死刑5分前

しけいごふんまえ
上映日
1955年6月29日

製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「白い羽根」のレオナード・ゴールドスティーン・プロの1954年製作ギャング映画。「六つの橋を渡る男」のシドニー・ボームが脚色、「デカメロン夜話」のヒューゴー・フレゴニーズが監督に当たった。製作はロバート・ゴールドスタインである。撮影は「凸凹海賊船」のスタンリー・コーテス、音楽は「コロラドの決闘」のポール・ダンラップである。主演は「欲望の谷」のエドワード・G・ロビンソンで、「長い灰色の線」のピーター・グレイヴス、「アリゾナの勇者」のジーン・パーカー、「長い灰色の線」のミルバーン・ストーン、「裸足の伯爵夫人」のウォーレン・スティーヴンスなどが助演する。

「死刑5分前」のストーリー

殺人鬼ヴィンセント・キャネリ(エドワード・G・ロビンソン) はシンシン監獄の独房で明日火曜日に迫った死刑執行を待つ身であった。隣の独房にいる殺人犯ピーター(ピーター・グレイヴス)もやはり明日電気椅子にかけられることになっていた。しかし、キャネリの情婦ハティ(ジーン・パーカー)は看守長ノリスの娘エレンを誘拐し、父親を脅迫して、死刑執行当日立会人の椅子の下にピストルをかくしておくことを約束させた。当日社命で死刑に立ち会うことになった新聞記者カースンは、監獄へ行く途中キャネリの配下ジョーイに襲われ、立合証明書と身分証明書を奪われてギャングの巣窟に連れ去られた。新聞記者カースンに化けたジョーイはうまく死刑室に入りこみ、看守長のかくしたピストルを引き抜いて、看守長と看守を1人射殺した。そのすきにキャネリは鍵束を奪い、ピーターほか3人の死刑囚を助け出した。看守たちと囚人たちの間に烈しい撃ち合いが始まり、ピーターは胸に重傷を負った。キャネリは用意してあった車に立会人の牧師、医者、看守の3人を人質として乗せ、ジョーイ、ピーターとともに彼らのアジトの倉庫へ逃げて来た。そこにはハティ以下の一味とエレンと新聞記者がいた。ピーターの負傷で、飛行機による国外逃亡の計画実行が不可能になったキャネリは、ピーターを責めて彼がかくしてある20万ドルのありかを知ろうとした。翌日ピーターはハティに附添われて銀行へその金をとりに行ったがそのとき傷口が裂け、血の指紋を後に残して来てしまった。銀行員は直ちに警察に知らせた。倉庫でキャネリが不要となった人質を片附けようとしているとき、警察は倉庫を包囲し、銃撃戦が展開された。屋根裏へ追いつめられたキャネリは包囲をとかねば30分ごとに人質を1人ずつ殺すと宣言したが、ハティが流れ弾に当たって死んだと知って絶望のあまり気狂いのようになり、牧師を殺そうとして、良心にめざめたピーターに射殺された。倉庫の扉を開いて武器を捨てたピーターは警官隊の猛射撃の前に、短い一生を閉じた。

「死刑5分前」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「死刑5分前」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1954
公開年月日 1955年6月29日
製作会社 L・ゴールドスティーン映画
配給 ブレイクストン=新外映
レイティング

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安井昌二(2014)

小梅姐さん

「炭坑節」や「黒田節」など多くの民謡をヒットさせ、NHK紅白歌合戦でも美声を聞かせた芸者出身の歌手・赤坂小梅の生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー。生まれ育った筑豊や芸者修行に励んだ北九州など彼女ゆかりの地を訪ね、数々の記録映像や関係者へのインタビューを交え、歌一筋に生きた彼女の生涯に迫る。監督は『ハイビジョンふるさと発~有明海に生きるカメラマンの物語~』などのドキュメンタリー番組を数多く手掛けた山本眸古。ナレーションを「悪名」の水谷八重子、作曲・音楽アドバイザーを「上方苦界草紙」の本條秀太郎が担当した。赤坂小梅。本名、向山コウメは明治39年(1906)年4月、福岡県川崎町に9人兄姉の末っ子として生まれる。16歳の時に自ら芸者を志し北九州の置屋「稲本」に。通常1年間の芸者修行を3ヶ月でこなし、1年で芸者デビュー、“梅若”を名乗る。昭和4(1929)年、九州一円の民謡研究のため小倉を訪れていた野口雨情、藤井清水らに認められ、レコードデビューを果たし、同6年に上京。同8年、コロムビアから発売した「ほんとにそうなら」が大ヒット。以来、端唄、舞踊小唄などを含め、多くの流行歌や民謡をレコーディングしヒットさせた。NHK紅白歌合戦にも4回出場、その豪放磊落な性格から多くの文化人や政・財界人などに愛され、大衆から支持された。酒豪でも知られ、恰幅のいい体型が特徴的だった彼女は昭和56(1981)年4月、75歳で引退。晩年は民謡の普及や福祉活動に勤しみ、平成4(1992)年1月17日死去。享年85歳であった。

楳図かずお恐怖劇場 まだらの少女

人の憎しみが生み出す蛇の呪いの恐怖を描いた中篇ホラー。監督は「恋する幼虫」の井口昇。楳図かずお原作の同名コミックを基に、「ホラ~番長 稀人」の小中千昭が脚色。撮影を「着信アリ2」の喜久村徳章が担当している。主演は、「Last Quarter 下弦の月」の中村有沙と「TRICK  劇場版」の成海璃子。尚、本作は「楳図かずお恐怖劇場」の中で、「ねがい」と2本立公開された。楳図かずおデビュー50周年作品。