暗黒街に踊る

あんこくがいにおどる
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

オーラニア・ルーヴェロールが映画劇として書きおろしたものから「キートンのエキストラ」「黎明の剣士」のリチャード・スカイヤーが撮影台本を作り、原作者自身が台詞を付し、それに基づいて「スピードウェイ」「歓楽の孤児」のハリー・ボーモンが監督。主演は「若殿頑張る」「花嫁修業」のジョーン・クローフォード。舞台出身のレスター・ヴェイル、「スポーツ王国」「有頂天時代(1930)」のクリフ・エドワーズ、「西部戦線異状なし」のウィリアム・ベイクウェル、ウィリアム・ホールデン、クラーク・ゲーブル、アール・フォックス、バーネル・プラット、ナタリー・ムーアヘッド、ジョーン・マーシュ、ヘール・ハミルトン等が助演、カメラは「サンライズ」「デパート娘大学」のチャールズ・ロシャーが担当している。

「暗黒街に踊る」のストーリー

ボニー・ジョルダン(ジョーン・クローフォード)は社交界で、知らぬ者のいないおてんば娘であったが、父親が金持ちであったので彼女のわがままは一層助長されていた。ロドニー(ウィリアム・ベイクウェル)というボニーの弟も姉に負けない遊び好きで、いつも家の外で飛び回ってばかりいるという性質の若者だった。ボニーにはボブ(レスター・ヴェイル)という男友達がいる。ボブと彼女の仲も、ある乱痴気騒ぎが動機で結ばれたもので、恋というほどの真剣さはなかったが、なにか親密以上のものが含まれていることは確かであった。だが、突然ジョルダン一家は、不幸に見舞わられることとなる。株式界の恐慌で父親スタンリー(ウィリアム・ホールデン)の財産が一瞬で消失し、それが原因で父親は急逝したのだ。そこで、いままでわがまま一杯な生活をしていたボニーも、自活の道を立てなければならず、新聞社に職を得ることになった。しかし放蕩に身を持ち崩した弟のロドニーは、姉に内緒でジェイク(クラーク・ゲーブル)というシカゴの暗黒街の首領の手下になり、酒の密売をするようになるのだった。ある時、暗黒街に殺人事件が起こり、新聞記者のスクラントン(クリフ・エドワーズ)は調査に出かけ、ジェイクの一味に殺される。新聞社の騒ぎはもちろん、社会的にもこの件はセンセーションを巻き起こした。編集長はとりあえずボニーに命じてジェイクが経営しているナイト・クラブにダンサーとなって様子を探るよう言いつけたが、そこへ赴いた彼女は図らずも弟のロドニーを発見し、彼こそスクラントン殺しの犯人であることを知る。弟の犯罪に驚くものの、姉としての情愛からボニーは弟を有利な立場に導く決心する。かくするうち、ボニーを怪しいと勘づいたジェイクは巧みに罠にかけて、ボニーの正体を見破る。だがあくまで弟を助けたい一心からボニーは恐れずにジェイクと争う。姉に危険が迫るのを見たロドニーも遂に奮然としてジェイクに刃向かう。かくてロドニーはジェイクを倒すことはできたが、自分もまた瀕死の重傷を負う。調査の役目を果たしたボニーは直ちにこのニュースを社に報告し、一方、弟の行状に就いては極力弁明した。ボニーの恋人ボブも、彼女のこれらの行動を見て、ようやくボニーの真価を知る。その後、2人の間には真面目な恋が芽生えるのだった。

「暗黒街に踊る」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「暗黒街に踊る」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1931
製作会社 M.G.M 映画
配給 MGM支社
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/7

ブレッキン・メイヤー(1974)

少年マイロの火星冒険記 3D

「Disney’sクリスマス・キャロル」のロバート・ゼメキスが製作、「タイムマシン」のサイモン・ウェルズ監督とのタッグで贈る3Dアニメーション。火星人に誘拐された母親を救うために、少年マイロが様々な冒険を繰り広げる。声の出演は「ミニミニ大作戦」のセス・グリーン、「ファンボーイズ」のダン・フォグラー。

ガーフィールド2

世界中で愛されている人気者のネコ、ガーフィールドが活躍するコメディ・ドラマの第2弾。ガーフィールドの声にはビル・マーレイ、そのお人好しの飼い主ジョン・アーバックルをブレッキン・メイヤーが演じる。監督は「スポンジ・ボブ/スクエアパンツ」のティム・ヒル。
窪塚洋介(1979)

ファーストラヴ(2021)

島本理生による第159回直木賞受賞作を「十二人の死にたい子どもたち」の堤幸彦監督が北川景子主演で映画化。女子大生・聖山環菜が父親殺しの容疑で逮捕された。事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、義理の弟で弁護士の庵野迦葉とともに面会を重ねるが……。共演は「水曜日が消えた」の中村倫也、「記憶屋 あなたを忘れない」の芳根京子、「最初の晩餐」の窪塚洋介。

みをつくし料理帖

「天と地と」など数々の作品をプロデュース・監督してきた角川春樹が、髙田郁の人気時代小説を映画化。大坂を襲った大洪水により幼くして両親を亡くし幼馴染と離れ離れになってしまった澪は、蕎麦処つる家の店主・種市に料理の才を見出され料理人として働く。苦難を乗り越え料理人として成長していく澪を「酔うと化け物になる父がつらい」の松本穂香が、幼馴染の野江を「ハルカの陶」の奈緒が演じる。また、1980年代の角川映画を彩り角川三人娘といわれた女優陣のうち薬師丸ひろ子、渡辺典子が特別出演。角川春樹は本作を生涯最後の監督作品と位置付けている。

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