情欲の悪魔

じょうよくのあくま Love Me or Leave Me
上映日
1956年5月12日

製作国
アメリカ

上映時間
122分

ジャンル
ミュージカル

ここが見どころ

トーチソングの女王と謳われたルス・エッティングの半生を描く。製作はミュージカル映画の名手ジョー・パスターナク。ダニエル・フックスのオリジナルをフックスと「錨を上げて」のイソベル・レナートが共同脚色、監督は「アンデルセン物語」のチャールズ・ヴィダー。主演は「ミスタア・ロバーツ」のジェームズ・キャグニー、「カラミティ・ジェーン」のドリス・デイ、助演は「野郎どもと女たち」のロバート・キース、「竹の家」のキャメロン・ミッチェル。主題歌は1920年から30年代にかけて流行した14曲と、新曲2曲がドリス・デイによって歌われる。作曲はアーヴィング・バーリン、ガス・カーン、アーサー・フリード、ロジャースとハート等で、新曲の作曲はニコラス・ブロズスキーとチルトン・プライスで音楽監督はジョージ・ストール。テクニカラー、1955年作品。

「情欲の悪魔」のストーリー

1920年代のシカゴ、ダンサーのルス・エッティング(ドリス・デイ)はお客に無礼をしたという理由で一方的に馘首になった。その場の有様を見ていたスナイダー(ジェームズ・キャグニー)は、好奇心から彼女の力になろうと約束した。表向きはクリーニング業だが、実はシカゴ一帯の顔役スナイダーは彼女をナイトクラブの持主フロビッシャーに紹介した。クラブのピアノ弾きジョニー・アルダーマン(キャメロン・ミッチェル)はルスに心惹かれた。ルスの望みは歌手だった。スナイダーはアルダーマンを雇って、彼女に歌を習わせた。リハーサルは2人の心を結び付けていく。ルスの歌が本格的なものになると共に、スナイダーの強力な後押しで、彼女はたちまち有名になった。ラジオ出演も決まった。スナイダーは彼女を紐育の大興行師ジーグフィールドに売り込んだ。やがて、スナイダーはルスに結婚を申し込んだ。狂おしいまでのスナイダーの愛情に、ルスは結婚を承知した。だがこの結婚は不幸の連続だった。愛情生活の不幸をよそに、ルスの名声はハリウッドにも及び、映画出演の話しが決まった。ハリウッドでも粗野で凶暴なスナイダーは、ルスにとっては負担以外の何者でもなかった。なかでも、映画の音楽監督がピアノ弾きだったアルダーマンと知ったとき、スナイダーは2人の間に対して、狂気じみた嫉妬を示した。口論、そして嫉妬に狂ったスナイダーが、ルスの名をかたって、音楽監督の変更を強要したところから、2人の溝は一段と深くなった。今はこれまでと悟ったルスは、遂に離婚を宣言。こうしてスナイダーと別れたルスは、映画のリハーサルに、全情熱を打ち込んでいった。ある夜、撮影が終ったルスを追って、アルダーマンがやってきた。2人は初めて互いの愛を誓い合った。がその時、拳銃の音がして、アルダーマンは倒れた。スナイダーが撃ったのである。幸い軽傷だったが、スナイダーは全財産を投じたナイトクラブの建築を半ばにして留置場へ引かれて行った。歳月は流れスナイダー保釈の日が来た。その夜は彼のナイトクラブの開く夜だった。ネオンには”ルス・エッティング出演、マーティン・スナイダー提供”とある。ルスの出演に驚く彼は、ルスの好意の出演を知って涙を流して喜んだ。アメリカ一の歌い手の歌は、クラブの人々すべての胸にしみ渡っていく。舞台をみつめるスナイダーは、低く力強くつぶやいた。彼女は歌えるよ、それだけは、俺の思ったとおりだと--。

「情欲の悪魔」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「情欲の悪魔」のスペック

基本情報
ジャンル ミュージカル
製作国 アメリカ
製作年 1955
公開年月日 1956年5月12日
上映時間 122分
製作会社 M・G・M映画
配給 MGM映画
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 4chステレオ

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 4/22

ジェフリー・ディーン・モーガン(1966)

ブレイン・ゲーム

「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンスと「ロブスター」のコリン・ファレル競演のスリラー。FBI捜査官から連続殺人事件の捜査に協力を求められたクランシー博士。人並み外れた予知能力を持つ博士は、容疑者が自身以上の能力を持っていることに気づく。出演は、ドラマ『ウォーキング・デッド』のジェフリー・ディーン・モーガン、「ジオストーム」のアビー・コーニッシュ。監督は、「トゥー・ラビッツ」のアフォンソ・ポイアルチ。

ランペイジ 巨獣大乱闘

アーケードゲーム『RAMPAGE』を基に「ワイルド・スピード」シリーズのドウェイン・ジョンソン主演で映画化したパニック・アクション。ある遺伝子実験の失敗により巨大化、狂暴化したゴリラ、オオカミ、ワニなどの動物たちが街を舞台に大乱闘を始める。出演は、「ムーンライト」のナオミ・ハリス、ドラマ『ビリオンズ』のマリン・アッカーマン、ドラマ『GIRLS/ガールズ』のジェイク・レイシー、ドラマ『トゥルーブラッド』のジョー・マンガニエロ、ドラマ『ウォーキング・デッド』のジェフリー・ディーン・モーガン。監督は、「カリフォルニア・ダウン」のブラッド・ペイトン。
マルコム・バレット(1980)

ハート・ロッカー

イラクの最前線に駐留を続ける米軍爆弾処理班の危険で過酷な任務の実態を描く。「告発のとき」の原案担当マーク・ボールの現地取材に基づく脚本を、「K-19」のキャスリン・ビグローが監督。全米監督協会賞などで監督賞を受賞したほか、オスカー9部門にノミネート。主演は「ジェシー・ジェームズの暗殺」のジェレミー・レナー。

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