- 手に汗握る
- 感動的な
- 怖い
- おしゃれな
- 泣ける
- 可愛い
- 笑える
- 重厚感のある
- かっこいい
- ほのぼのとした
- セクシーな
- スカッとする
- 親子で楽しめそう
- 考えさせられる
ここが見どころ
カントリー歌手をめざしてナッシュヴィルに向かう中年男とその甥の旅を描く。製作・監督・主演はクリント・イーストウッド。クランシー・力ーライルが自作の小説を脚色。撮影はイーストウッドと長年のコンビであるブルース・サーティーズ、音楽はスティーヴ・ドーフが担当。出演はイーストウッドの他に、彼の実子で14歳のカイル・イーストウッド、ジョン・マッキンタイア、マット・クラーク、ヴァーナ・ブルーム、アレクサ・ケニンなど。カリフォルニア州のサクラメント、ソノーラ、ネヴァダ州のカーソン・シティ、テネシー州ナッシュヴィルでロケ撮影された。日本版字幕は岡枝慎ニ。テクニカラー、ビスタサイズ。1982年作品。
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「センチメンタル・アドベンチャー」のストーリー
レッド・ストヴォール(クリント・イーストウッド)は、大酒飲みのカントリー歌手。その生き方は、この大恐慌時代に彼が作り、いなかの道路ぞいのクラブやバーでうたう歌そのものだった。レッドという男は、うぬぼれ屋をこっぴどくやりこめるほど手ごわく、女の頬に軽く触れていとおしむほどやさしく、老人に「家に帰りな」と教えてやるほど賢く、少年を一人前にしてやれるほど強い、そんな一匹狼だ。ある時、レッドはナッシュヴィルのグランド・オール・オープリーのオーディションを受けてみないかと誘われ、おんぼろ車に古ギターをかかえて旅に出た。カリフォルニアから南下し、オクラホマの妹夫婦を尋ねた。妹のエミリー(ヴァーナ・ブルーム)は夫のヴァージル(マット・クラーク)と一緒に、砂塵で大きな被害をこうむった農場を立て直そうと必死だった。レッドは酒癖が悪くぶしつけだ。おまけに自信がないことから、いつもトラブルに巻き込まれていた。そこで甥のホイット(カイル・イーストウッド)が運転手を買って出る。叔父を無事に目的地まで送り届け、どうにか素面で歌わせようというのだ。もう1人、ホイットのつむじ曲りの祖父(ジョン・マッキンタイア)が、残り少ない人生を故郷のテネシーで送りたいと道づれになる。珍妙な3人連れは、小さな町の売春宿、いなかのクラブ、木賃宿、はては刑務所に至るまで足を踏みいれる。そして、ナッシュヴィルに着くまでに3人が出会ったさまざまな人々ータフな詐欺師、情の濃いウェイトレス、お人好しの男たちに酒の密売人、鉄面皮の弁護士たち、当りのやわらかなジャズ・シンガー、そして夜のレディたち。浮かれた気分と歌を愛するレッド、彼自身、名声と富へのチャンスは二度と訪れないだろうと思っている。一方、1人の男の人生に初めて触れたホイットは、叔父との関係から、世の中を学び、大人になっていく。
「センチメンタル・アドベンチャー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1982 |
公開年月日 | 1983年4月26日 |
製作会社 | WB作品 |
配給 | ワーナー映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
「センチメンタル・アドベンチャー」の多彩なBlu-ray/DVD
映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/3
- ジェシカ・ビール(1982)
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世界にひとつのロマンティック
突然の事故で脳に釘が入ってしまったアリスは温厚な性格が一変し、衝動的な性格に。出逢ったばかりの政治家とセックスしてしまうが、政治家と奇病女子の恋愛は問題ばかりで…。カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019参加作品。 -
記者たち 衝撃と畏怖の真実
「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー監督が製作・監督・出演を兼任した社会派ドラマ。2002年、イラク戦争の大義名分である“大量破壊兵器”の存在に疑問を持った4人のジャーナリストが、愛国心高まる世間の潮流のなか、真実を追い続ける実話を映画化。出演は「スリー・ビルボード」のウディ・ハレルソン、「かけがえのない人」のジェームズ・マースデン、「トータル・リコール」のジェシカ・ビール、「バイオハザード」シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」のトミー・リー・ジョーンズ。
NEW今日命日の映画人 3/3
- 安井昌二(2014)
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小梅姐さん
「炭坑節」や「黒田節」など多くの民謡をヒットさせ、NHK紅白歌合戦でも美声を聞かせた芸者出身の歌手・赤坂小梅の生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー。生まれ育った筑豊や芸者修行に励んだ北九州など彼女ゆかりの地を訪ね、数々の記録映像や関係者へのインタビューを交え、歌一筋に生きた彼女の生涯に迫る。監督は『ハイビジョンふるさと発~有明海に生きるカメラマンの物語~』などのドキュメンタリー番組を数多く手掛けた山本眸古。ナレーションを「悪名」の水谷八重子、作曲・音楽アドバイザーを「上方苦界草紙」の本條秀太郎が担当した。赤坂小梅。本名、向山コウメは明治39年(1906)年4月、福岡県川崎町に9人兄姉の末っ子として生まれる。16歳の時に自ら芸者を志し北九州の置屋「稲本」に。通常1年間の芸者修行を3ヶ月でこなし、1年で芸者デビュー、“梅若”を名乗る。昭和4(1929)年、九州一円の民謡研究のため小倉を訪れていた野口雨情、藤井清水らに認められ、レコードデビューを果たし、同6年に上京。同8年、コロムビアから発売した「ほんとにそうなら」が大ヒット。以来、端唄、舞踊小唄などを含め、多くの流行歌や民謡をレコーディングしヒットさせた。NHK紅白歌合戦にも4回出場、その豪放磊落な性格から多くの文化人や政・財界人などに愛され、大衆から支持された。酒豪でも知られ、恰幅のいい体型が特徴的だった彼女は昭和56(1981)年4月、75歳で引退。晩年は民謡の普及や福祉活動に勤しみ、平成4(1992)年1月17日死去。享年85歳であった。 -
楳図かずお恐怖劇場 まだらの少女
人の憎しみが生み出す蛇の呪いの恐怖を描いた中篇ホラー。監督は「恋する幼虫」の井口昇。楳図かずお原作の同名コミックを基に、「ホラ~番長 稀人」の小中千昭が脚色。撮影を「着信アリ2」の喜久村徳章が担当している。主演は、「Last Quarter 下弦の月」の中村有沙と「TRICK 劇場版」の成海璃子。尚、本作は「楳図かずお恐怖劇場」の中で、「ねがい」と2本立公開された。楳図かずおデビュー50周年作品。