スコルピオ

すこるぴお
上映日
1973年12月8日

製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

ワシントン、パリ、ウィーンを舞台に、巨大な組織CIA(アメリカ中央情報局)に挑む殺し屋の姿を描く。製作はウォルター・ミリッシュ、監督はマイケル・ウィナー、脚本はジェラルド・ウイルソンとデイヴィッド・リンテルズ、撮影はロバート・パインター、音楽はジェリー・フィールディングが各々担当。出演はバート・ランカスター、アラン・ドロン、ポール・スコフィールド、ジョン・コリコス、ゲイル・ハニカット、J・D・キャノン、ジョアン・リンヴィル、ヴラデク・シーバル、メル・スチュアート、バーク・バーネスなど。

「スコルピオ」のストーリー

CAI諜報部員クロス(バート・ランカスター)は、殺し屋ローリエ(アラン・ドロン)と共に、中近東某国の首相をパリ・オルリー空港で暗殺し、一路ワシントンへと向かう。仕事を終えたローリエに、CIAのフイルチョック(J・D・キャノン)は、なぜクロスをも殺さなかったのかと迫った。クロスがCIAの極秘秘密をソ連側に通報していたことが発覚し、ローリエはクロス殺害指令を受けていたのだが、永年の相棒である彼を殺すことはできなかったのだ。一足速くCIAの動きを察知したクロスは、最愛の妻サラに別れを告げ、逃亡の旅に出発した。バルチモアからピッツバーグ、シカゴ、トロント、そしてウィーン…。その頃、豪華なホテルの一室で恋人のスーザン(ゲイル・ハニカット)と逢瀬を楽しんでいたローリエは、突如、CIAにふみ込まれ麻薬不法所持の疑いで逮捕された。全く身に覚えはなく、明らかにローリエをクロス暗殺の仕事に仕向けるための罠だった。30年の服役を言い渡されるかどうかの瀬戸際に立ったローリエは、やなむく2万5千ドルとクロスの後釜に座ることを条件に同意した。ローリエはクロスの逃亡先を知っていた。彼は、ソ連の秘密諜報部員ザーコフ(ポール・スコフィールド)とウイーンで密会しているに違いない…。ウィーンに飛んだ口ーリエは、早速クロスと対峙したが、そうやすやすとは目的は達せられなかった。一方、サラを愛するクロスから何らかの連絡が彼女あてにあるに違いないとにらんだCIAは、ワシントンにかかってくる長距離電話を全て盗聴していた。やがて、クロスが人を介して、サラあてに“図書館に本を返してほしい”という内容の電話をかけてきた。サラが図書館に入る姿を追うCIAの8ミリカメラ。フィルムが映写され、じっと画面を見ていたローリエは思わず身を乗り出す。人ごみの中にスーザンの姿があったのだ。スーザンがクロスの手先であろうとは。サラの家をCIAが捜査することになつた。近くに住むCIAスタッフのトーマスが彼女をパーティに誘うが、気分がすぐれないサラは早々と引き上げた。その帰り、自宅の中に不審な男の影をみとめたサラは、拳銃を取り出し、男に向かって発砲するが、逆に射殺されてしまう。サラの悲報に接したクロスは、復讐のためにワシントンに戻つてきた。張本人がCIAのボス、マクラウド(ジョン・コリコス)であることをつきとめたクロスは、何なく彼を射殺する。一方、ローリエはスーザンのアパートの前に車を止め、じっと彼女を待っている。やがて彼女が姿を現わし、尾行を開始した。スーザンの車は、クロスが待つ地下駐車場へと向う。二人が一緒のところへ不意にローリエが現われる。ローリエは冷たく彼女を見つめたまま、拳銃の引き金を引く。銃口はそのままクロスにも向けられた。駐車場を出て歩き始めたローリエの足許に猫がじゃれついた。猫とたわむれるローリエに、CIAスタッフの拳銃が向けられていた…。

「スコルピオ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「スコルピオ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1972
公開年月日 1973年12月8日
製作会社 ウォルター・ミリッシュ・プロ作品
配給 ユナイト映画
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/7

香川照之(1965)

99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE

2016年、2018年に放送された人気ドラマの劇場版。99.9%逆転不可能と言われる事件で無罪を勝ち取ってきた型破りな弁護士・深山のもとに、15年前の天華村毒物ワイン事件に関する依頼が舞い込む。その事件には、謎の弁護士・南雲が関わっていた。出演は、「ナラタージュ」の松本潤、「七つの会議」の香川照之、「妖怪大戦争 ガーディアンズ」の杉咲花。監督は、「仮面病棟」の木村ひさし。

バケモン

17年に渡って落語家・笑福亭鶴瓶に密着、その素顔に迫ったドキュメンタリー。コロナ禍でテレビ番組の収録が中止になった2020年、鶴瓶は1時間を超える上方落語の最高傑作『らくだ』をひっさげ、全国ツアーを開始。そこから覗く芸人・鶴瓶の生き様とは。ナレーションを担当したのは、「七つの会議」の香川照之。鶴瓶と交流の深いテレビ番組の構成演出家・山根真吾が演出・構成・撮影・編集を担当。
ニコラス・ホルト(1989)

モンタナの目撃者

アカデミー賞受賞女優アンジェリーナ・ジョリーの『ソルト』以来11年ぶりのアクション映画。アンジーが人間には太刀打ちできない「大自然の脅威」と凄腕の「暗殺者」に行く手を阻まれながらも、少年を守るために戦う森林消防隊員ハンナを演じる。監督・脚本は「ボーダーライン」(2015)で初脚本を務め、監督デビュー作「ウインド・リバー」(2017)で第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を受賞したテイラー・シェリダン。「木を切り、火をおこす方法から教わった」と語るアンジェリーナ・ジョリーは、森林消防隊員のハンナを演じることは大自然でのサバイバルの連続だったと語る。過去に壮絶な事件を”目撃”したことで心に大きなトラウマを抱える森林消防隊員のハンナは、暗殺者による父の死を間近で“目撃”し、父が守り抜いた“秘密”のために暗殺者に追われる少年コナーとタッグを組む。背後に迫る凄腕の暗殺者、目前に立ちはだかる広大なモンタナの大自然に燃え盛る巨大な炎―2つの脅威に行く手を阻まれる極限状態で、少年を守り戦うサバイバルサスペンス。

トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング

かつてミック・ジャガーが「太陽の果てに青春を」で、故ヒース・レジャーが「ケリー・ザ・ギャング」で演じたオーストラリアの伝説の義賊ネッド・ケリーの生涯を、「1917 命をかけた伝令」のジョージ・マッケイ主演で描くパンク精神あふれる反逆ムービー。豪アカデミー賞12部門のうち主要3部門で受賞、カルト・ムービーの巨匠ジョン・ウォーターズ監督が“2020映画ベスト10”に選出。1855年にアイルランド移民の長男として生まれたネッド・ケリーは窃盗や強盗を繰り返した無法者だが、現代でもオーストラリアに「ケリーのように勇敢に(as game as Ned Kelly)」という表現があるほど英雄として人気が高い。本作ではそんなネッド・ケリーを、悲惨な境遇から抜け出そうと苦悩し、怒り闘うひとりの若者として捉えたピーター・ケアリーのブッカー賞(イギリス最高の文学賞)受賞小説を原作に映画化。腐敗した権力に屈することを拒否し、兄弟や仲間たちと“ケリー・ギャング”を結成、国中にその名を轟かす反逆者となったネッドの姿を壮絶に描き出している。母親がネッドを売り渡すブッシュレンジャー(盗賊)のハリー・パワーにラッセル・クロウ、ネッドに屈折した想いを寄せ執拗に追い詰める警官のフィッツパトリックにニコラス・ホルト、ネッドの家族に横暴を尽くすオニール巡査部長にチャーリー・ハナムと豪華キャストが結集。「アサシン クリード」でハリウッドに進出したジャスティン・カーゼル監督が新たな伝説を誕生させた。

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