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J・R・サラマンカの原作をクリフォードオデッツが脚色したドラマ。監督をフィリップ・ダンが担当。撮影はウィリアム・C・メラー。音楽を受け持っているのはケニョン・ホプキンス。出演しているのはエルヴィス・プレスリー、ホープ・ラング、チューズデイ・ウェルド、ミリー・パーキンスなど。製作はジェリー・ウォルド。
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「嵐の季節(1961)」のストーリー
喧嘩で兄を殺した農家の次男坊グレン(エルヴィス・プレスリー)は、執行猶予となって伯父ロルフの家に預けられた。強壮剤製造を業とするロルフにはノリーンと呼ぶ娘がいる。子持ちだが相手はどこの馬の骨かわからない。仮保釈中のグレンは、女精神科医アイリン(ホープ・ラング)の許へ通わなければならない。彼が文学青年だと知るや、アイリンは大学に進んで作家になれと勧める。そのアイリンには旧い恋人フィルがいる。金持ちの弁護士で、政治家でもある。アイリンはフィルが病妻と離婚すれば、結婚してもいいと考えている。フィルの息子クリフは心臓が悪いくせに酒飲みだ。グレンにはガール・フレンドのベティがいるが、彼女の父はグレンを嫌い、家へ寄せつけない。くさたグレンはふとしたはずみにノリーンと関係を結んでしまった。ロルフはグレンにノリーン結婚すれば、商売の仲間入りをさせてやるという。グレンは家を飛び出し、ベティに一緒に逃げてくれと頼むが、彼女はグレンを解いてワイリンの許に相談に行かせた。一方ロルフは執行猶予中に失踪したグレンを警察に訴えようとするが、アイリンやフィルの尽力で事なきを得た。その後、アイリンはギャレージで働く身となったグレンをある学者に紹介してやる。その帰途、2人は嵐に遭ってモテルに駈け込み、女と泊まりに来ていたクリフに見つかってしまう。グレンとアイリンが怪しいという噂が立った。グレンはアイリンに求婚するが、フィルがいるため、彼女はグレンの愛に応えることが出来ない。自暴自棄のグレンはクリフを殴りつけ、クリフが死んだためグレンは殺人罪に問われた。しかし、アイリンの努力で死因は心臓マヒだと証明され、無罪となった。まもなく彼の短篇小説がアイリンの世話で雑誌に発表され、フィルの援助で大学に入った。
「嵐の季節(1961)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1961 |
公開年月日 | 1961年11月11日 |
上映時間 | 114分 |
製作会社 | 20世紀フォックス映画 |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | モノラル |
「嵐の季節(1961)」のみんなのレビュー
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今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 4/18
- リック・モラニス(1953)
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ブラザー・ベア
大自然を舞台に、生命の素晴らしさと尊さを描いた感動のディズニー・アニメーション。ふとしたことからクマに姿を変えられてしまった青年と、母を探す子熊が出会い、様々な困難を力を合わせて乗り越えていく中で、青年と子熊の間にいつしか実の兄弟のような絆が芽生えていく。声の出演はホアキン・フェニックス。 -
フリント・ストーン モダン石器時代
スティーヴン・スピルバーグが主宰するアンブリン・エンターテインメントの10周年記念作で、日米で好評を博したハンナ=バーベラ・プロのTVアニメ『原始家族』を実写で映画化したSFコメディ。太古の地球とそっくりでありながら、自然と文明が不思議に調和した町ベッドロックを舞台に、ごく平凡な会社員一家が巻き起こす騒動を描く。珍奇な日用品や建物の数々はじめ、アニメの世界を忠実に再現した映像が見もの。監督は「ベートーベン」のブライアン・レヴァント。脚本は「ゲッティンク・イーブン」のコンビ、トム・S・パーカーとジム・ジェニウェインと、スティーヴン・E・デ・スーザの共同。製作は「フック」のブルース・コーエン、撮影は「ジュラシック・パーク」のディーン・カンディ。音楽はデイヴィッド・ニューマンがスコアを書き、BC52S'というバンドの役で出演もしているロックグループのB-52S'、アル・ヤンコヴィックらが挿入曲を提供。SFXはILMが担当。主演は「マチネー 土曜の午後はキッスで始まる」のジョン・グッドマン。共演は「ジャイアント・ベビー」のリック・モラニス、「ビッグ」のエリザベス・パーキンス、「トライアル 審判」のカイル・マクラクラン、「クリスタル殺人事件」のエリザベス・テイラーほか。 - トム・ヒューズ(1986)
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ジョーンの秘密
イギリス史上、最も意外なスパイの実話を基に、ジュディ・デンチ主演で映画化。2000年5月、ロシアのKGBに核開発の機密を漏洩していた“核時代最後のスパイ”が、MI5の手によって暴かれる。しかし、その人物はジョーン・スタンリーという80代の老女であった。共演は「ムーン・ウォーカーズ」のスティーヴン・キャンベル・ムーア、「死霊院 世界で最も呪われた事件」のソフィー・クックソン、「フラワーショウ!」のトム・ヒューズ。監督は、RSCの演出家としても知られる「十二夜」のトレヴァー・ナン。 -
マダムのおかしな晩餐会
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NEW今日命日の映画人 4/18
- 山本五六(1943)
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万能鑑定士Q モナ・リザの瞳
ベストセラーとなった松岡圭祐のミステリー『万能鑑定士Qの事件簿』シリーズ(角川文庫・刊)のうち、『万能鑑定士Qの事件簿IX』を映画化。膨大な量の知識と論理的思考力、直感を駆使して何にでも確かな鑑定を行う女性が雑誌編集者とともに、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画『モナ・リザ』に隠された謎や真贋に迫る。監督は「修羅雪姫」(2001)や「GANTZ」シリーズなどを手がけた佐藤信介。主人公の女性鑑定士を「リアル~完全なる首長竜の日~」の綾瀬はるかが、雑誌編集者を第85回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞した松坂桃李が演じる。日本映画として初めてフランスのルーヴル美術館内で本格ロケを敢行した。 - 城戸四郎(1977)
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母の歳月
野田高梧の原作を、第一部を野田高梧自身、第二部を赤穂春雄が脚色、「おかあさんのばか」の水川淳三が監督した女性ドラマ。撮影もコンビの堂脇博。 -
大根と人参
野田高梧と小津安二郎の原案を「黒の超特急」の白坂依志夫がシナリオ化「モンローのような女」の渋谷実が監督した文芸もの。撮影もコンビの長岡博之