赤陽の山路

せきようのやまみち
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

ローレンス・ストーリングス氏とオスカー・ハマースタイン2世の合作になった喜歌劇「レインボォ」を映画化した全天然色の発声映画で脚色には、「某重大事件」「恋のサーカス」のハーヴェイ・シュウ氏が当り、監督は「踊り子をめぐりて」及びリン・ティン・ティン映画を永年手がけていたレイ・エンライト氏が担任している。主演者は「リオ・リタ」「黎明の丘(1928)」のジョン・ポールズ氏で、助演者はヴィヴィエン・オスボーン嬢、ジョー・E・ブラウン氏、マリー・ウェルス嬢等喜歌劇畑の俳優のほかに「虹晴」「野球時代」のサム・ハーディ氏、「彼を捕えし女」「ラグビー時代」のマリオン・バイロン嬢、「恋のサーカス」のルドルフ・キャメロン氏、エドワード・マーティンデル氏、エディ・グリッボン氏等が出演している。

「赤陽の山路」のストーリー

カンザス州インデペンデンス要塞駐屯の兵士達に命令が下り幌馬車を護衛して彼等はカリフォルニアへゆくこととなった。シングルトン中尉とダヴォロ少佐は共に連隊長の娘ヴァージニアに恋していた。この時1人の若い兵士が要塞に来た。シングルトンが見るとそれはスタントンであった。スタントンというのはその以前自分の愛するロッタという女のことからダヴォロと争って姿を隠した大尉だった。ダヴォロも彼に気づいた。忽ち2人の間に争闘が始まりスタントンはダヴォロを射ち殺してしまった。西部へゆく一行の中に馬追いでヘスティーという剽軽な男がいたが出発の前夜泥酔して牢へ入れられた。牢の中で彼はスタントンと仲よくなり番兵を殴り倒して2人は脱獄した。そしてヘスティーが盗んで来た牧師の服をきてスタントンは姿を変え西部いきの一行に加わった。その内スタントンは友人シングルトンが想いをかけている女だと知らずにヴァージニアと恋仲となった。カルフォルニアのレッド・ドッグにようやく到着した時シングルトンはスタントンがヴァージニアと相思の間柄であることを知って憤り友情の裏切り者として責め彼の如き犯罪者にヴァージニアを恋する資格はないと言った。スタントンも己が身を顧みてヴァージニアを諦めようと一時は決心したものゝ2人の恋を諦めるには余りに強いものであった。そこで馬追いのヘスティーを連れ2人は何処かへ姿を隠した。1年後彼等はサンフランシスコで賭博場を経営していた。或る日こゝへ兵士の一隊がやって来た。その中にはシングルトンもいたがヴァージニアを意外な場所に発見した彼は駭きの眼を見張った。ヴァージニアはスタントンと一緒にいることを満足しているような顔をしていたが流石にこの兵士達を見ては昔の要塞生活を懐かしまずにはいられなかった。スタントンは彼女のこの真情を知り自分ゆえに彼女がみじめな生活にいることを考えてヘスティーと再び流浪の人となった。2人が或る採鉱地に来た際かねて賭博のことから2人に怨みを抱いていた無頼漢が戦いを挑んできた。シングルトンが一隊の兵卒を率いて現場へ駆けつけたが、この時すでにヘスティーは射殺されていた。シングルトンは罪の代償としてスタントンに1兵卒の資格で隊に帰るか、それともロッタと遠隔の地に落ち延びるかいづれかをえらべと言った。軍人たることを誇りとするスタントンは言うまでもなく前者を選んだ。そして未だ彼を愛していたヴァージニアと再会して喜んだのであった。

「赤陽の山路」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「赤陽の山路」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1930
製作会社 ワーナー・ブラザース映画
配給 W・B・F・N社輸入
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/13

キャンディス・アッコラ(1987)

デッドガール(2008)

学生たちが、廃墟となった病院に裸のまま繋がれていたいくら嬲っても死なない女に、凌辱を加える猟奇的なスリラー。2008年トロント国際映画祭などの映画祭で上映され、あまりにも異常な狂気が物議を醸した。監督は「チャーリー 世界一かわいい犬と僕が伝えたいこと」(未)のマルセル・サーミエント。さえない学生を「赤ずきん」のシャイロー・フェルナンデスが、さえない学生が思いを寄せる女子を「オン・ザ・ドール」(未)のキャンディス・アッコラが、何をされても死なない女を本作が映画デビュー作となったジェニー・スペインが、女が死なないのをいいことに好き放題し次第に狂気に陥っていく友人を「LOOPER/ルーパー」のノア・セガンが演じる。
シオバン・ファロン(1961)

ホワッツ・イン・ザ・シェッド

「ブラッドナイト」のフランク・サバテラ監督によるホラー。スタンの家にある小屋から怪しげな声が聞こえてくるようになり、不審者を追い出そうと小屋の中に入った者が次々に八つ裂きに。友人のドマーは、これで嫌な奴らに仕返しができると言い出すが……。出演は「X-DAY 黙示録」のジェイ・ジェイ・ウォーレンほか。特集『未体験ゾーンの映画たち2021』にて上映。

ハウス・ジャック・ビルト

第71回カンヌ国際映画祭に出品され、過激な描写で物議を醸したラース・フォン・トリアーの問題作。1970年代のワシントン州。建築家を志す独身の技師ジャックは、ある出来事をきっかけに、アートを創作するかのように、殺人に没頭するようになる……。出演は「マイ・ライフ・メモリー」のマット・ディロン、「エレニの帰郷」のブルーノ・ガンツ、「ニンフォマニアック Vol.1」のユマ・サーマン。

NEW今日命日の映画人 5/13

ドリス・デイ(2019)

ニューヨークの大停電

クロード・マグニアの舞台劇を、この映画製作者で「マーメイド作戦」のエヴェレット・フリーマンと「ベン・ハー(1959)」のカール・タンバーグが脚色、「恐怖の蝋人形」のハイ・アヴァーバックが監督したコメディ。撮影は「レッド・リバーのガンマン」のエルスワース・フレデリックスのニューヨーク・ロケ、音楽は「卒業」のデーヴ・グルーシンが担当した。出演は「おしゃれスパイ危機連発」のドリス・デイ、「プレイラブ48章」のロバート・モース、「大進撃」のテリー・トーマス、「アルバレス・ケリー」のパトリック・オニールほか。製作は、脚本担当のエヴェレット・フリーマンとマーティン・メルチャー。

おしゃれスパイ危機連発

「独身アパート」のフランク・タシュリンとジェイ・ジェイソンが脚本を書き、タシュリンが監督したコメディ。撮影は「華麗なる激情」のレオン・シャムロイ、音楽は「飛べ! フェニックス」のフランク・デヴォールが担当した。出演は「ただいま熱愛中」のドリス・デイ、「ハワイ」のリチャード・ハリス、「ねえ!キスしてよ」のレイ・ウォルストン、「アパートの鍵貸します」のジャック・クラシェンほか。製作はアーロン・ローゼンバーグとマーティン・メルチャー。