ウール100%

うーるひゃくぱーせんと
上映日
2006年10月28日

製作国
日本

上映時間
99分

ジャンル
ファンタジー

ここが見どころ

ゴミ屋敷に暮らす双子の老女が不思議な少女と出会い、共同生活を送るうちに人生を見つめなおすファンタジー・ドラマ。監督は、2003年サンダンスNHK国際映画祭作家賞を受賞した富永まい。出演は、これが最期の主演となった岸田今日子と「折り梅」の吉行和子。

「ウール100%」のストーリー

大きな屋敷に何十年もの間、二人っきりで住んでいる双子の老女、梅(岸田今日子)と亀(吉行和子)。屋敷の中は、庭や屋根の上までごみで埋め尽くされていた。二人は毎日ごみ置き場を歩き回っては、気に入ったごみを持ち帰り、屋敷は完全なゴミ屋敷となってしまった。二人はごみを“ヒロイモノ”と呼び、宝物のように大切にしていた。ある日、いつものようにヒロイモノ集めに精を出していた二人は、目も覚めるような真っ赤な毛糸玉を見つける。それを持ち帰った夜、その赤い毛糸玉を手繰って、少女(北浦愛)が屋敷に迷い込んで来た。少女は二人が拾ってきた毛糸玉を手にとり、あっという間にセーターを編み上げる。そして自らセーターを着込み、編み目を念入りにチェックし、納得できないところを見つけると頭を抱えて「あみなおしじゃ~!!」と叫ぶ。その人間離れした声量は、屋敷を揺らすほどの大きさで、耳をふさがずにいられない。少女は叫んだ後、セーターを着たまま裾からほどき、また黙々とセーターを編み直し始める。二人は少女にアミナオシと名付け、アミナオシはその日からなぜか屋敷に居ついてしまう。セーターを編んでは「あみなおしじゃ~」と大きな声で叫び、また編み直すアミナオシ。最初は迷惑がっていた二人だが、次第に少女のことが気になってくる。やがてアミナオシは、二人の大事なヒロイモノを次々と壊し始めてゆく。やがて二人は過去を思い出す。愛する母が少女だった自分たちを置いて出て行ってしまい、初恋の男性に想いを告げられずに別れてしまった過去を、二人は思い返す。梅と亀は屋敷中のヒロイモノを処分することに決め、全てのヒロイモノを捨てると、アミナオシもまた消えていった。そして二人は住みなれた屋敷を出て、旅に出るのだった。

「ウール100%」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ウール100%」のスペック

基本情報
ジャンル ファンタジー
製作国 日本
製作年 2005
公開年月日 2006年10月28日
上映時間 99分
製作会社 ピラミッドフィルム
配給 クロックワークス
レイティング
カラー/サイズ カラー

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 6/25

リンダ・カーデリーニ(1975)

カポネ

実話に基づき、伝説のギャング、アル・カポネの最晩年を描いたドラマ。1940年代半ば。長い服役生活を終え、フロリダの大邸宅で家族や友人たちに囲まれ、静かに隠居生活を送るカポネ。だが、そんな彼をFBIはいまだに危険視し、監視を続けていたが……。出演は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディ、「ハウス・ジャック・ビルト」のマット・ディロン、『ツイン・ピークス The Return』のカイル・マクラクラン。監督・脚本は「クロニクル」のジョシュ・トランク。

ラ・ヨローナ 泣く女

「死霊館」シリーズの生みの親ジェームズ・ワン製作の下、中南米に伝わる怪談を映画化。1970年代のロサンゼルス。不可解な死を遂げた子どもの母親の警告を無視したソーシャルワーカーのアンナは、自分の子どもたちと共に恐ろしい怪現象に遭遇する……。出演は「ハンターキラー 潜航せよ」のリンダ・カデリーニ、「アナベル 死霊館の人形」のトニー・アメンドーラ。
牛原千恵(1966)

ひめゆりの塔(1982)

太平洋戦争末期、全島が戦場と化した沖縄で、ひめゆり部隊と呼ばれ陸軍病院に配属された乙女たちのはかない青春を描く。28年ぶりの再映画化は脚本・水木洋子、監督・今井正と同じコンビ。前作では果たせなかった沖縄現地ロケを行ない、撮影は「裸の大将放浪記」の原一民が担当。

ゆき

天界からやってきた少女ゆきが、弱い百姓と共に戦う姿を描く。斎藤隆介の原作のアニメーションで脚本は宮崎晃、監督は「あにいもうと(1976)」の今井正がそれぞれ担当。

NEW今日命日の映画人 6/25

ラウ・カーリョン(2013)

セブンソード

武侠映画の第一人者ツイ・ハーク監督が、中国、香港、台湾の人気俳優を起用し壮大なスケールで描くアクション巨編。中国を代表する武侠小説の大家、リャン・ユーシェンの『七剣下天山』に基づき、清軍の蛮行を阻止するため立ち上がる7人の剣士の活躍を描く。出演は、香港四天王のレオン・ライ、「HERO」のドニー・イェン、「香港国際警察/NEW POLICE STORY」のチャーリー・ヤン他。

ペディキャブ・ドライバー

40年代のマカオを舞台に、ペディキャブ(自転車で引く人力車)の車夫が、恋に喧嘩に大活躍するアクションもの。監督・製作・主演の3役をこなしたのは「五福星」シリーズなど諸作で知られるサモ・ハン・キンポーで、彼の80年代の活動における集大成というべき一編。脚本は「ハードボイルド 新・男たちの挽歌」のバリー・ウォン(王晶とは別人)と「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のユェン・カイチー、音楽は「誰かがあなたを愛している」のローウェル・ロー(助演も)、美術は「恋する惑星」のウィリアム・チョン。共演は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズのモク・シウチョン(マックス・モク)、「スウォーズマン/女神伝説の章」のファニー・ユン、「ツイン・ドラゴン」のニナ・リー、「山中傅奇」「空山霊雨」のスン・ユエなど。また、サモ・ハンの人脈を反映して、「霊幻導士」シリーズのラム・チェンイン、「酔拳2」のラウ・カーリョンたちがカメオ出演している。別邦題「帰って来たデブゴン 昇龍拳」。