暗黒街の女(1928)

あんこくがいのおんな
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「赤い髪」に次ぐクララ・ボウ主演映画で、カリフォルニア州フォルサム刑務所に服役中の無期徒刑囚アーネスト・ブースが執筆した暗黒街の娘の物語を映画化した、従来のクララ・ボウ映画とは異なった作品。オリヴァー・H・P・ギャレットが脚色、ジョン・ファーロウが脚本化し、「つばさ」「空行かば」の2作をもって名を挙げたウィリアム・A・ウェルマンが監督。共演は「つばさ」「砂金地獄」「姿は偽らず」のリチャード・アーレンを始め、「ショウ・ダウン」のヘレン・リンチ、メアリー・アルデン、ボディル・ロージング等。

「暗黒街の女(1928)」のストーリー

カリフォルニアのフォルサム刑務所で、一死刑囚が処刑された。その時彼の妻は、生まれたばかりの女児を抱いて官憲に復讐することを誓う。その赤ん坊イヴォンヌは、後カンサス州ウィチタの町で成長し、一人前の娘となったが環境の影響は彼女を暗黒界の女にしていた。イヴォンヌ(クララ・ボウ)にはテッド(リチャード・アーレン)という若い泥棒の情夫がいた。テッドは年こそ若いが大胆不敵な銀行専門の大泥棒で、いつどこで警官を殺してしまうかも知れないような短気者だった。イヴォンヌはテッドの仕事には常に付き添い、彼に人殺しをさせないように注意していた。死刑囚を父に持った彼女が愛するテッドだけは死刑台上の人にしたくないと思うのは無理からぬ女心だったが、鼻っ柱の強いテッドはイヴォンヌの深い情愛を解せず、泥棒家業をやめそうな気配はない。ところがある時、テッドはイヴォンヌに自動車を運転させ銀行を襲ったが、イヴォンヌの指輪から警察に足がつき、逃走してカリフォルニアの田舎に隠れる。そこで2人は結婚して楽しい家庭を作ったが、それも束の間、テッドは隠遁生活が厭になり、ソフト・アニー(メアリー・アルデン)というよからぬ女の家へ悪事相談に出かける。驚いたイヴォンヌは夫の後を追ってアニーの家で、アニーやテッドの以前の情婦マリー(ヘレン・リンチ)と大立ち廻りを演じるが、そこへ警官がやって来る。テッドが早まって発砲したためイヴォンヌは警官の弾丸を受け、辛くも隠れ家へ逃げ帰る。ところがマリーが復讐心からこの隠れ家をその筋へ密告し、手が廻ってしまった。イヴォンヌに勧められ、改心しようと思っていたテッドも、破れかぶれになって警官に発砲。今はこれ迄とイヴォンヌも懸命に戦い、ついに逃げ道を見つけ虎口を脱した。一旦は改心しかけたテッドだがこれを契機に、以前の巣窟へ戻り悪事を働く、とイヴォンヌに告げる。思案に余ったイヴォンヌは、彼女を置き去りにしようとするテッドの背後から脚を撃ち、涙と共に諄諄と正しき者の幸福を掻き口説いた。さすがのテッドもイヴォンヌの愛に感じ、行く末の幸福を胸に描いて、刑務所へ引かれて行った。

「暗黒街の女(1928)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「暗黒街の女(1928)」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1928
製作会社 パラマウント映画
配給 パラマウント支社
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/15

カロリン・ダヴァーナス(1978)

エスケイプ

エイドリアン・ブロディが製作総指揮、主演を務めたシチュエーションスリラー。大破した車の中で目覚めた男。脚を挟まれて身動きが取れず、記憶も一切失くしてしまった彼が、かすかな手掛かりを頼りに自分の正体と事件の真相を解き明かしていく。【スタッフ&キャスト】製作総指揮:クレイ・エプスタイン 製作:カイル・マン 監督:マイケル・グリーンスパン 脚本:クリストファー・ドッド 製作総指揮・出演:エイドリアン・ブロディ 出演:カロリン・ダヴァーナス/ライアン・ロビンズ/エイドリアン・ホルムス

A TIME OF WAR

近代戦でもっとも過酷な戦場のひとつ“パッシェンデールの戦い”を描いた戦争アクション。フランスで傷を負いカルガリーへ戻って来たマイケル軍曹は、陸軍看護師・サラの弟が喘息持ちであることを隠して兵隊に志願したことを知り、再び戦場へ戻るが…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本・出演:ポール・グロス 製作:フランシス・ダンバーガー 撮影:グレゴリー・ミドルトン 音楽:ヤン・A・P・カチュマレク 出演:カロリン・ダヴァーナス/ギル・ベローズ/ジョー・ディニコル/アダム・ハリントン
ニコラス・ハモンド(1950)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド エクステンデッド・カット

レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演作となるクエンティン・タランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」に新しい4つのシーンを加えた10分拡大版。11月15日から2週間限定、全国4館で日本公開。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演を果たしたクエンティン・タランティーノ監督作。1969年に実際に起きた、カルト教祖チャールズ・マンソンとその信奉者たちによる女優シャロン・テート殺害事件を題材に、ハリウッド黄金時代の光と闇に迫る。シャロン・テートを「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のマーゴット・ロビーが演じるほか、「Dear ダニー 君へのうた」のアル・パチーノ、「500ページの夢の束」のダコタ・ファニングが出演。

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