市街

しがい
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「喝采」をものしたルーベン・マムーリアンの第2回監督作品で、探偵小説作家として売出しのダシール・ハメットが映画のために書き下ろした物語を「赤新聞」のマックス・マーシンが改作し、「テキサス無宿」「スパイ(1930)」のオリヴァー・H・P・ギャレットが脚色した。主役は「モロッコ」「戦う隊商」のゲイリー・クーパーとニューヨークシアター・キルド出身の舞台女優シルヴィア・シドニーが演じ、「愛する権利(1930)」のポール・ルーカス、「略奪者」のウィリアム・ボイド、「街の紳士」のウィン・ギブソン及びガイ・キッビー、「禁酒天国」のスタンリー・フィールズ等の腕利き連が助演している。撮影は「モロッコ」「戦う隊商」のリーガームスの担任である。

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「市街」のストーリー

ナンは盛り場の射的屋の若者キッドに首ったけだった。ナンの養父クーリー親爺はビール密造者の大親分マスカルの子分だったので、ナンはキッドに仲間に入るように勧めたがキッドは承知しなかった。その夜の12時に2人は密会する約束をした。ところがマスカルは子分ブラッキーの情婦アグネスを手に入れるのに邪魔なブラッキーを殺す役目をクーリーに言いつけた。クーリーは手筈通り凶器の拳銃をナンに渡して河にすてさせようとしたが、ナンは捨てる前に警官に捕らえられた。クーリーも容疑者として尋問されたがアグネスの証言とナンの沈黙のお陰で釈放され、ナンに頼まれてキッドを訪れた。キッドが射撃の名人であるのに惚れたクーリーはナンが捕らえられたこと、面会禁止になったことを告げ、警察に復讐するためにも、ビール密造者の仲間に入れと勧めた。キッドは仲間になった。ナンは刑務所に懲役の身になった。クーリーが必ず助けてやると言ったのは嘘だったことを知り、悪者仲間に義理も人情もないことを痛憤したナンは恋人キッドが仲間にならなかったことを喜んだ。ところがようやく面会許可を得て会いに来たキッドはマスカルの一味になっていることを知ってナンは驚き悲しんだ。間もなくナンは出獄した。その夜マスカルはナン歓迎の夜会を催し、ナンを手に入れようとしてキッドと衝突した。キッドはナンを連れてナンの家へ伴った。戸外ではマスカルの子分が機関銃を構えていたが、キッドは裏をかいて子分共を追い払い、ナンの止めるのもきかずマスカルを殺しにカフェーへ出掛けた。ナンは恋人を救う最後の手段としてマスカルに色好い返事を電話でしてマスカルの家へ赴いた。ナンが来るというので追い出されたアグネスは隠れてナンの拳銃でマスカルを射殺し、凶器を投げ込むと同時に鍵をかけて閉じ込め、ナンが加害者の如くに装った。ナンは親分殺しの大罪人として仲間の処刑を受けることとなった。キッドは仲間2人とナンを自動車に乗せて疾走し、彼らの度肝を抜いて降参させた。かくて2人は新生活に入るべく朝霧の中を快走して行くのである。

「市街」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「市街」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1931
製作会社 パラマウント映画
配給 パラマウント支社
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/8

和久井映見(1970)

さんかく窓の外側は夜

ヤマシタトモコの心霊ミステリー漫画を「おじいちゃん、死んじゃったって。」の森ガキ侑大監督が実写化。幽霊が見える三角は除霊師・冷川と共に除霊をすることに。二人は一年前に起きた連続殺人事件の調査にあたるが、発見した遺体には呪いがかけられていた。除霊師の冷川理人を「伊藤くん A to E」の岡田将生が、霊が見える特異体質を持つ三角康介を「走れ!T校バスケット部」の志尊淳が、呪いを操る女子高生ヒウラエリカを「響-HIBIKI-」の平手友梨奈が演じる。

小説の神様 君としか描けない物語

相沢沙呼による青春小説『小説の神様』を「HiGH&LOW」シリーズの久保茂昭監督が映画化。真っすぐで繊細な売れない高校生小説家・一也と、同級生の人気女流作家・詩凪。そんな2人が編集者から下されたミッションは、協力して大ベストセラーを生み出すことだった。出演は「センセイ君主」の佐藤大樹、「キングダム」の橋本環奈、「初恋 お父さん、チビがいなくなりました」の佐藤流司。
稲垣吾郎(1973)

ばるぼら

手塚治虫が1970年代に発表した大人向け漫画を、稲垣吾郎&二階堂ふみW主演で手塚眞監督が実写化。ある日、人気小説家・美倉洋介は酔払った少女ばるぼらに出会い、家に連れて帰る。大酒飲みで自堕落な彼女だったが、美倉は奇妙な魅力を感じ追い出せずにいた。共演は「柴公園」の渋川清彦、「いちごの唄」の石橋静河。第32回東京国際映画祭コンペティション部門正式招待作品。

海辺の映画館 キネマの玉手箱

大林宣彦監督が20年ぶりに出身地である広島県尾道でメインロケを敢行、戦争や映画の歴史を辿るファンタジー劇。尾道の海辺にある映画館が閉館の日を迎え、日本の戦争映画大特集のオールナイト興行を見ていた3人の若者がスクリーンの世界へタイムリープする。大林作品に多数出演する厚木拓郎と細山田隆人、「武蔵 -むさし-」に主演した細田善彦が銀幕の世界にタイムリープし移動劇団『桜隊』の運命を変えようとする3人の若者を、『桜隊』の看板女優を「野のなななのか」「花筐/HANAGATAMI」と近年の大林作品を支える常盤貴子が演じる。第32回東京国際映画祭Japan Now部門にてワールドプレミア上映、大林監督に特別功労賞が授与された。

NEW今日命日の映画人 12/8

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