ある愛のすべて

あるあいのすべて
上映日
1973年5月5日

製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

結婚してから10年余、倦怠期に陥った夫婦の前に、若くナイーヴな女が出現したことによって起こる女と女、女と男の奇妙な3角関係を描く。製作総指揮はエリオット・カストナー、製作はアラン・ラッド・ジュニア、ジェイ・カンター、監督は「戦略大作戦」のブライアン・G・ハットン、脚本は「みどりの瞳」の女流作家エドナ・オブライエン、撮影はビリー・ウィリアムズ、音楽はスタンリー・マイヤーズ、編集はジム・クラークが各々担当。出演はエリザベス・テイラー、マイケル・ケイン、スザンナ・ヨーク、マーガレット・レイトン、ジョン・スタンディングなど。

「ある愛のすべて」のストーリー

ロバート・ブレークリー(マイケル・ケイン)の心の中には10数年連れそった妻ジー(エロザベス・テイラー)に対する不満がわだかまっていた。今だに子供のない夫婦のあいだには、愛と憎しみが渦巻いており、事件の起きるのを待ち構えていた。ある夜、強引なジーに連れられて、ロンドンの社交界に顔のきく奇妙な女、グラディス(マーガレット・レイトン)の主催する怪しげなパーティにでかけたロバートは、不健康な夜のつどいには不似合いな清楚な若い女ステラ(スザンナ・ヨーク)に眼をとめた。グラディスの紹介によれば、小さなブティックの経営者ということだった。ジーが聞き耳を立てているのを承知の上で、彼女を食事に誘ってみる。一方、女と見れば興味を示す夫、とは知っていても心おだやかでないジーは、ロバートが席を立ったスキに、ステラに話しかけた。ジーの悪意に満ちたトゲをふくんだ言葉は、たちまちステラを傷つけたが、この夜をきっかけに、ロバーツとステラは、大人同志のすべてをわきまえた恋人になった。ジーからは決して得られないやすらぎと陶酔のときをすごすロバートに、ステラは、夫とは死別して、双児の子供たちを田舎に預けて暮らしている身であることを打ち明ける。2人の関係が親密になればなる程ジーとロバートのミゾは深まり、ある日、2、3日スペインへ旅行するといってジーは家を出てしまった。その夜、ロバートはステラを自宅に招いたものの、帰り際にオフィスにジーが訪ねてきたことを知って愕然とする。何も知らずに手料理を作って現われたステラ。冷ややかな空気が流れ、ロバートはいたたまれず席を立ってしまった。更に険悪になったジーとロバートは、ささいなことで衝突した。憎悪に狂ったジーは、なじみの美容師ゴードン(ジョン・スタンディング)に、ステラとロバートの監視を頼み込むが、そんなこととは知らない彼は、ステラを連れてスコットランドへ短い旅にでることになった。しかし、せっかくの1夜もゴードンのために大なしになり、ロバートは家をでることを決心した。その夜、真夜中、ジーがバス・ルームで自殺を計った。意識を回復したジーの強引な頼みで、見舞いにきたステラは初対面のときの会話をむしかえされた。「どうして退学になったの?」「尼さんが好きになってキスしたからよ」そのときジーの眼が一瞬光った。数日して、ロバートとステラの新しい愛の生活がスタートした。翌日、まだ帰らぬロバートを待つステラの許へ、傷のいえたジーが訪れた。嫉妬を笑顔でかくしたジーは、自分の夫が寝るであろうベッドへステラを誘った。彼女は、ステラがかつて女だけの愛の中にいたことを知っていた。やがてアパートに帰ってきたロバートはベッドで泣き伏しているステラと、勝ち誇ったような笑顔のジーを見るうちに何が起こったのか考える力を失ってしまった。これからの人生は一体、どうなってしまうのだろう…。

「ある愛のすべて」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ある愛のすべて」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1972
公開年月日 1973年5月5日
製作会社 カストナー=ラッド=カンター・プロ作品
配給 コロムビア映画
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

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