父とその子

ちちとそのこ
製作国
アメリカ

ジャンル
コメディ

ここが見どころ

「拾万ドル玉手箱」と同じくJ・ウォルター・ルーペンが監督したウォーレス・ビアリー主演映画で、ドン・マークィス作の喜劇を劇作家A・E・トーマスが脚色したものである。助演者は「港に異常なし」のユーナ・マイクル、「拾万ドル玉手箱」のエリック・リンデン、「愛と光」のベティー・ファーネス、「銀翼の戦慄」のジュディス・バーレット、「高飛び成層圏」のテッド・ヒーリー、「処女散歩」のジャネット・ビーチャー、「ダイヤモンド・ジム」のジョージ・シドニーその他で、カメラも「拾万ドル玉手箱」と同じくクライド・デ・ヴィナが受持った。

「父とその子」のストーリー

未だ禁酒法の解けぬ1932年頃、ニューヨーク近郊のある町に住んでいるクレムは、お人好しではあったが大の酒飲みで、妻マチルダとの間に年頃の子供が二人もあるのに、怠けてばかりいるので一家の生計は豊かではなかった。マチルダは亡父の残した株を持っていた。彼女の従兄である銀行家のウェブスターはマチルダを説服してそれを安く買おうとするが、娘ルーシイの許婚トムが将来株価は高くなると話すので売らないでいた。株式仲買店で働いている息子のクレミイが結婚費用を設けるから、株を売って資金を貸してくれと頼んだときも彼女は応じなかった。クレミイはウェブスターを訪れて店主の金を使い込んだからと窮状を訴え融通を申し込んだところ、意外にも母の株を持ってくれば千四百ドル渡すと唆されたので彼は株を盗み出した。その晩マチルダは娘ルーシイがトムとの結婚を頼んだので、記念の品を与えようとして計らずも株券の紛失を発見し、疑惑の眼はたちまち夫のクレムに注がれた。最初彼はなぜ妻の態度が急に変わったのか判らなかったが、ようやくことの真相を知るに及んでとうとう家出をしなければならなくなった。ところが偶然にクレミイの支払った毛皮の代金千五百ドルの受取証を発見し、金の出所を不思議に思ってその次の日踊り子をしているクレミイの恋人を詰問したので、彼女はクレミイに愛想をつかして絶交を言い渡した。クレミイは父の前にすべてを告白したので父は何事もマチルダには内緒で解決する計画を立て、株の奔騰による莫大な利益をヴェブスターから強制的に取り戻すつもりでいたところ、友人から彼が酒の密売をしていることを聞き込んだので、早速乗り込んでヴェブスターを恐喝し一万ドルを貰い受けた。クレアムはその金を妻の許へ送り、自分は汽車でニューヨークへ出発しようとしていた時、クレミイから事実を聞いたマチルダは子供たちを連れて停車場へ駆けつけクレムを家へ連れ帰った。

「父とその子」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「父とその子」のスペック

基本情報
ジャンル コメディ
製作国 アメリカ
製作年 1937
製作会社 M・G・M映画
配給 MGM支社
レイティング

「父とその子」のみんなのレビュー

「父とその子」のレビューを書く

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/7

ブレッキン・メイヤー(1974)

少年マイロの火星冒険記 3D

「Disney’sクリスマス・キャロル」のロバート・ゼメキスが製作、「タイムマシン」のサイモン・ウェルズ監督とのタッグで贈る3Dアニメーション。火星人に誘拐された母親を救うために、少年マイロが様々な冒険を繰り広げる。声の出演は「ミニミニ大作戦」のセス・グリーン、「ファンボーイズ」のダン・フォグラー。

ガーフィールド2

世界中で愛されている人気者のネコ、ガーフィールドが活躍するコメディ・ドラマの第2弾。ガーフィールドの声にはビル・マーレイ、そのお人好しの飼い主ジョン・アーバックルをブレッキン・メイヤーが演じる。監督は「スポンジ・ボブ/スクエアパンツ」のティム・ヒル。
窪塚洋介(1979)

ファーストラヴ(2021)

島本理生による第159回直木賞受賞作を「十二人の死にたい子どもたち」の堤幸彦監督が北川景子主演で映画化。女子大生・聖山環菜が父親殺しの容疑で逮捕された。事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、義理の弟で弁護士の庵野迦葉とともに面会を重ねるが……。共演は「水曜日が消えた」の中村倫也、「記憶屋 あなたを忘れない」の芳根京子、「最初の晩餐」の窪塚洋介。

みをつくし料理帖

「天と地と」など数々の作品をプロデュース・監督してきた角川春樹が、髙田郁の人気時代小説を映画化。大坂を襲った大洪水により幼くして両親を亡くし幼馴染と離れ離れになってしまった澪は、蕎麦処つる家の店主・種市に料理の才を見出され料理人として働く。苦難を乗り越え料理人として成長していく澪を「酔うと化け物になる父がつらい」の松本穂香が、幼馴染の野江を「ハルカの陶」の奈緒が演じる。また、1980年代の角川映画を彩り角川三人娘といわれた女優陣のうち薬師丸ひろ子、渡辺典子が特別出演。角川春樹は本作を生涯最後の監督作品と位置付けている。

「父とその子」を観ているあなたにおすすめの映画