愛と死の間で(1991)

あいとしのはざまであいとしのあいだで Dead Again
上映日
1992年2月8日

製作国
アメリカ

上映時間
107分

ジャンル
サスペンス・ミステリー
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

殺人者と被害者として愛を成就できずにともに死んだ夫婦が、40年後に転生し自らの死の謎を解くスリラー。近年ヒッチコックタッチの映画は量産されているが、本作はそれのみならずヒッチ独特のガジェットまで大胆に取り入れた奇妙な味の一編。監督・主演に「ヘンリー五世」でオリビエの再来と評されたケネス・ブラナー。美術のティム・ハービー、音楽のパトリック・ドイル、衣裳のフィル・ダルトンも同作品のスタッフである。製作はリンゼイ・ドランとチャールズ・H・マグワイアー、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ハバナ」の監督シドニー・ポラック、脚本は弱冠30歳のスコット・フランク、撮影はマシュー・F・レオネッティが担当。特別主演としてロビン・ウィリアムズとキャンベル・スコットが顔を出す。

「愛と死の間で(1991)」のストーリー

1949年、新進作曲家ローマン・ストラウス(ケネス・ブラナー)は妻マーガレット(エマ・トンプソン)を鋏で惨殺した罪で死刑を宣告された。執行の日、ローマンは事件を追跡していた新聞記者グレイ・ベーカー(アンディ・ガルシア)を呼び、「妻を愛していた。永遠に愛し続ける」と告げた。40年後、その悪夢を見て絶叫した女性(トンプソン二役)がいた。記憶喪失の彼女は修道院に世話になっていたが、院長は彼女を厄介払いするため、修道院育ちの私立探偵マイク・チャーチ(ブラナー二役)を呼ぶ。マイクは友人の記者ピート(ウェイン・ナイト)に彼女の記事を新聞に載せるよう手配すると、言われた通り彼女を精神病院に連れて行った。だが病院のあまりの醜悪さに気の毒になり自宅に連れて帰る。記事が出ると悪戯電話が相次いだが、それより彼女が夜中にあげる叫び声の方がマイクを驚かせた。ある時、マドソン(デレク・ジャコビ)と名乗る男が現れ、彼女に催眠術をかけ、鋭い反応を引き出した。翌日、マドソンの古美術店で被術者の過去を語らせる催眠療法が始まった。だが、彼女が語り出したのは前世の自分だった。交響楽団の指揮者とピアニストとして出会ったローマンとマーガレット。幸せな結婚。現世の彼女とマイクの間にも恋が芽生える。マイクは好きだった修道女の名を採り、彼女をグレースと名付けた。やがてローマンはマーガレットに近付いてきたクレイに嫉妬を感じ、2人の間に溝ができ始める。その様子を見つめる家政婦インガ(ハンナ・シグラ)と吃音症の息子フランクリン。そして、ローマンとマーガレットのあの夜の惨劇が・・・・。グレースはやがてマイクがローマンの転生した姿だと知り、マドソンの「現世と前世は繁がっている。因果は繰り返される」の言葉にマイクが自分を殺すのではと怯え、判明した自分の家に閉じこもる。美術家の彼女の家は鋏のオブジェで一杯だった。一方、催眠療法を受けたマイクは、実は自分がマーガレットの、そしてグレースはローマンの生まれ変わりだと知る。病院で生き永らえていたグレイの示唆により、事件の鍵を握るインガに会う。彼女の息子はフランクリン・マドソンだった。全てを知ったマイクはグレースの許へ。だが、怯えた彼女はマイクを撃つ。そこへ母を殺したマドソンが現れ、鋏をかざしグレースに迫る。マーガレットを殺したのはローマンではなく、母の彼への愛を察し、憎しみを募らせた幼いマドソンだった。急所が外れていたマイクはマドソンにとびかかり、グレースの銃が火を吹いた。そして、マイクとグレースはしっかりと抱き合うのだった。前世の因縁を越えて。

「愛と死の間で(1991)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「愛と死の間で(1991)」のスペック

基本情報
ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 アメリカ
製作年 1991
公開年月日 1992年2月8日
上映時間 107分
製作会社 ミラージュ・プロ作品
配給 パラマウント映画=UIP
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 ドルビー

「愛と死の間で(1991)」のみんなのレビュー


映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/13

キャンディス・アッコラ(1987)

デッドガール(2008)

学生たちが、廃墟となった病院に裸のまま繋がれていたいくら嬲っても死なない女に、凌辱を加える猟奇的なスリラー。2008年トロント国際映画祭などの映画祭で上映され、あまりにも異常な狂気が物議を醸した。監督は「チャーリー 世界一かわいい犬と僕が伝えたいこと」(未)のマルセル・サーミエント。さえない学生を「赤ずきん」のシャイロー・フェルナンデスが、さえない学生が思いを寄せる女子を「オン・ザ・ドール」(未)のキャンディス・アッコラが、何をされても死なない女を本作が映画デビュー作となったジェニー・スペインが、女が死なないのをいいことに好き放題し次第に狂気に陥っていく友人を「LOOPER/ルーパー」のノア・セガンが演じる。
シオバン・ファロン(1961)

ホワッツ・イン・ザ・シェッド

「ブラッドナイト」のフランク・サバテラ監督によるホラー。スタンの家にある小屋から怪しげな声が聞こえてくるようになり、不審者を追い出そうと小屋の中に入った者が次々に八つ裂きに。友人のドマーは、これで嫌な奴らに仕返しができると言い出すが……。出演は「X-DAY 黙示録」のジェイ・ジェイ・ウォーレンほか。特集『未体験ゾーンの映画たち2021』にて上映。

ハウス・ジャック・ビルト

第71回カンヌ国際映画祭に出品され、過激な描写で物議を醸したラース・フォン・トリアーの問題作。1970年代のワシントン州。建築家を志す独身の技師ジャックは、ある出来事をきっかけに、アートを創作するかのように、殺人に没頭するようになる……。出演は「マイ・ライフ・メモリー」のマット・ディロン、「エレニの帰郷」のブルーノ・ガンツ、「ニンフォマニアック Vol.1」のユマ・サーマン。

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ドリス・デイ(2019)

ニューヨークの大停電

クロード・マグニアの舞台劇を、この映画製作者で「マーメイド作戦」のエヴェレット・フリーマンと「ベン・ハー(1959)」のカール・タンバーグが脚色、「恐怖の蝋人形」のハイ・アヴァーバックが監督したコメディ。撮影は「レッド・リバーのガンマン」のエルスワース・フレデリックスのニューヨーク・ロケ、音楽は「卒業」のデーヴ・グルーシンが担当した。出演は「おしゃれスパイ危機連発」のドリス・デイ、「プレイラブ48章」のロバート・モース、「大進撃」のテリー・トーマス、「アルバレス・ケリー」のパトリック・オニールほか。製作は、脚本担当のエヴェレット・フリーマンとマーティン・メルチャー。

おしゃれスパイ危機連発

「独身アパート」のフランク・タシュリンとジェイ・ジェイソンが脚本を書き、タシュリンが監督したコメディ。撮影は「華麗なる激情」のレオン・シャムロイ、音楽は「飛べ! フェニックス」のフランク・デヴォールが担当した。出演は「ただいま熱愛中」のドリス・デイ、「ハワイ」のリチャード・ハリス、「ねえ!キスしてよ」のレイ・ウォルストン、「アパートの鍵貸します」のジャック・クラシェンほか。製作はアーロン・ローゼンバーグとマーティン・メルチャー。