- 手に汗握る
- 感動的な
- 怖い
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- 泣ける
- 可愛い
- 笑える
- 重厚感のある
- かっこいい
- ほのぼのとした
- セクシーな
- スカッとする
- 親子で楽しめそう
- 考えさせられる
ここが見どころ
自動車事故の訴訟をめぐって、敵味方にわかれた父娘弁護士の争いを描く。製作はテッド・フィールド、スコット・クループとロバート・W・コート、監督は「愛は霧のかなたに」のマイケル・アプテッド、脚本はキャロリン・シェルビー、クリストファー・アイムズとサマンサ・シャッド、撮影はコンラッド・ホール、音楽はジェームズ・ホーナーが担当。出演はジーン・ハックマン、メアリー・エリザベス・マストラントニオほか。
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「訴訟」のストーリー
60年代以降、弱者たちの弁護に人生を捧げ英雄視されてきたジェディダイア・タッカー・ウォード(ジーン・ハックマン)は、全米有数の自動車会社アルゴの自動車メレディアンを欠陥車として訴訟を起こそうとしていた。一方、ウォードの娘マギー(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)も父と同じ弁護士の道を歩んでいたが、父が世間の名声とはうらはらに女性関係で母エステル(ジョアンナ・マリーン)を泣かせてきたこともあり彼を憎み、父娘の間には深いミゾがあった。マギーはアルゴの顧問弁護士でもある業界有数のクイン法律事務所に勤めており、このメレディアン訴訟の裁判を出世のチャンスと考え、上司であり恋人でもあるマイケル・グレイザー(コリン・フリールズ)に頼み込み、これを担当することになった。やがて裁判が開始され、父と娘は法廷で激しくやりあうが、その争いにショックを受けたエステルは脳血栓で倒れ、他界してしまう。その死をきっかけに父と娘は心を通い合わせるが、ひとたび仕事のこととなると激しい口論となった。だがマギーは、メレディアンの設計チームの1人、パベル(ヤン・ロービッシュ)から車は欠陥車であり、そのことを上司に報告したが当時の顧問弁護士であったマイケルが事実をもみ消していたことを知る。さらに全欠陥車を回収修理するより裁判での費用が安く済むので回収しなかったという大企業の人命軽視の考え方を知り、マギーは激しい怒りを覚え、正義を貫いてきた父の立派さにあらためて気づいた。事件の核心に迫る裁判当日、ついにマギーはマイケルらを裏切り、父の味方につく。父娘は和解し、裁判は原告側の勝訴に導かれるのだった。
「訴訟」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1991 |
公開年月日 | 1991年11月2日 |
製作会社 | インタースコープ・コミュニケーションズ・プロ作品 |
配給 | 20世紀フォックス |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/3
- ジェシカ・ビール(1982)
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世界にひとつのロマンティック
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記者たち 衝撃と畏怖の真実
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NEW今日命日の映画人 3/3
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小梅姐さん
「炭坑節」や「黒田節」など多くの民謡をヒットさせ、NHK紅白歌合戦でも美声を聞かせた芸者出身の歌手・赤坂小梅の生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー。生まれ育った筑豊や芸者修行に励んだ北九州など彼女ゆかりの地を訪ね、数々の記録映像や関係者へのインタビューを交え、歌一筋に生きた彼女の生涯に迫る。監督は『ハイビジョンふるさと発~有明海に生きるカメラマンの物語~』などのドキュメンタリー番組を数多く手掛けた山本眸古。ナレーションを「悪名」の水谷八重子、作曲・音楽アドバイザーを「上方苦界草紙」の本條秀太郎が担当した。赤坂小梅。本名、向山コウメは明治39年(1906)年4月、福岡県川崎町に9人兄姉の末っ子として生まれる。16歳の時に自ら芸者を志し北九州の置屋「稲本」に。通常1年間の芸者修行を3ヶ月でこなし、1年で芸者デビュー、“梅若”を名乗る。昭和4(1929)年、九州一円の民謡研究のため小倉を訪れていた野口雨情、藤井清水らに認められ、レコードデビューを果たし、同6年に上京。同8年、コロムビアから発売した「ほんとにそうなら」が大ヒット。以来、端唄、舞踊小唄などを含め、多くの流行歌や民謡をレコーディングしヒットさせた。NHK紅白歌合戦にも4回出場、その豪放磊落な性格から多くの文化人や政・財界人などに愛され、大衆から支持された。酒豪でも知られ、恰幅のいい体型が特徴的だった彼女は昭和56(1981)年4月、75歳で引退。晩年は民謡の普及や福祉活動に勤しみ、平成4(1992)年1月17日死去。享年85歳であった。 -
楳図かずお恐怖劇場 まだらの少女
人の憎しみが生み出す蛇の呪いの恐怖を描いた中篇ホラー。監督は「恋する幼虫」の井口昇。楳図かずお原作の同名コミックを基に、「ホラ~番長 稀人」の小中千昭が脚色。撮影を「着信アリ2」の喜久村徳章が担当している。主演は、「Last Quarter 下弦の月」の中村有沙と「TRICK 劇場版」の成海璃子。尚、本作は「楳図かずお恐怖劇場」の中で、「ねがい」と2本立公開された。楳図かずおデビュー50周年作品。