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現代の奇跡ディオンヌ五ツ児の誕生を劇化して映画で、イヴォンヌ、セシル、マリー、アネット、エメリーの五ツ児を出演させている。チャールズ・E・ブレークの原案を、「紐育の口笛」「廻り来る春」のヘンリー・キングが監督にあたり、ジョン・サイツとダニエル・B・クラークが共同撮影した。出演俳優は「白衣の騎士」「泉」のジーン・ハーショルト、「空飛ぶ音楽」のジューン・ラング、「東への道」のスリム・サマーヴィル、新人マイケル・ウェーレン、「宝島(1934)」のドロシー・ピーターソン、「ギャングの家」のロバート・バラット、「来秋」のジョン・クェーレン、「ホワイト・パレード」のジェーン・ダーウェル、その他である。
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「五ツ児誕生」のストーリー
英領カナダの森林地帯にあるムーズタウンという一小村の医師ルークは、看護婦カザリンと共に小さな医院を経営し、同時に木材会社に雇われて、材木業者とその家族のために仁衛を施していた。ある時、この森林地帯にヂフテリアが蔓延、多くの小児がその犠牲となったが、血清が欠乏しての下しようがなかった。その時医師の甥で飛行家のトニイが飛行機で血清を運搬してくれたので、程なく病魔を征服することができた。この苦い経験から医師は病院建設の必要を痛感し、モントリオールに出て富豪を説き、病院建設基金の募集を企てたが、誰1人として相手にしてくれるものもなかった。ルーク医師の留守に心のよからぬ木材会社の支配人マッケンヂイは医師を中傷し彼を村から放遂せんと計った。こうしてルークは永年住みなれたムーヴタウンの村を去らねばならぬ事となった。丁度その時アサ・ウィアットという男が彼の妻の出産の報せを以て医師を訪れ往診を乞うた。ウイアットの妻は世にも珍しい五つ児を分娩した。この稀に見る難しい出産を立派に完了せしめたルーク医師の名は、忽ち全国に知れ渡り、一躍その界の英雄となり、五つ児が最初の誕生日を迎えた時、英国政府から医学博士の称号を送られ表彰された。
「五ツ児誕生」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1936 |
製作会社 | 20世紀フォックス映画 |
配給 | フォックス支社輸入 |
レイティング |
「五ツ児誕生」のみんなのレビュー
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