ここが見どころ
原作は「セパレート・ベッド」「プレイボーイ」などのアイラ・ワラックが書いた小説『マッスル・ビーチ(筋肉海岸)』で、「雨の中の兵隊」「ピンクの豹」などのモーリス・リッチリンが映画用にアダプトし、原作者のアイラ・ワラックが、「カリフォルニア万才」「レッド・ライン7000」などのジョージ・カーゴと共に脚色、「サミー南へ行く」「成功の甘き香り」のアレクサンダー・マッケンドリックが監督したロマンチック・コメディ。撮影は、「地上最大の脱出作戦」「シンシナティキッド」のフィリップ・ラスロップ、音楽は、「すべてをアナタに」「ポーリンの冒険」のヴィク・ミッツィが担当した。出演は、「おれの女に手を出すな」のトニー・カーティス、「プロフェッショナル」のクラウディア・カルディナーレ、「殺しのテクニック」のロバート・ウェバー、ミスター・ユニバースのチェスター・ヨートンなど。製作は「シンシナティキッド」「いそしぎ」のチーム、マーティン・ランソホフとジョン・コーリーが担当した。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「サンタモニカの週末」のレビューを書く
「サンタモニカの週末」のストーリー
赤いフォルクスワーゲンで、カリフォルニアを訪れたカーロ(トニー・カーティス)は、美しいサンタ・モニカ海岸で一息入れた時、3重衝突の自動車事故にまきこまれてしまった。彼の小型車とローラ(クラウディア・カルディナーレ)という美人のコンバーティブル、それにボディ・ビルの男女ハリーとマリブのトレイラーの3台だ。原因はローラの過失からだったので、カーロは彼女の自動車保険で弁償してもらうことになり、彼女の家まで同行することになった。ところが、これがまた騒ぎのもとになった。ローラは水泳プール建設会社の社長ロッド(ロバート・ウェバー)の愛人で、ローラの家に来ていたロッドは、カーロをみて、女房ダイアンの廻し者と早合点する始末。ちゃっかり屋のカーロは事態をのみこむや、ロッドの弱味を利用して、ロッド会社のセールスマンに自分を売りこみ、おまけに丘の上の新築の家までロッドに買わせてしまった。カーロの出現で、サンタ・モニカ海岸に次第に風波が立ちはじめた。ロッドの浮気を感付いたダイアンは、カーロに関心を示し、ローラの気持も次第にカーロに傾きだした。だが、カーロは肉体派のマリブにまいっていて、マリブもカーロにはまいった様子だった。あわてたのは、ロッドとマリブの恋人ハリーだった。そんな中でカーロは自宅のプール開きに、マリブを飛行機からダイビングさせ、会社の宣伝もかねて、自分の費用はパーにしようと考えだした。これは大成功に終わり、報道関係者も多数つめかけていて、会社の宣伝も大いに喧伝された。これで、カーロはいよいよマリブに熱をあげだした。1日、豪雨が降り続いた。カーロの家では、カーロがマリブに求愛の真最中。そんな中へロッドが、ダイアンからの離婚状を持って、ダイアンはロッドのスキャンダルの出ている新聞記事を持って、それぞれやって来た。その上ローラまで、私を非難する手紙が来たと言って、ロッドを探してやって来た。おかげでカーロの家は大騒動だ。そんな最中に、カーロの家が大きくゆれ動いた。地滑りが起こったのだ。やがて大音響とともに、土砂がくずれおちて来た。そこへ、ハリーもマリブの身を案じてかけつけて来た。天変地異の大混乱の中で、一同はそれぞれの迷いからさめ、自分の本当の気持ちに立ち返っていった。ロッドとダイアンは元のさやにおさまり、マリブもハリーの胸に帰った。そして、残ったカーロとローラは結ばれた。
「サンタモニカの週末」のスペック
「サンタモニカの週末」のみんなのレビュー
「サンタモニカの週末」のレビューを書く映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日命日の映画人 3/4
- 西沢信孝(2015)
-
蓮如物語
親鸞上人の直系として、本願寺に生まれた室町時代の高僧・蓮如の生涯を綴って伝記アニメーション。監督は葛西治。五木寛之の児童小説を、「極道の妻たち 決着」の監督・中島貞夫が脚色。撮影を「たまごっち ホントのはなし」の武井利晴が担当している。声の出演に「流れ板七人」の松方弘樹。文部省選定、優秀映画鑑賞会推薦作品。 -
地獄先生ぬーべー 恐怖の夏休み!!妖しの海の伝説!
恐ろしい伝説の残る島を舞台に、お馴染みぬ~べ~とその教え子たちが繰り広げる愛と友情の闘いを描いたアニメーションの第3弾。監督は劇場版第1作を手掛けた志水淳児。真倉翔と岡野剛による『週刊少年ジャンプ』連載の人気コミックをもとに、「地獄堂霊界通信」の菅良幸が脚本を執筆している。“'97夏・東映アニメフェア”の中の1本として公開された。