アリゾナの決闘

ありぞなのけっとう
上映日
1950年4月25日

製作国
アメリカ

上映時間
88分

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「都会の叫び」「荒野の決闘」のヴィクター・マチュアと「死の接吻(1947)」で無名から抜擢されたコリーン・グレイが主演する映画で、アカデミー受賞脚本家チャールズ・G・ブースがデイヴィッド・ガースのストーリーを素材として脚本を書下し、「銀嶺セレナーデ」のハンバーストンが監督し、ハリー・ジャクソンが撮影した1948年作品。助演は新人グレン・ランガン、「妖花」「恐ろしき結婚」のアルバート・デッカー、レジナルド・ガーディナー、フレッド・クラーク、チャールズ・ケンパーなど。

「アリゾナの決闘」のストーリー

1880年頃、銀が出るというアリゾナのファーネス・クリークには、成金を夢見る山師が命がけで来ていた。というのは酋長リトル・ドッグが率いる凶暴なアパッチ・インディアンが、この付近に巣喰って、白人の銀鉱開発を妨害したからである。この砂漠の中の離れ島のようなファーネス・クリークに、救援物資を送る幌馬車隊は、ウォルシュ大尉(レジナルド・ガーディナー)指揮の騎兵隊に護られていたが、ブラックウェル将軍(ロバート・ワーウィック)の命令で、大尉は別の任務についた。護衛なしの幌馬車隊は、アパッチ族に襲われ皆殺しとなったので、ブラックウェル将軍は責任を問われ軍法会議に付された。将軍は護衛騎兵隊に別途命令を出さなかったと誓いながら、心痛のあまり心臓マヒで死んでしまった。家出して身を持ちくずしている息子キャッシュ(ヴィクター・マチュア)は、このことを聞くと父の無罪を確信し、汚名を雪ごうと決意する。ファーネス・クリークの町も、銀鉱も支配するボスのレヴァレット(アルバート・デッカー)を臭いと睨んだキャッシュは、テックス・キャメロンという偽名を名乗り、レヴァレットの用心棒に雇われた。彼は、父をアパッチに殺されたカフェの給仕モリー・バクスター(コリーン・グレイ)と知り合ったが、彼女は同じく新来のルーフ(グレン・ランガン)という男にも恋される。テックスはルーフが6年ぶりで会う弟であることに驚いたが、ルーフが何の目的で来たかを察知したレヴァレットは、その兄とも知らずテックスにルーフを看視させる。アパッチ族襲撃の時以来、悶々としているウォルシュは、やはりレヴァレットに看視されていたのであるが脱出を企てて失敗し、モリーの部屋に逃げ込んで、アパッチ族襲撃の折には、レヴァレットに買収されてブラックウェル将軍の命令を受けたと偽った旨の告白書を書く。一味の者がウォルシュを射殺すると、飛び込んだルーフは告白書を奪ったが、丁度帰って来たモリーは彼を殺害犯人と思う。ルーフ看視役のテックスは告白書を弟から取り上げ、リンチに遭わせないためにルーフを投獄する。彼は告白書の件をモリーに口外するなと頼んだが、誤解されて断わられる。裁判は開かれルーフは死刑の宣告だ。窮したテックスはルーフと共に馬で脱走したが、途中で告白書をルーフに渡し、自らは砦の廃虚に拠って、レヴァレットの部下2名を射殺した。テックスも負傷したがレヴァレットは彼の裏切りを復讐に来たリトル・ドッグの一弾に仆れる。かくてブラックウェル将軍の汚名は兄弟の働きで晴れた。

「アリゾナの決闘」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「アリゾナの決闘」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1948
公開年月日 1950年4月25日
上映時間 88分
製作会社 20世紀フォックス映画
配給 セントラル
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/1

エリカ・リバス(1974)

人生スイッチ

アルゼンチンで国内年間ランキング1位を獲得したオムニバス形式のブラック・コメディ。製作は、「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル。出演は、「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリン。第87回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
ヴェイッコ・アールトネン(1955)

罪と罰(1983)

殺人を犯した青年の行動を乾いたタッチで描く作品。「白い花びら」のアキ・カウリスマキ、監督長編第1作。原作はロシアの文豪、ドストエフスキーの同名小説。出演はマルチ俳優として活躍するマルック・トイッカ、「愛しのタチアナ」までカウリスマキ作品の顔だったマッティ・ペロンパー、カウリスマキ作品の常連名脇役であるエスコ・ニッカリほか。1983年第1回フィンランド・ユッシ賞最優秀処女作品、最優秀脚本賞受賞。

ラヴィ・ド・ボエーム

パリを舞台に、3人の芸術家のボヘミアン生活を描く。監督・製作・脚本は「コントラクト・キラー」のアキ・カウリスマキ、原作はアンリ・ミュルジェールの小説『ボヘミアン生活の情景』(Scenes de la vie de boheme)、撮影はティモ・サルミネンが担当、音楽はセルジュ・レジアニが歌う「僕は飲む」、しのはらとしたけが歌う「雪の降る町を」などの既成曲を使用している。

NEW今日命日の映画人 12/1

シェリー・モリソン(2019)

無邪気な悪魔におもちゃが8つ

子供によって行われるショッキングな殺戮を描いたホラー。感化院の車が雪山で事故に遭い、護送されていた5人の問題児たちが脱走する。ロッジで冬を楽しく過ごそうとしていた大人たちに保護されるが、子供たちは彼らを残酷な方法で殺し始め…。【スタッフ&キャスト】監督:ショーン・マグレガー 脚本:ジョン・ダーレン 撮影:ポール・ヒップ/マイケル・シェア 出演:レイフ・ギャレット/ソレル・ブーク/ジーン・エヴァンス/シェリー・モリソン

愛のそよ風

『チェンジリング』のクリント・イーストウッドが初めて監督業だけに専念して制作したドラマ。不動産業を営む裕福な中年・フランクは、ある日ヒッピー風の少女・ブリージーと出会う。初めは自由に生きる彼女に苛立ちを覚えていたがフランクだったが…。【スタッフ&キャスト】監督:クリント・イーストウッド 製作:ロバート・デイリー 脚本:ジョー・ハイムズ 撮影:フランク・スタンリー 出演:ウィリアム・ホールデン/ケイ・レンツ/ロジャー・C・カーメル/シェリー・モリソン
マイケル・ライ(2019)

ルージュ(1987)

恋人を探すために現世へ戻ってきた美貌の幽霊の激しくも切ない恋を描くロマンチック・ファンタジー。監督はスタンリー・クワン。出演は、レスリー・チャン、アニタ・ムイ、アレックス・マンほか。2013年3月30日より、東京・シネマート六本木、大阪・シネマート心斎橋にて開催された「レスリー・チャン メモリアル」にてデジタル上映。

九龍の眼

悪質な爆弾犯人たちを追いつめる香港警察の刑事チェンの活躍を描くアクション。「ポリス・ストーリー 香港国際警察」の続篇で、監督・主演・原案・スタント監修は「サイクロンZ」のジャッキー・チェン(成龍)、製作総指揮はレイモンド・チョウ(鄒文懐)とレナード・ホウ(何冠昌)、製作はエドワード・タン、脚本はエドワード・タンとジャッキー・チェン、撮影はチョウ・イウゾウ(張耀祖)とリー・ヤウトン(李有棠)、音楽はマイケル・ライ(黎小田)が担当。出演はほかに「ポリス・ストーリー 香港国際警察」のマギー・チャン(張曼玉)、「プロジェクトA2 史上最大の標的」のタン・ピョウ(董驃)、「サイクロンZ」のクリスタル・コオ(郭錦恩)など。ビデオタイトル「ポリス・ストーリー2 九龍の眼」。