先生のお気にいり

せんせいのおきにいり
上映日
1958年7月29日

製作国
アメリカ

ジャンル
コメディ ラブロマンス

ここが見どころ

「深く静かに潜航せよ」のクラーク・ゲーブルと「知りすぎていた男」のドリス・デイを組合わせた、タフな新聞記者と美しい女性大学教授をめぐる恋愛コメディ。「ラプソディー」のフェイ・カニンとマイケル・カニンの共同書下ろし脚本を、「失われた少年」のジョージ・シートンが監督した。撮影監督は「紐育ウロチョロ族」のハスケル・ボッグス。音楽はロイ・ウェッブ。ルイス・アルヴァレズとジョー・ルビンが主題歌“先生のお気に入り”と“ロックン・ロールをはじめた娘”を作詞作曲している。他に出演者は「必死の逃亡者」のギグ・ヤング、「奥様はジャズがお好き」のマミー・ヴァン・ドーレン、ニック・アダムス、マリオン・ロス、チャールズ・レーン(チャールズ・レヴィソン)等。製作はウィリアム・パールバーグ。

「先生のお気にいり」のストーリー

ニューヨークの新聞「イブニング・クロニクル」の社会部長ジム・ギャノン(クラーク・ゲーブル)は、学歴もなく裸一貫でたたきあげたタフな新聞記者で、経験以外の学問などというものを信用しない男だった。その彼が編集局長のロイドによばれて、市立大学の夜学のジャーナリズム講座での講演を命じられたのだから、彼が即座に担任教授E・R・ストーン氏に断りの手紙を書いたのも無理はなかった。ところが編集局長の厳重な命令で、翌日の夜、彼は講座の教室に行かざるをえなかった。教室に座っていると、やがて教授が入ってきた。何とE・R・ストーン氏のEはエリカの略で、教授は美しいブロンド美人(ドリス・デイ)だった。彼女は教壇でジムの断り状を読みあげ、彼を旧式の人間に違いないときめつけた。その場で学生の1人になりすましたジムは、それからというもの教室に出かけて、よき学生ぶりを示してエリカ教授のお気に入りの生徒になりすました。だんだん探ってみるうちに、彼女には12冊の著書をもつヒューゴー・パイン教授(ギグ・ヤング)という、親しい友達があるのをジムは知った。ナイト・クラブで会ったその教授が、著書の数から予想していたよりハンサムなので、彼は色々と話題を変えて、エリカの前で教授をへこませようとした。しかしそんな話にも教授は博識ぶりを示し、おまけにクラブのショウに出演中のストリップ・ダンサーで、ジムのガール・フレンドのペギー(マミー・ヴァン・ドーレン)が色目を使うので、ジムはすっかり困ってしまった。その夜、エリカのアパートで、彼は、彼女がアメリカ新聞界の巨人ジョーエルの遺児なのを知った。ジョーエルが創刊した「ユーレカ・センティネル」紙は、世界の新聞界の話題となる社説で有名だった。翌日ジムは会社で、社長から、旧友に引きあわせるといってエリカを紹介された。彼の本当の職業を知ったエリカは怒って去ってしまった。パイン教授に助言してもらうために、彼のアパートを訪れたジムはそこで「ユーレカ・センティネル」紙を社説以外は古くさい新聞だと日頃の信念通りこき下ろしているところを、訪ねてきたエリカに聞かれてしまった。しかし、それを心にとめた彼女は、バック・ナンバーを調べた末、彼の主張が事実であるのを悟った。エリカは新聞社をたずね、ジムに詫びて改めて彼に講義をたのんだ。ジムは去っていくエリカを追ってエレベーターにとびこんだ。2人をのせたエレベーターは4分間も動かなかった。新聞社員たちは、部長と先生が、エレベーターの中で2人だけの記事を書いているのを祝福した。

「先生のお気にいり」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「先生のお気にいり」のスペック

基本情報
ジャンル コメディ ラブロマンス
製作国 アメリカ
製作年 1958
公開年月日 1958年7月29日
製作会社 パラマウント映画
配給 パラマウント
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ モノクロ/ビスタ

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/14

インディラ・ヴァルマ(1973)

ナショナル・シアター・ライブ2020「プレゼント・ラフター」

イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台を映像化するプロジェクト「ナショナル・シアター・ライヴ」の1作。スター俳優ギャリー・エッセンダインが海外ツアーに出かける準備をしていたところ、個性的な面々の訪問を受け、彼の生活はハチャメチャに……。現代の名声・欲望・孤独を投影した作品。主演は、ドラマ「SHERLOCK」のジム・モリアーティ役など映像分野でもおなじみのアンドリュー・スコット。

ナショナル・シアター・ライヴ 2016「人と超人」

イギリス国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターで上演された舞台をデジタルシネマ化した「ナショナル・シアター・ライヴ」シリーズの一作。レイフ・ファインズ扮する独身貴族ジャックが、現実からの逃避行を図るバーナード・ショーの戯曲を収録。共演は「エクソダス 神と王」のインディラ・ヴァルマ、「キャプテン・フィリップス」のコーリイ・ジョンソン。
ソフィア・コッポラ(1971)

オン・ザ・ロック

ソフィア・コッポラが監督・脚本を務めたコメディ。新しく来た同僚と残業を繰り返すようになった夫に疑いを抱いた若い母親ローラは、プレイボーイの自分の父親とともに夫を尾行することに。2人は夜のニューヨークを駆け巡りながら、その距離を近づけていく。出演は、「デッド・ドント・ダイ」のビル・マーレイ、「カムバック!」のラシダ・ジョーンズ、「デンジャラス・バディ」のマーロン・ウェイアンズ。

ようこそ映画音響の世界へ

ハリウッドの映画音響に焦点をあてたドキュメンタリー。その進化において大きな偉業を残した「市民ケーン」「鳥」「ゴッドファーザー」などの名作から映画音響の歴史を紹介。さらに、スペシャリストたちと共に“音”が映画にもたらす効果と重要性に迫っていく。出演は「地獄の黙示録」のウォルター・マーチ、「スター・ウォーズ」のベン・バート、「ジュラシック・パーク」のゲイリー・ライドストローム。