…チック…チック…チック

ちっくちっくちっく
上映日
1970年5月2日

製作国
アメリカ

ジャンル
サスペンス・ミステリー アクション

ここが見どころ

新任の黒人保安官が、1人南部の町の反感と闘う姿を描いた、アクション・サスペンス。製作はラルフ・ネルソンとジェームズ・リー・バレット。監督は「まごころを君に」のラルフ・ネルソン、脚本は「大いなる男たち」のジェームズ・リー・バレット。撮影は「夕陽よ急げ」のロイヤル・グリグス、音楽はキャルビン・ジャクソン、編集はアレックス・ビートンがそれぞれ担当。出演は「暴動」のジム・ブラウン、「暴力脱獄」のジョージ・ケネディ、「アルトナ」のフレドリック・マーチ、新人リン・カーリン、「マンハッタン無宿」のドン・ストラウドド、ジャネット・マクラクラン、リチャード・エルキンズなど。

「…チック…チック…チック」のストーリー

真夏のうだるような暑さの中、アメリカ南部のコルーサ郡はいつになく、不穏な空気に包まれていた。永年その職にあったリットル(ジョージ・ケネディ)を破って、黒人のプライス(ジム・ブラウン)がシェリフに選ばれたのが、その原因であった。黒人に反感をもつ人々は、リットルとその夫人のジュリア(リン・カーリン)に罵言をあびせかけ、新任のプライスと妻メリー(ジャネット・マクラクラン)には、いやがらせをしたりした。この事態を1人憂慮する町長のパーク(フレドリック・マーチ)は、白人たちに忠告をしたが、効き目はなかった。白人たちのあからさまな反感に、プライスは敢然とたちむかい、保安官代理職に黒人青年ウィルクス(ルチャード・エルキンズ)を任命した。そして、前保安官代理のベンジー(ドン・ストラウドド)を拳銃不法所持でとらえようとしたプライスは、リットルに先を越されてしまった。コルーサを無法の地にすることに我慢できないリットルの気持ちを、プライスは保安官の意地からはねのけた。その彼が最初に逮捕したのは、酔っぱらい運転で少女を殺した白人青年であった。だが悪いことには、その青年の父親が隣接する郡の有力者であったので、たちまちプライスは強迫をうけ始めた。やがて、リットルの報告で、父親が隊をつくって襲ってくることを知ったプライスは、リットルの助けをかりて助手を募った。ようやく集まった10人の黒人助手をつれ、プライスとリットルは郡境に向かった。多勢に無勢彼らは決死の覚悟で待ちかまえていた。雷雨の夜陰をついて、侵略者の一隊が迫って来た。いまや悲惨な戦いを待つばかりのプライスたちのところへ、大勢の白人たちがかけつけて来た。法と郡の防衛に立ち上がった群勢をみて、侵略者たちはむなしく引き上げていった。

「…チック…チック…チック」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「…チック…チック…チック」のスペック

基本情報
ジャンル サスペンス・ミステリー アクション
製作国 アメリカ
製作年 1969
公開年月日 1970年5月2日
製作会社 ラルフ・ネルソン・プロ作品
配給 MGM
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 1/20

デイヴィッド・リンチ(1946)

ようこそ映画音響の世界へ

ハリウッドの映画音響に焦点をあてたドキュメンタリー。その進化において大きな偉業を残した「市民ケーン」「鳥」「ゴッドファーザー」などの名作から映画音響の歴史を紹介。さらに、スペシャリストたちと共に“音”が映画にもたらす効果と重要性に迫っていく。出演は「地獄の黙示録」のウォルター・マーチ、「スター・ウォーズ」のベン・バート、「ジュラシック・パーク」のゲイリー・ライドストローム。

デニス・ホッパー/狂気の旅路

個性派俳優でありアメリカン・ニューシネマを代表する「イージー・ライダー」を監督、アーティストとしての顔も持つハリウッドの反逆児デニス・ホッパーの半生を追うドキュメンタリー。関係者の証言や未公開映像を交え、その足跡と映画史における役割を辿る。デニス・ホッパーの大ファンだったニック・エベリング監督が、1970年代初頭から約40年にわたりホッパーの右腕だったサティヤ・デ・ラ・マニトウをはじめ家族や友人・知人らによる数々の証言や、自ら集めた未公開映像をもとに構成。
エヴァン・ピーターズ(1987)

ボーダーライン:ソマリア・ウォー

海賊が蔓延るソマリアで現地取材を行ったジャーナリスト、ジェイ・バハダーの手記を映画化。2008年。伝説のジャーナリスト、シーモアの影響を受けたジェイは、ソマリアの現地取材に向かう。危険な取材の中、使命感を芽生えさせてゆくジェイだったが……。出演は「X-MEN:ダーク・フェニックス」のエヴァン・ピーターズ、「キャプテン・フィリップス」のバーカッド・アブディ、「ワーキング・ガール」のメラニー・グリフィス、「ゴッドファーザー」のアル・パチーノ。

X-MEN:ダーク・フェニックス

特殊能力を持つミュータントたちの活躍を描いた人気シリーズ「X-MEN」第7弾。X-MENの一員であるジーン・グレイが宇宙で事故に遭遇。これによりダークサイドが覚醒し、世界を滅ぼすほどの強大なパワーを持つダーク・フェニックスに変貌する……。出演は前作「X-MEN:アポカリプス」に引き続きジーン・グレイを演じるソフィー・ターナー、「ミスター・ガラス」のジェームズ・マカヴォイ、「エイリアン:コヴェナント」のマイケル・ファスベンダー。「X-MEN:アポカリプス」の脚本を担当するなど、長年にわたってシリーズに携わってきたサイモン・キンバーグが、長編映画初監督を務める。

NEW今日命日の映画人 1/20

オードリー・ヘップバーン(1993)

マイヤーリング

1957年にテレビ番組『プロデューサーズ・ショーケース』の1本として1度だけ全米生放送された作品。以後、目にする機会はなかったが、当時の技術“キネスコープ”で録画されたマスターを復元し、劇場公開が実現した。オードリー・ヘプバーン(「ローマの休日」)とメル・ファーラー(「戦争と平和」)の夫婦共演も話題に。

ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版

アメリカン・フィルム・インスティテュートが2000年に発表した“アメリカが生んだ最も素晴らしいラブストーリー ベスト100”の第4位に選ばれた恋愛映画。製作から50周年を迎え、“デジタル・ニューマスター版”として再び公開された。この映画によって、主演のオードリー・ヘプバーンは無名の女優からハリウッド・スターとなった。なお脚本は、当時の赤狩りでハリウッドから締め出されていたダルトン・トランボが、友人のイアン・マクラレン・ハンター名義で初稿を執筆、これにハンターが手を加えたものを、さらにジョン・ダイトンが改稿するかたちで決定稿に至った。初公開時はトランボの名前は伏せられていたが、のちに当時の事情が明らかになり、デジタル・ニューマスター版には新たにトランボの名がクレジットされている。

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