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夭折したジャズメン、ビックス・バイダーベックの生涯にヒントを得たドロシー・ベーカーの同名小説の映画化(1949年)で、製作はジェリー・ウォルド「テレヴィジョンの王様」。監督にはマイケル・カーティズ「夜も昼も」が当たる。脚色は「チャンピオン」のカール・フォアマンとエドモンド・H・ノースの共同で、撮影はテッド・マッコード「黄金(1948)」、音楽監督はレイ・ハインドーフ「テレヴィジョンの王様」が担当、主演は「三人の妻への手紙」のカーク・ダグラス、「潜行者」のローレン・バコール、それに人気歌手ドリス・デイで、ホギー・カーマイケル「我等の生涯の最良の年」、ファノ・ヘルナンデス、ジェローム・コウアンらが助演する。尚トランペットの演奏はハリー・ジェームズが蔭で入れている。
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「情熱の狂想曲」のストーリー
黒人トランペッター、アート・ハザード(ファノ・ヘルナンデス)は、彼の演奏に耳を傾けてくる少年リックに、やさしく手ほどきを与えてやった。数年後、少年は逞しい青年(かーく・ダグラス)に成長し、有望なトランペッターとして楽団にはいってピアニスト「スモーク」・ウィロビー(ホギー・カーマイケル)とシンガーのジョー・ジョーダン(ドリス・デイ)の知己を得た。血気にはやるリックは、楽団のコマーシャリズムに愛想をつかし、「スモーク」と共に飛び出して、全国を巡業して廻った。更に数年後、リックはジョーに再会、彼を愛しつづけた彼女の手引きで大楽団に入ることができた。彼女の紹介で知り合った大学講師アミー・ノースと恋におちたリックは彼女と結婚するが、ビジネス以外にアートのコンボで深更まで吹きまくるような過労と、性格の相違から夫婦生活は不幸な結果に終わった。深酒と過度の演奏で心の傷手をごまかそうとした彼は、ついに恩人アートの死に目にもあえぬくらいの錯乱におちいり、病院にかつぎこまれた。そのリックに再生の希望を与え、かわらぬ愛と友情を誓ったのは、ジョーと「スモーク」であった。
「情熱の狂想曲」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1949 |
公開年月日 | 1951年7月24日 |
上映時間 | 112分 |
製作会社 | W・B映画 |
配給 | セントラル |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダード |
音量 | モノラル |
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