ここが見どころ
「蠢く天地」「最後の一人まで(1933)」のランドルフ・スコット、「トム・ソーヤーの冒険(1930)」「腕白大将」のジャッキー・クーガン、「楽屋行進曲」「桃色の盗賊」のイヴリン・ブレントが主演する西部劇で、原作は数回映画化されたゼイン・グレイの小説で、チャールズ・ローグが潤色し、「水兵さんはお人好し」のエセル・ドハーティーーがグラント・ギャレットと共同脚色し、新人アーサー・ジェイコブスンが監督に当たり「戦う幌馬車」のウィリアム・C.メラーが撮影した。助演者は「麦の秋」のアディスン・リチャーズ、新人アン・シェリダン、ディーン・ジャガー、ファジー・ナイト等である。
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「西部の掟」のストーリー
ビーディとサーマンはジョージイという女を使ってアラスカで悪事を働いていたが、サーマンは警察に捕らえられ、ビーディとジョージイはアメリカに逃走してグリーン・ヴァレイに身を隠した。悪事に長けたビーディはここで悪辣な手段で次第に牧場や土地を殖して行った。ハットフィールド兄弟の牧場も1万1千ドルの金のためビーディの手に渡ろうとしていた。兄のトム・ハットフィールドは家畜を8千ドルで売り、後の3千ドルを愛馬「ミッドナイト」を競馬に出して稼ごうとする。弟のジャックはその騎手になりたがっていたが、トムは職業騎手を雇うことにした。だがその騎手にも既にビーディの手が回っていた。トムが家畜を売った金を持って町から帰って来るとき、ビーディが途中でこれを奪おうとした。陰ながらトムを慕っていたジョージイは出獄して来たサーマンを唆し、先回りしてトムの金を奪わせた。ところがサーマンはビーディに殺され、ジョージイの苦心は水の泡となった。翌日トムとジョージイは森の小屋で初めて愛を告白し、ジョージイはビーディの悪事一切を語った。そのとき突如山火事が起こり、トムの努力で2人は危うく焼死を免れたが、火は「ミッドナイト」を盗むためにビーディが放ったものと判った。トムはビーディを捕らえて一切の罪状を告白させ、奪われた金を取り返した。やがて「ミッドナイト」が競馬に出た。騎手は弟のジャックである。そしてトムとジョージイは相擁しながら、ジャックの優勝する様を眺めていた。
「西部の掟」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 西部劇 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1935 |
製作会社 | パラマウント映画 |
レイティング |
「西部の掟」のみんなのレビュー
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今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 1/23
- ジャンヌ・モロー(1928)
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天使の入江
人生に潜む冷淡で皮肉な側面を見つめたジャック・ドゥミ監督の長編第2作。パリで銀行員として働くジャンは、初めて訪れたカジノで大金を得る。以来、ギャンブルに取り憑かれた彼は、ブロンド女性・ジャッキーと意気投合し、共にのめり込んでいく。WOWOWにて放映後、アンスティチュ・フランセ東京で開催された特集企画『ジャック・ドゥミ、映画の夢』にて上映(上映日:2014年9月20日)。2017年7月22日より特集企画『ドゥミとヴァルダ、幸福についての5つの物語』にて劇場上映。【スタッフ&キャスト】監督・脚本・台詞:ジャック・ドゥミ 撮影:ジャン・ラビエ 音楽:ミシェル・ルグラン 編集:アンヌ=マリー・コトレ 出演:ジャンヌ・モロー/クロード・マン/アンリ・ナシエ/ポール・ゲール -
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コンフィデンスマンJP プリンセス編
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