に戻る。次にカールが指さすのはロケットの肌絵。またたくまに、31世紀が目の前に開ける。そこは雨が降りしきる惑星。不時着した4人の宇宙飛行士の中にはカールもウィリーもいる。だが降りしきる雨に耐えきれず3人は死んでしまう。残るはカール1人。やっと探した太陽ドームの中には女が1人。フェリシアであった。三たび現実に帰った。次は肩のあたりの赤い唇をみつめる。41世紀の世界だ。おそるべきガス星雲が地球をおおい、人類のほとんどが死滅。わずかな生存者の中にはカールとフェリシアの夫妻と、2人の子供たちもいる。そしてカールは倫理委員会の命令を守り、2人の子供を薬で殺す。怒り悲しむフェリシア…。四たび現実に帰った。その時ウィリーはカールの素肌の部分に、絞め殺されようとする自分の未来の姿を見てしまった。眠っているカールの頭を石を投げつけ、一目散に逃げ出した。血だらけのカールが、よろよろ後を追う。ウィリーは、自分の未来の死の運命から逃れられるだろうか。だが1933年の田舎町は、必死で彼を追うカールの背中の肌絵だけが、明るい太陽にもとで、妖しくきらめいている。

「いれずみの男」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「いれずみの男」のスペック

基本情報
ジャンル SF
製作国 アメリカ
製作年 1969
公開年月日 1969年6月7日
上映時間 103分
製作会社 ワーナー
配給 ワーナー
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 モノラル

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 6/13

アリー・シーディ(1962)

うちへ帰ろう

バラバラになっていた家族が、母の死期を間近に再び心を寄せ合う心温まるドラマ。監督はスティーヴン・メイラー。出演はデイヴィッドリー・ウィルソン、アリー・シーディほか。

ハイ・アート

駆け出しの写真誌編集者とドロップアウトした有名写真家のふたりの女性の関係をエモーショナルに描き出した異色ラヴ・ストーリー。監督・脚本は本作が初の長編劇映画となる新鋭のリサ・チョロデンコ。製作は「ジョンズ」のドリー・ホールと、ジェフリー・レヴィ=ヒント、スーザン・A・ストーヴァー。撮影は「2ガールズ」のタミー・レイカー。音楽はオルタナティヴ・ロック畑の新鋭で「ベルベット・ゴールドマイン」にも参加したシャダー・トゥ・シンク。音楽監修はトレイシー・マックナイト。美術はバーンハッド・ブライス。編集はエイミー・E・ダドルストン。衣裳はヴィクトリア・ファレル。スチール写真(ルーシーの写真)は監督の友人でもある写真家のジョジョ・ウィルデン。出演は 「オンリー・ザ・ロンリー」のアリー・シーディ、「ラヴ&カタストロフィー」のラダ・ミッチェル、「ジュマンジ」のパトリシア・クラークソン、「フラート」のビル・セイジほか。サンタンス映画祭98で脚本賞を受賞。
ティム・アレン(1953)

トイ・ストーリー4

おもちゃの視点で描くCGアニメの大ヒットシリーズ第4弾。新たな持ち主ボニーを見守るウッディたち。しかし、彼女の一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキーは、自分をゴミだと思い、逃げ出してしまう。ウッディはフォーキーを探す冒険に出るが……。監督は、「インサイド・ヘッド」の脚本・原案を担当したジョシュ・クーリー。声の出演は、「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」のトム・ハンクス、「シュガー・ラッシュ オンライン」のティム・アレン、「トラブルINベガス」のアニー・ポッツ、「トランスフォーマー/最後の騎士王」のトニー・ヘイル。

レックスはお風呂の王様

「ファインディング・ニモ3D」の併映作となるディズニー/ピクサー製作の短編アニメーション。「トイ・ストーリー」シリーズに登場するどじな恐竜のオモチャ“レックス”がバスルームを舞台に仲間の玩具たちと繰り広げる活躍をコミカルに描く。

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