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「五ツ児誕生」の続編で、五つ児を始めジーン・ハーショルト、スリム・サマ・ヴィル、ドロシー・ピーターソン、ジョン・クェーレン等が再び出演し、「東への道」のロチェル・ハドソン、「結婚の夜」のヘレン・ヴィンソン、「丘の彼方へ」のロバート・ケント及びアラン・ダインハート、「二国旗の下に」のJ・エドワード・ブロムバーグ、「生活への道」のキャサリン・アレクサンダー「愛と光」のセーラ・ヘイドン等も出演する。原作はブルース・ゴールドで、「五ツ児誕生」「ロマンス乾杯」のソニア・レヴィーンが「テンプルの灯台守」「同福の神」に協力したグラディス・レーマン、サム・ヘルマンと共同脚色し、「愉快なリズム」「当り屋勘太」のノーマン・タウログが監督にあたり「五ツ児誕生」のダニエル・B・クラークが撮影した。
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「五つ児王国」のストーリー
カナダの「五つ児」は本年4歳になった。育ての親である田舎医師のルークも、今では世話をした赤ん坊の数が3000名に昇り、これを機会に甥のトニイに医院を譲って第一線から退こうという希望を持っている。多年忠実に勤めている看護婦のカザリン・ケネディーも、隠退こそ最良の途であると信じ、全国に散在する3000の赤ん坊にルーク医師の慰安会を開催するから、万障繰り合せの上御出席を乞うと招待状を送った。その3000名の中には、知事になっている者もあれば映画スターもあり、ありとあらゆる階級の人々を網羅し、前科者さえ含まれている。いよいよ会の当日になった。「五つ児」は無論のこと、カナダの総督や知事など数千名の紳士淑女が出席し、会は盛会裡に行われたが、中でも「五つ児」の余興は白眉であった。この慰安会があったため、ルーク医師の甥トニイと看護婦のメリイとの間に恋が成立し、結婚してめでたくルーク医師の後を継ぐことになった。人気者の警官オグデンは大会中、世の中の多忙を一人で背負ったようにてんてこ舞いの形であった。こうしてルーク医師は第一線から退いたとは言え彼の名は「五つ児」の成長と共にいつまでも世界の人々の口にのぼることであろう。
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今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 4/15
- エマ・トンプソン(1959)
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クルエラ
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ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒
「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」のスタジオライカによるストップモーションアニメ。ヴィクトリア朝時代のロンドン。孤独な探検家・ライオネル卿は、伝説の生物を探し求めてアメリカ北西部へと旅立つ。そこで発見したのは、人間の言葉を話す生きた化石だった。声の出演は「グレイテスト・ショーマン」のヒュー・ジャックマン、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのゾーイ・サルダナ。監督は「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」の脚本を手がけたクリス・バトラー。第77回(2019年)ゴールデン・グローブ賞でアニメーション映画賞を受賞。 - メイジー・ウィリアムズ(1997)
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アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!
「ウォレスとグルミット」のニック・パークが、原始時代を舞台に作り上げた奇想天外なストップモーション・アニメーション。ブロンズ・エイジ・シティの暴君ヌース卿によって故郷の谷を追われたダグたちは、人気のスポーツ、サッカーで対抗しようとする……。「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のエディ・レッドメイン、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のトム・ヒドルストンら豪華スターが声の出演。 -
ニュー・ミュータント
運命に抗う若者たちの闘いを描いたマーベル・コミック原作のSFアクション。未熟さゆえに特殊能力を制御できず、辛い過去を背負った5人の若者。極秘施設で訓練を受ける彼らの前に、突如謎のモンスターが現れる。恐怖で錯乱する中、さらなる危機が…。
NEW今日命日の映画人 4/15
- 西村晃(1997)
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楢山節考 デジタル・リマスター版
木下惠介生誕100年記念として木下監督の代表作の一つ「楢山節考」を4Kスキャニング・デジタル修復したデジタルリマスター版。2012年のカンヌ国際映画祭クラシック部門にてワールド・プレミアム上映された。日本では2012年11月23日より東京・東劇にて行われた第13回東京フィルメックス「木下惠介生誕100年祭」にて上映。 -
幕末太陽傳 デジタル修復版
明治維新間近の幕末の品川を舞台に、無一文ながら大尽遊びを繰り広げて居座る男を描いた川島雄三監督の代表作。日活創立100周年を記念してのデジタル修復版。脚本は田中啓一、今村昌平、川島監督。撮影は高村倉太郎。出演はフランキー堺、南田洋子、石原裕次郎ほか。2011年10月にニューヨーク映画祭でワールドプレミア上映された。 - 愛川欽也(2015)
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満州の紅い陽
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映画 荷風はこんな男じゃない
なじみのストリッパーから子供を預かることになった作家を描く喜劇。監督・脚本・主演は「黒駒勝蔵 明治維新に騙された男」の愛川欽也。共演は、任漢香、森朝子、岩澤亮司ほか。2013年3月11日より、東京・目黒 中目黒キンケロ・シアターにて公開。