シンギング・フール

しんぎんぐふーる
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

米国で最も人気のある歌い手アル・ジョルソン氏の第2回主演映画で、レスリー・バロウズ氏作の舞台劇を「空中サーカス」「指紋名探偵」のシー・グレアム・ベイカー氏が脚色「珍雄凱旋」「指紋名探偵」のロイド・ベイコン氏が監督したものである。ジョルソン氏を助けて「哀調の小道」「錯覚恋愛」のジョセフィン・ダン嬢、「ベン・ハー(1926)」「猫の寝巻」のベティー・ブロンソン嬢。「乱暴ロージー」のリード・ハウズ氏、「ブロード・ウェイ」のアーサー・ハウスマン氏、エドワード・マーティンデル氏、ヘレン・リンチ嬢及び少年名優のデーヴィー・リー君が出演している。撮影は「ニューヨーク狂想曲」「マノン・レスコオ」のバイロン・ハスキン氏が担当したパート・トーキーである。

「シンギング・フール」のストーリー

現在の職業は、と言えばカフェの給仕、将来の希望はというと偉大なる作曲家、そして持って生まれた性分は歌気狂い、即ちシンギング・グループである。アル・ストーンはこんな男であった。彼は一日中クラブ・クリコオという勤め先のカフェで忙しく立ち働いていた。そして注文をきいたり料理を運んだりするばかりでなく自分で作詞作曲した唄を歌っては客の喝采を博していた。アルには素晴らしいインスピレーションを興へる美しい憧憬の恋日とがある。それは彼と同じくクラブ・クリコオの雇い人で歌い手で踊り子のモリー・ウィントンだった。モリーは彼女自身大きな望みを抱いていたのでアルの真剣な恋も軽くあしらっていたが、アルが作った歌がお当たりをとったので彼女はアルの乞いを容れて結婚した。二人の間には可愛い坊やが生まれた。アルは成功と幸福とに酔った。ところが家庭の幸福よりも華やかな舞台に強い野心を持っているモリーは、その道の人に勧められるままに家庭を捨て夫を捨て愛児を捨てて脚光の前に立った。モリーを深く愛したインスピレーションを得ていたアルは失望のどん底に陥った。彼の創造力は低迷し、たちまち彼は落伍者となった。やむなくアルは再びカフェの給仕となって愛児の成長を楽しみに働いた。そして可愛い煙草売りの娘グレースはアルの胸中を深く思い使って優しくするので、モリーヲうしなって傷ついた彼の胸には再び愛が芽ざして来た。ところが不摂生したことが因でアルが生命よりも愛しているソニーが死の床に伏したために、アルは一生懸命に看病し「ソニー・ボーイ」の唄を歌うのだった。但し彼のいとし児は神に国に召された。アルの悲しみは絶頂に達した。とはいえその悲しみもグレースの優しい心が遠からずやわらげるであろう。

「シンギング・フール」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「シンギング・フール」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1928
製作会社 ウォーナー・ブラザース映画
配給 ファースト・ナショナル
レイティング

「シンギング・フール」のみんなのレビュー

「シンギング・フール」のレビューを書く



映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/8

和久井映見(1970)

さんかく窓の外側は夜

ヤマシタトモコの心霊ミステリー漫画を「おじいちゃん、死んじゃったって。」の森ガキ侑大監督が実写化。幽霊が見える三角は除霊師・冷川と共に除霊をすることに。二人は一年前に起きた連続殺人事件の調査にあたるが、発見した遺体には呪いがかけられていた。除霊師の冷川理人を「伊藤くん A to E」の岡田将生が、霊が見える特異体質を持つ三角康介を「走れ!T校バスケット部」の志尊淳が、呪いを操る女子高生ヒウラエリカを「響-HIBIKI-」の平手友梨奈が演じる。

小説の神様 君としか描けない物語

相沢沙呼による青春小説『小説の神様』を「HiGH&LOW」シリーズの久保茂昭監督が映画化。真っすぐで繊細な売れない高校生小説家・一也と、同級生の人気女流作家・詩凪。そんな2人が編集者から下されたミッションは、協力して大ベストセラーを生み出すことだった。出演は「センセイ君主」の佐藤大樹、「キングダム」の橋本環奈、「初恋 お父さん、チビがいなくなりました」の佐藤流司。
稲垣吾郎(1973)

ばるぼら

手塚治虫が1970年代に発表した大人向け漫画を、稲垣吾郎&二階堂ふみW主演で手塚眞監督が実写化。ある日、人気小説家・美倉洋介は酔払った少女ばるぼらに出会い、家に連れて帰る。大酒飲みで自堕落な彼女だったが、美倉は奇妙な魅力を感じ追い出せずにいた。共演は「柴公園」の渋川清彦、「いちごの唄」の石橋静河。第32回東京国際映画祭コンペティション部門正式招待作品。

海辺の映画館 キネマの玉手箱

大林宣彦監督が20年ぶりに出身地である広島県尾道でメインロケを敢行、戦争や映画の歴史を辿るファンタジー劇。尾道の海辺にある映画館が閉館の日を迎え、日本の戦争映画大特集のオールナイト興行を見ていた3人の若者がスクリーンの世界へタイムリープする。大林作品に多数出演する厚木拓郎と細山田隆人、「武蔵 -むさし-」に主演した細田善彦が銀幕の世界にタイムリープし移動劇団『桜隊』の運命を変えようとする3人の若者を、『桜隊』の看板女優を「野のなななのか」「花筐/HANAGATAMI」と近年の大林作品を支える常盤貴子が演じる。第32回東京国際映画祭Japan Now部門にてワールドプレミア上映、大林監督に特別功労賞が授与された。

NEW今日命日の映画人 12/8

該当する人物がいません


「シンギング・フール」を観ているあなたにおすすめの映画