紙の月

かみのつき
上映日
2014年11月15日

製作国
日本

上映時間
126分

ジャンル
ドラマ サスペンス・ミステリー
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

角田光代の同名小説を「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督が映画化。銀行勤めの平凡な主婦が、年下の大学生との出会いをきっかけに金銭感覚が少しずつ歪み始め、犯罪に手を染めていく様を映し出す。出演は「父と暮らせば」の宮沢りえ、「愛の渦」の池松壮亮、「闇金ウシジマくん」の大島優子、「ハッピーフライト」の田辺誠一、「かもめ食堂」の小林聡美。

みんなのレビュー

  • 如庵

    2020年7月19日に投稿
    50
    • 怖い
    • 考えさせられる

    ネタバレ主人公リカの不安定な人物像だけ出色。他の人間が活きていないため、転落への必然、狂気、宿命は感じられず

    2014年; 吉田大八監督/角田光代原作 日本アカデミー主演女優賞 時に人は現状から脱したくなる。リカも主観的には満足できない生活を変える些細な出逢いから転落し、歯止めが効かなくなってしまう。銀行業務のディテールは映画にリアリティを与えているが、不安定なリカの描写に集中し過ぎ、夫や愛人の大学生、銀行の同僚など、他の人物彫琢が浅く、紋切り型に堕し、人間的複雑な心裡がまるで伝わってこない。だから敢えてリカが変化を求める必然、大金を貢いだ割にあっさり別れる愛人関係の濃厚さ、狂気も宿命も何も感じられず共感する対象がない。各々の演技は悪くないが、まさに偽物的、中途半端で底の浅いドラマに終始している。
  • ユーザA

    2020年4月6日に投稿
    70

    ネタバレ

「紙の月」のストーリー

1994年。梅澤梨花(宮沢りえ)は、子どもには恵まれなかったものの夫(田辺誠一)と穏やかな日々を送っている。契約社員として勤務する「わかば銀行」でも、丁寧な仕事ぶりで上司の井上(近藤芳正)からも高評価。支店では、厳格なベテラン事務員の隅より子(小林聡美)や、まだ若くちゃっかり者の窓口係・相川恵子(大島優子)ら、様々な女性たちが梨花と共に働いている。だが一見、何不自由のない生活を送っている梨花であったが、自分への関心が薄く鈍感なところのある夫との間には空虚感が漂い始めていた。ある夜、梨花の顧客で裕福な独居老人の平林(石橋蓮司)の家で一度顔を合わせたことのある孫の光太(池松壮亮)と再会した梨花は、何かに導かれるように大学生の彼との逢瀬を重ねるようになる。そんな中、外回りの帰り道にふと立ち寄ったショッピングセンターの化粧品売り場。支払い時にカードもなく、現金が足りないことに気づいた梨花が手を付けたのは、顧客からの預かり金の内の1万円だった。銀行に戻る前にすぐに自分の銀行口座から1万円を引き出して袋に戻したが、これが全ての始まりであった。学費のために借金をしているという光太に梨花は「顧客からの定期の申し込みがキャンセルになった」と200万を渡す。さらに顧客から預かった300万を自分の通帳に入れ、自宅で定期預金証書や支店印のコピーを偽造する……。やがて横領する額は日増しにエスカレートしていくのだった、上海に赴任するという夫には同行せず、梨花は光太と一緒に高級ホテルやマンションで贅沢な時間を過ごすが、光太の行動にも変化が現れ、ある日、光太が大学を辞めたことを告げられる。そんな折、隅が、銀行内で不自然な書類の不備が続いていることを不審に感じ始めていた……。

「紙の月」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「紙の月」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 2014
公開年月日 2014年11月15日
上映時間 126分
製作会社 「紙の月」製作委員会(松竹=ポニーキャニオン=ロボット=アスミック・エース=博報堂=朝日新聞社=ぴあ=KDDI)(制作プロダクション:ロボット)
配給 松竹
レイティング PG-12
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト http://www.kaminotsuki.jp/
コピーライト (C)2014「紙の月」製作委員会

「紙の月」のみんなのレビュー

  • 如庵

    2020年7月19日に投稿
    50
    • 怖い
    • 考えさせられる

    ネタバレ主人公リカの不安定な人物像だけ出色。他の人間が活きていないため、転落への必然、狂気、宿命は感じられず

    2014年; 吉田大八監督/角田光代原作 日本アカデミー主演女優賞 時に人は現状から脱したくなる。リカも主観的には満足できない生活を変える些細な出逢いから転落し、歯止めが効かなくなってしまう。銀行業務のディテールは映画にリアリティを与えているが、不安定なリカの描写に集中し過ぎ、夫や愛人の大学生、銀行の同僚など、他の人物彫琢が浅く、紋切り型に堕し、人間的複雑な心裡がまるで伝わってこない。だから敢えてリカが変化を求める必然、大金を貢いだ割にあっさり別れる愛人関係の濃厚さ、狂気も宿命も何も感じられず共感する対象がない。各々の演技は悪くないが、まさに偽物的、中途半端で底の浅いドラマに終始している。
  • ユーザA

    2020年4月6日に投稿
    70

    ネタバレ


映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 6/25

リンダ・カーデリーニ(1975)

カポネ

実話に基づき、伝説のギャング、アル・カポネの最晩年を描いたドラマ。1940年代半ば。長い服役生活を終え、フロリダの大邸宅で家族や友人たちに囲まれ、静かに隠居生活を送るカポネ。だが、そんな彼をFBIはいまだに危険視し、監視を続けていたが……。出演は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディ、「ハウス・ジャック・ビルト」のマット・ディロン、『ツイン・ピークス The Return』のカイル・マクラクラン。監督・脚本は「クロニクル」のジョシュ・トランク。

ラ・ヨローナ 泣く女

「死霊館」シリーズの生みの親ジェームズ・ワン製作の下、中南米に伝わる怪談を映画化。1970年代のロサンゼルス。不可解な死を遂げた子どもの母親の警告を無視したソーシャルワーカーのアンナは、自分の子どもたちと共に恐ろしい怪現象に遭遇する……。出演は「ハンターキラー 潜航せよ」のリンダ・カデリーニ、「アナベル 死霊館の人形」のトニー・アメンドーラ。
牛原千恵(1966)

ひめゆりの塔(1982)

太平洋戦争末期、全島が戦場と化した沖縄で、ひめゆり部隊と呼ばれ陸軍病院に配属された乙女たちのはかない青春を描く。28年ぶりの再映画化は脚本・水木洋子、監督・今井正と同じコンビ。前作では果たせなかった沖縄現地ロケを行ない、撮影は「裸の大将放浪記」の原一民が担当。

ゆき

天界からやってきた少女ゆきが、弱い百姓と共に戦う姿を描く。斎藤隆介の原作のアニメーションで脚本は宮崎晃、監督は「あにいもうと(1976)」の今井正がそれぞれ担当。

NEW今日命日の映画人 6/25

ラウ・カーリョン(2013)

セブンソード

武侠映画の第一人者ツイ・ハーク監督が、中国、香港、台湾の人気俳優を起用し壮大なスケールで描くアクション巨編。中国を代表する武侠小説の大家、リャン・ユーシェンの『七剣下天山』に基づき、清軍の蛮行を阻止するため立ち上がる7人の剣士の活躍を描く。出演は、香港四天王のレオン・ライ、「HERO」のドニー・イェン、「香港国際警察/NEW POLICE STORY」のチャーリー・ヤン他。

ペディキャブ・ドライバー

40年代のマカオを舞台に、ペディキャブ(自転車で引く人力車)の車夫が、恋に喧嘩に大活躍するアクションもの。監督・製作・主演の3役をこなしたのは「五福星」シリーズなど諸作で知られるサモ・ハン・キンポーで、彼の80年代の活動における集大成というべき一編。脚本は「ハードボイルド 新・男たちの挽歌」のバリー・ウォン(王晶とは別人)と「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のユェン・カイチー、音楽は「誰かがあなたを愛している」のローウェル・ロー(助演も)、美術は「恋する惑星」のウィリアム・チョン。共演は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズのモク・シウチョン(マックス・モク)、「スウォーズマン/女神伝説の章」のファニー・ユン、「ツイン・ドラゴン」のニナ・リー、「山中傅奇」「空山霊雨」のスン・ユエなど。また、サモ・ハンの人脈を反映して、「霊幻導士」シリーズのラム・チェンイン、「酔拳2」のラウ・カーリョンたちがカメオ出演している。別邦題「帰って来たデブゴン 昇龍拳」。