愛と哀しみの果て

あいとかなしみのはて Out of Africa
上映日
1986年3月8日

製作国
アメリカ

上映時間
161分

ジャンル
伝記 ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

アフリカの大地に魅せられてコーヒー園を経営する1人の女性カレン・ディネーセンの恋と仕事の波乱の半生を描く。製作・監督は「トッツィー」のシドニー・ポラック、エグゼクティヴ・プロデューサーはキム・ジョーゲンセン。アイザック・ディネーセンの回想録(「アフリカの日々」晶文社刊)、ジュディス・サーマンの伝記、そしてエロール・トルゼビンスキーの原作を基にカート・リュデュークが脚色。撮影はデイヴィッド・ワトキン、音楽はジョン・バリー、編集はフレドリック・スタインカンプ、ウィリアム・スタインカンプ、ペンブローク・J・ヘリング、シェルドン・カーン、衣裳はミレナ・カノネロが担当。出演はメリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード、クラウス・マリア・ブランダウアーなど。日本版字幕は戸田奈津子。アガファ・カラー、ビスタサイズ。1986年度アカデミー賞、作品・監督・脚色・撮影・美術・録音・作曲の7部門を獲得。1985年作品。

「愛と哀しみの果て」のストーリー

カレン(メリル・ストリープ)がアフリカでの記憶を綴る時、彼女の心に刻み込まれた1人の男の面影がよぎる。デニス・ハットン(ロバート・レッドフォード)、永遠に忘れることのない男性だった。デンマークに住むカレンは、莫大な財産を持つ独身女性だったが、いつかこのデンマークを離れたいと秘かに思っていた。そのきっかけともなる出来事が起こった。彼女の友人のスウェーデン貴族のプロア・ブリクセン男爵(クラウス・マリア・ブランダウアー)と結婚することになったのだ。夢と希望を抱きつつ1913年、東アフリカのケニアヘと、カレンは旅発った。彼女の所有するンゴングの農園に新居を構えることにしたのだ。ナイロビに向かう列車にいたカレンは、途中、象牙を列車に積み込んでいた男を見かけた。彼が冒険家のデニス・ハットンだ。彼は友人であるバークレー・コール(マイケル・キッチン)に象牙を渡してくれるようにカレンに言い残すと、サファリの荒野へと去っていった。ナイロビでは、召使いのファラー・アデン(マリク・ボウエンズ)が出迎えており、カレンをブロアのいる英国人クラブ・ムサイガに案内した。そこは女人禁制であったが、それを無視して足を踏み入れた彼女を、周囲の人々は茫然とした態度で見つめた。それから1時間後、カレンとブロアの結婚式が挙げられた。再びクラブに行ったカレンは、そこでコールと出会う。たくさんの蔵書に囲まれたその部屋はデニスのものであることを、彼女はコールから聞いた。紳士然としたコールや、彼から伝え聞いたデニスに、カレンは興味を持つのだった。農園に着いたカレンはハウスボーイのジュマ(マイク・プガラ)らから意外な事を聞いて愕然とする。当初計画していた酪農はやめ、コーヒー栽培をすることにブロアが勝手に決めていたのだ。激しく口論する2人。翌日、ブロアは、狩りに出かけ、雨が降るまで戻らないと言い残していた。その地で雨が降るなど、めったにないことだ。残されたカレンは、収穫が4年先になると聞きながらも、精力的にコーヒー栽培に挑んだ。ある日、草原に出かけた彼女は、ライオンに狙われそうになり、たまたま通りかかったデニスに助けられる。再会を喜んだ2人は夕食を共にし心ゆくまで語り合った。狩りから戻ったブロアとカレンの平穏な生活は、長くは続かなかった。第一次大戦の余波がアフリカにも及び、農園から320キロ南の独領との境界線に英国人を中心をする偵察隊が組まれ、その一員としてブロアが加わってしまったのだ。やがて、300人分の缶詰をネトロン湖の英軍に提供するようにとの申し入れを受けたカレンは、自ら届けるべく旅立った。幾多の危機を乗り越えてカレンらは、英軍のキャンプに辿り着いた。ブロアはそんな彼女をやさしく抱いた。それから3カ月後、カレンは梅毒にかかり、デンマークに帰国。手術の結果、子供の産めない身体になってしまった。再びアフリカの大地に戻ったカレンは、教育に目ざめ、子供たちのために学校を開放する。やがて戦争も終わり、自由を謳歌するようにデニスと共にサファリ・キャンプを続けた。一方のブロアは、相変わらず女遊びに夢中になっていた。ブロアを家から追い出すカレン。いつしか愛を語り合うようになったカレンとデニス。ある日、コールが、黒死病におかされ死期が迫っていることをデニスに告白した。コールの傍には、以前から彼の面倒を見ていたンマリ族の美しい女性がいた。コールのやがてくる死を知ってショックを受けたデニスは、カレンに、一緒に住みたいと告げ、カレンは頷いた。借金の申し入れに来たブロアが彼女に離婚を迫った。帰宅したデニスにそのことを告げ彼に結婚を迫るカレン。しかし、デニスは自由を主張し結婚を拒んだ。デニスが複葉機でセンブルヘ行つてる間、収穫したコーヒーが火事で灰になるという事件が起きた。借金で畑まで失ったカレンは、キクユ族の土地だけは確保しようと、着任早々の新総督に直談判する。そんな頃デニスが戻り、彼女を優しく慰めた。すべての後かたづけを済ませ、デンマークに帰る日を待つばかりとなったカレンに、デニスが言った。次の金曜日には必ず戻ると…。デニスの帰りを待つカレンの許にブロアが現れ、デニスが墜落事故死したことを伝えた。彼女は愛するものをすべて失った。英国人クラブで、皆が別れのグラスをさし出し、それを飲みほすと、カレンはアフリカの大地を後にした。その後、2度と、カレンはアフリカの地を踏むことはなかった。

「愛と哀しみの果て」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「愛と哀しみの果て」のスペック

基本情報
ジャンル 伝記 ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1985
公開年月日 1986年3月8日
上映時間 161分
製作会社 ミラージュ・プロ作品
配給 ユニヴァーサル=UIP
レイティング

「愛と哀しみの果て」のみんなのレビュー


映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 4/14

ピーター・カパルディ(1958)

パディントン

世界40ヶ国語以上に翻訳される英作家マイケル・ボンドのロングセラー児童小説シリーズ、初の実写映画化。南米ペルーの奥地からイギリスのロンドンへやってきた紳士的なくまのパディントンの冒険をCGIやアニマトロニクスを用い描く。監督はコメディドラマ『マイティ・ブーシュ』を手がけたポール・キング。脚本には「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」のハーミッシュ・マッコールも参加している。パディントンの声を「007 スカイフォール」のベン・ウィショーが担当。ほか、「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマンがパディントンを狙う謎の女を演じる。

赤ずきんの森(2006)

暗く広大な森で少女が体験した怪奇と幻想を描くメルヘンスリラー。16歳で出産し、周囲の大人たちに子供を取り上げられてしまったケリーは、友人と出掛けた森で大木に抱かれる赤ちゃんを見つけ出す。“マクザム バリュー・コレクション 第三弾”。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:クレイグ・スタラチェン 製作:ロス・ボーランド 編集:コリン・モニー スペシャルエフェクツ:ボブ・キーン 出演:マーティン・コンプストン/ピーター・カパルディ/サマンサ・シールズ/ケヴィン・クイン
ジーナ・マッキー(1961)

ファントム・スレッド

「リンカーン」などで3度のアカデミー賞主演男優賞に輝いたダニエル・デイ・=ルイス主演のラブストーリー。1950年代のロンドン。ファッションの中心的存在として脚光を浴びるオートクチュールの仕立屋レイノルズは、若いウェイトレス、アルマと出会う。監督・脚本は、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・トーマス・アンダーソン。出演は、「マルクス・エンゲルス」のヴィッキー・クリープス、「ターナー、光に愛を求めて」のレスリー・マンヴィル。音楽は、「インヒアレント・ヴァイス」のジョニー・グリーンウッド。第75回ゴールデングローブ賞2部門ノミネート。第90回アカデミー賞で作品賞を含む6部門にノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞。

ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して

「クリスマス・ストーリー」のアルノー・デプレシャンが、実話を基にアメリカで撮影したヒューマンドラマ。心に傷を負ったネイティブアメリカンとフランス人精神分析医の親交が導く静かな奇跡を描く。出演は「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳別れの手紙」のベニチオ・デル・トロ、「さすらいの女神(ディーバ)たち」のマチュー・アマルリック、「ひかりのまち」のジーナ・マッキー。

NEW今日命日の映画人 4/14

該当する人物がいません