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ジェームズ・ピートマンとロバート・S・ウィークリーのオリジナル・シナリオをテレビ畑からのリチャード・ラッシュが監督したスパイ・アクション。撮影はレスリー・コバクス、音楽は「渚にて」のスティーヴ・アレン。彼はタレントとして映画・テレビにも出演している多才な人である。出演は「勇者の街」のテリー・ムーア、テレビ、ナイトクラブなどのコメディアンのジャン・マレイ、「ランダース」のスー・アン・ラングドン、「アパッチ砂漠」のポール・マンティーほか。製作はルイス・M・ホロウィッツ。
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「短刀と呼ばれる男」のストーリー
元ナチ科学者のアメリカへの流入が当局の神経を刺激し、秘密探偵のディック・ダガー(ポール・マンティーー)は、その動きを探査中だった。ある日、彼は元ナチ科学者のレイナーを追っていると彼はコッフマン(ジャン・マレイ)の肉類出荷工場へと消えていった。コッフマンは、元ナチ親衛隊大佐で強制収容所の所長をしていた男だ。そして当局は、前々から彼をマークしていた。ダガーはスパイ仲間のハーバー(テリー・ムーア)と接触し、コッフマンの工場を遠くから偵察したが気づかれ、あやうく命を失いそうになった。意を決したダガーはコッフマンの工場に潜入し、彼の情婦イングリッドから情報をひき出そうとしたが失敗。だが思いがけなく、彼女のマッサージ師から意外な情報を手に入れた。というのは、友人のエリカが行方不明だというのだ。そこでダガーはエリカの行方を追い、やっと捕まえることができたが、なんと彼女はコッフマンにすっかり洗脳されており、ダガーを殺そうとさえした。彼女は歯に無電のレシーバーを植えつけてあり、そのレシーバーの命令通り動く人間になっていたのだ。ダガーはコッフマンの工場の秘密部分に潜入したが、多数の敵に、あえなく捕まってしまった。そこへ現れたコッフマン。彼は、自分の意図する世界征服のプランを得々と語り出した。まず各国政府の指導者を誘拐、洗脳し、彼らの歯にレシーバーをはめこんで彼らを思うままに操り、完全に世界を握る。不敵な計画だった。やがてダガーは洗脳室に入れられたが、すきをみて腕時計の殺人光線を使って自由を得た。ダガーの攻撃が始まり、ついにコッフマンと対決。死闘の末ダガーの勝利となった。
「短刀と呼ばれる男」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1968 |
公開年月日 | 1968年5月24日 |
製作会社 | グローバル・スクリーン |
配給 | MGM |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
「短刀と呼ばれる男」のみんなのレビュー
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