ここが見どころ
誘導弾の開発をめぐる謎の男対FBIの活躍を描く連邦警察シリーズ第2段である。原題名の98条は国防を脅かす破壊罪のこと。原作・製作はスタンリー・ニス、監督は「ブラック・ゴールド」のレスリー・H・マーティンソン。撮影はロバート・ホフマンでワシントンのFBIの全面的協力を得て行った。音楽は前作「連邦警察」のマックス・スタイナー。出演者はTV「マーベリック」のジャック・ケリー、「チャップマン報告」のレイ・ダントンとアンドリュー・デュガン、「ブラック・ゴールド」のフィリップ・ケイリー、「肉体のすきま風」の新人ペギー・マッケイなど。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「続連邦警察」のレビューを書く
「続連邦警察」のストーリー
ゴーントレット1号の開発を受け持つアマートロニック会社社長アラン・W・ニコルズ(アンドリュー・デュガン)、副社長ロバート・P・キャノン、同じくフレッド・ビターレ(レイ・ダントン)の3人は会社の呼び出しで、ケープ・カナベラルの誘導弾テストを見ることになった。社長夫人マリアン(C・クローリー)、キャノンの妻デボラ(ペギー・マッケイ)、ビターレの母が3人の荷造りをし、会社の運転手がビターレの鞄を取りに行った間に、謎の男ピーターセンがキャノンの鞄を爆弾を仕かけたものとすり替えた。3人は社長秘書でビターレのガールフレンド、グレース・マクリーン(M・アンダース)とともに会社の飛行機で出発した。主任技師マックリンは同行を断った。機上で爆弾を発見したキャノンは青くなったがビターレがワイヤを切った。FBIの全機関の腕ききが事件解決に動員された。ワシントンから来た調査官ルロイ・ギフォード(フィリップ・ケイリー)が特別捜査班を指揮した。ワシントンのFBI専門家たちは、爆弾は電子工学に明るい者が仕かけたという結論に達した。カリフォルニア州でピーターセンが買ったのと同じ鞄が発見され、その間にゴーントレット1号の打ち上げテストは成功した。調べが進むにつれてマリアンとマックリンの関係が分かり、工場の現場主任ピーターセンは会社を解雇された息子について尋問されたが、息子は事件には無関心だった。FBIの鑑識部で分析された爆弾の一部と鞄がサンフランシスコに送られ、ピーターセンが犯人だという証拠が集まった。彼が社長のヨットに行くとマリアンがマックリンを待っていた。彼は社長に対する憎悪をぶちまけ、マリアンと爆弾で心中しようとしてあわやという時、ギフォードたちがかけつけ、彼は逮捕された。アメリカ各地に分散しているFBIのチーム・ワークによって、悲劇的な事故と重大な損失は未然に防がれた。
「続連邦警察」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1962 |
公開年月日 | 1962年12月1日 |
製作会社 | ワーナー・ブラザース |
配給 | ワーナー・ブラザース |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダード |
「続連邦警察」のみんなのレビュー
「続連邦警察」のレビューを書く映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/1
- ハビエル・バルデム(1969)
-
誰もがそれを知っている
「別離」「セールスマン」のアスガー・ファルハディ監督が、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを主演に迎えたサスペンス。スペインの故郷で久々に再会したラウラの家族と幼なじみ。しかし、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、家族の秘密と嘘が綻び始める。共演は「しあわせな人生の選択」のリカルド・ダリン、「マジカル・ガール」のバルバラ・レニー。撮影監督は「エル・スール」「ボルベール 帰郷」のホセ・ルイス・アルカイネ。 -
パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
ジョニー・デップ主演の大ヒットシリーズ第5弾。海の死神サラザールが魔の三角地帯から解き放たれ、ジャック・スパロウへの復讐を目論む。それを阻止するためジャックは、“ポセイドンの槍”を手に入れようと、新たな仲間と大海原へ繰り出してゆく……。共演は「007 スカイフォール」のハビエル・バルデム、「キング・オブ・エジプト」のブレントン・スウェイツ、「メイズ・ランナー」のカヤ・スコデラリオ。メガホンを取ったのは、「コン・ティキ」のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。
NEW今日命日の映画人 3/1
- ダニエル・フォン・バーゲン(2015)
-
ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン
死んだ兵士を戦闘マシーンとして蘇生させるプロジェクト“ユニバーサル・ソルジャー”で甦った男の戦いを描くSFアクション。1992年に公開された「ユニバーサル・ソルジャー」の続編。監督はミック・ロジャース。主演は前作に引き続きジャン=クロード・ヴァン・ダム。 -
ポストマン(1997)
荒廃した近未来のアメリカを舞台に、人々に希望をもたらす郵便配達人(ポストマン)の姿を描いたアクション・ロマン大作。監督・主演は「ウォーターワールド」「ティン・カップ」のケヴィン・コスナーで、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」に次ぐ7年ぶりの監督第2作。脚本はデイヴィッド・ブリンの同名小説(邦訳・ハヤカワ文庫)を基に、エリック・ロスと「ライアー」のブライアン・ヘルゲランドの共同。製作はコスナーと彼のパートナーのジム・ウィルソン、「ロング・キス・グッドナイト」のスティーヴ・ティッシュ。撮影は「モアイの謎」のスティーヴ・ウィンダン。音楽は「ファーザーズ・デイ」のジェームズ・ニュートン・ハワード。美術は「ワイアット・アープ」のアイダ・ランダム。編集は「ウォーターワールド」のピーター・ボイル。共演は「追いつめられて」でコスナーと共演した「コピーキャット」のウィル・パットン、英国の舞台女優で本作がデビューとなるオリヴィア・ウィリアムス、「ラブ・ジョーンズ」のラレンツ・テイト、「スネーク・アイズ」「パンサー」のジェームズ・ルッソのほか、ロック・ミュージシャンのトム・ペティが特別出演。