ここが見どころ
有名な『アラビアン・ナイト』の“アラジンの魔法のランプ”の話を自在に漫画化したもの。製作は「ジェラルド・マックボイン・ボイン」で知られるスティーブン・ボサストー、監督はジャック・キニー。音楽は「愛情物語」のジョージ・ダニング。日本語版の声の出演は、マグー=大森義夫、ヤスミンダ姫=吉行和子、青年アラジン=安田正利、大臣ワジア=下条正巳、王様=下元勉など。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「近眼のマグー 千一夜物語」のレビューを書く
「近眼のマグー 千一夜物語」のストーリー
バグダッドのランプ商、アブダラ・アジイズ・マグーは近眼だ。兄の息子アラジンを早く結婚させてやりたいと思う。宮殿では大臣ワジアの税金横領で王様の財政は破たんし、娘ヤスミンダ姫を大臣に嫁がせようとした。婚約パレードのとき、アラジンと姫はひかれあった。――大臣は地下室で悪魔に祈った。魔の炎は答える。“次には丘の地下室の穴倉にある魔法のランプを手に入れよ”穴倉の戸はアラジンだけが開けられる。ワジアはマグーを訪ね、昔いなくなった兄、アラジンの父だといい、アラジンを連れだした。丘の穴倉の戸を開けさせたが、結局、魔法のランプはアラジンと共に穴倉に残された。彼が、ランプをこすったとたん、青入道が現われ、どんなことでも申しつけ下さいといった。その力でアラジンは宝石を土産に帰宅した。宮殿で結婚式が始り、アラジンは父と称した男がワジアであると知った。ランプの精に結婚式の中止を命じると、宮殿のそばに壮大な城が立ち、アラジンは王子姿になった。王はワジアを追い出し、姫とアラジンを結婚させた。彼がランプをマグーにあずけたので、ワジアは商人に扮してランプを買い取った。そして、ランプの精に命じ、アラジンの城をこわさせ、姫を海中の塔に運ばせた。王は怒り、明朝まで姫を捜し出さねば斬首の刑に処せと命じた。マグーは猫を連れ、絨毯屋オマールの織った絨毯に乗って、姫のいる塔へ向った。ワジアはランプの精に嵐を起こせと命じ、海に落してサメに食わせようとした。危うかったが、魔法の絨毯の力でマグーは塔につきワジナとたたかった。ランプがマグーの手に入り、逆にワジナが海に落ち。サメに食われた。刑の寸前に間に合い、アラジンは姫と結婚できた。
「近眼のマグー 千一夜物語」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ファンタジー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1959 |
公開年月日 | 1960年3月18日 |
上映時間 | 75分 |
製作会社 | UPA・フューチァー・プロダクション映画 |
配給 | コロムビア映画 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
音量 | モノラル |
「近眼のマグー 千一夜物語」のみんなのレビュー
「近眼のマグー 千一夜物語」のレビューを書く映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 1/25
- 森田芳光(1950)
-
の・ようなもの のようなもの
2011年に急逝した「家族ゲーム」「それから」の森田芳光監督の劇場デビュー作「の・ようなもの」の35年後を描く青春ドラマ。生真面目で冴えない落語家が、落語を捨てのんびりと暮らす兄弟子と出会い、自分らしく生きる楽しさを知っていく。監督は長年、森田組を助監督として支え続けた杉山泰一。出演は「僕達急行 A列車で行こう」の松山ケンイチ、ピエール瀧、「間宮兄弟」の北川景子、塚地武雅、佐々木蔵之介、「の・ようなもの」の伊藤克信、尾藤イサオ、でんでん、「メイン・テーマ」の野村宏伸、「椿三十郎(2007)」の鈴木亮平、「家族ゲーム」の宮川一朗太、「39 刑法第三十九条」の鈴木京香。 -
僕達急行 A列車で行こう
「うさぎドロップ」の松山ケンイチと「ワイルド7」の瑛太が鉄道マニアに扮し、恋に仕事に奮闘する姿を描いたコメディ。九州ロケを敢行し、合計20路線80モデルにもおよぶ車両の登場が鉄道映画らしいこだわり。共演は「パレード」の貫地谷しほり、「ALWAYS 三丁目の夕日'64」のピエール瀧。森田芳光監督の遺作。
NEW今日命日の映画人 1/25
- 円谷英二(1970)
-
ゴジラ 60周年記念 デジタルリマスター版
日本怪獣特撮映画の金字塔“ゴジラ”。その第1作目の公開から60年をむかえ、初回上映状態を再現することを目標に7ヵ月かけて制作されたデジタルリマスター版。4Kスキャンされたデータを元に、ソフトウェアおよび手作業による1コマ1コマのごみ取り処理がなされた。また音声も違和感が生じないよう細心の注意が払われたノイズ除去が行われている。監督は本多猪四郎。特技監督は円谷英二。出演は宝田明、河内桃子、平田昭彦、志村喬ほか。 -
ネオ・ウルトラQ 特別上映 part.II
1966年に放送された伝説のテレビドラマ『ウルトラQ』。その後の「ウルトラマンシリーズ」の礎となった作品。2013年、円谷プロダクション×WOWOWの共同製作による“セカンドシーズン”として全12話のまったく新しいドラマシリーズ『ネオ・ウルトラQ』が最新鋭4Kカメラを導入し、石井岳龍、中井庸友、入江悠、田口清隆ら4人の気鋭のクリエイターたちにより制作された。WOWOWでの放映に続き、2013年より順次、劇場公開される。 TV放映された全12話の内3話に加え、モノクロ作品であったオリジナルの『ウルトラQ』をハリウッドのデジタル技術でHDリマスター&カラー化した『総天然色ウルトラQ』から、選んだ一話を加えた計4話構成で上映。