ここが見どころ
スウェーデンの劇作家ヘンニング・ベルゲルの書いた「罪の洪水」を、J・G・ホークスが脚色し、「オリヴァー・トウィスト」「不滅の情火」等と同じくフランク・ロイドが監督した。主役は「クリスチャン」「売られ行く魂」等出演のリチャード・ディックス、「女房征服」「背中を掻いて頂戴な」等出演のヘレン・チャドウィック、「二国旗の下に」「干潮」等出演のジェームズ・カークウッド、「メイル・マン」「危険信号」等出演のラルフ・ルイス等である。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「濁流(1921・アメリカ)」のレビューを書く
「濁流(1921・アメリカ)」のストーリー
ミシシッピ河流域にあるコッニトニアの町にストラットンの経営する料理店があった。町が河よりも低いので、洪水を恐れたストラットンは洪水の際、水の入らぬような頑丈な扉を入口に備え付けていた。ある時猛烈な洪水が押し寄せて10人の男と1人の女とが、この料理店に閉じ込められてしまった。その中には若い仲買商のビリー・ベアー、彼の恋する唄女ポッピーもあった。おのおのは何時引くともない洪水に閉ざされて、空気が無くなれば死なねばならないと知った時、今までの利己的な心や果敢ない巧妙心は皆消えて、広い人道愛に覚め、皆過去の罪を懺悔して、最後の時を待っていた。彼等は徐々に窒息して死ぬよりも、いっそ水に溺れて死のうと入口の扉を開けた。何と、町には美しい日光が輝いて、既に洪水は引いてしまっていた。命が助かったと知ると、彼等は今までの美しい心を忘れて、再び利己的な人間に返ったが、ビリーとポッピーとは例外であった。2人はおのおの朗かな心地を抱いて結婚の許可証を取りにと急いだ。
「濁流(1921・アメリカ)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1921 |
製作会社 | ゴールドウィン映画 |
配給 | 日米映画社 |
レイティング | |
カラー/サイズ | モノクロ |
「濁流(1921・アメリカ)」のみんなのレビュー
「濁流(1921・アメリカ)」のレビューを書く映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日命日の映画人 3/4
- 西沢信孝(2015)
-
蓮如物語
親鸞上人の直系として、本願寺に生まれた室町時代の高僧・蓮如の生涯を綴って伝記アニメーション。監督は葛西治。五木寛之の児童小説を、「極道の妻たち 決着」の監督・中島貞夫が脚色。撮影を「たまごっち ホントのはなし」の武井利晴が担当している。声の出演に「流れ板七人」の松方弘樹。文部省選定、優秀映画鑑賞会推薦作品。 -
地獄先生ぬーべー 恐怖の夏休み!!妖しの海の伝説!
恐ろしい伝説の残る島を舞台に、お馴染みぬ~べ~とその教え子たちが繰り広げる愛と友情の闘いを描いたアニメーションの第3弾。監督は劇場版第1作を手掛けた志水淳児。真倉翔と岡野剛による『週刊少年ジャンプ』連載の人気コミックをもとに、「地獄堂霊界通信」の菅良幸が脚本を執筆している。“'97夏・東映アニメフェア”の中の1本として公開された。