沙漠の花園

さばくのはなぞの The Garden of Allah
上映日
1937年4月15日

製作国
アメリカ

上映時間
79分

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

デイヴィッド・Oセルズニックの制作したテクニカラー映画で、「真珠の首飾」「スペイン狂想曲」のマレーネ・ディートリッヒと「心の痛手」「白い友情」のシャルル・ボワイエとが主演するもの。原作はロバート・ヒッチェンスの小説で、「戦う巨象」「嵐の三色旗」のW・P・リプスコームと劇作家のリン・リグスとが脚色、「噫無情」「花嫁凱旋」のリチャード・ボレスラウスキーが監督した。助演者は、「アンナ・カレニナ」「海賊ブラッド」のベジル・ラスボーン、「十字軍」「奇傑パンチョ」のジョセフ・シルドクラウト、「虎鮫島脱獄」のジョン・キャラディン、「小公子」「十字軍」のC・オーブリー・スミス、アラン・マーシャル、それから舞踊家として欧米に知られているティリー・ロッシュ、の面々である。撮影は、ハル・ロッスンの忠言を得て「丘の一本松」のW・ハワード・グリーンが色彩監督は例によってナタリー・カルマスである。

「沙漠の花園」のストーリー

修道院で育て上げられたドミニ・エンフィルデンは、その乙女の障害を捧げつくして仕えた父の死後、パリ、ウィーン、リヴィエラと廻って慰めを求めたが、結局、大都会の中で彼女の見出したものは孤独であった。修道院のジョセフィン教母は彼女にアルジェリア行きを勧める。大自然の永劫な砂漠の中で、彼女が生きる喜びを見出すかも知れない、と思ったからである。教母からベニ・モラにいるルービエ神父への紹介状を貰ってドミニがエル・アクバラから汽車に乗った時、同じ車内にいるボリス・アンドロヴスキーという男に注意を惹かれた。かれの一風異った様子が気になったのである。ベニ・モラに着いた夜、ドミニは案内者で自称詩人のバトゥーシュ及びハジを連れてキャバレーに行った。そこで騒ぎが起こった時、彼女はボリスに助けられた。それからドミニとボリスの間に友情が芽生え、翌日はシディ・ゼルヅールのオアシスに遠乗りに行った。このオアシスでドミニは伯爵アンテオニと会った。アンテオニがドミニに町の案内をした時、路上の砂占い師は、彼女が近く砂漠に行くこと、大きな喜びを予言したが、それ以後、占い師は恐怖を以て口を閉じた。ドミニはボリスに会って、生きる喜びを知った。だが、彼女は何故ボリスが愛の告白をしないのかをいぶかしく思った。このボリスこそは、テュニス近くのエル・ラガルニのトラピスト修道院にいたアントワーヌで、彼は外界の誘惑に目醒めて、そこを脱け出て来たのである。ボリスは誓いを破った苦責から、ドミニから遠ざかろうとするが、別れを告げに行った彼は却ってドミニと結婚する。砂占い師の予言の通り、結婚したドミニとボリスは砂漠に蜜月を過した。しかし、この夢のような生活はやがて、ド・トレヴィニャック大尉の来訪によって破られた。大尉はボリスの前身を知っていたからである。信仰厚いドミニはボリスに修道院に帰ることを説いた。二人は断腸の思いで別れを決意した。ドミニは馬車で、ボリスをトラピスト修道院の門まで送って行った。門が閉じられた時に、二人の間に永久の別離が来た。馬車は涙にむせぶドミニだけを乗せてチュニスに引返していく。

「沙漠の花園」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「沙漠の花園」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1936
公開年月日 1937年4月15日
上映時間 79分
製作会社 ユナイテッド・アーチスツ映画
配給 ユナイテッド・アーチスツ支社
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー
音量 モノラル

「沙漠の花園」のみんなのレビュー

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/1

エリカ・リバス(1974)

人生スイッチ

アルゼンチンで国内年間ランキング1位を獲得したオムニバス形式のブラック・コメディ。製作は、「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル。出演は、「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリン。第87回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
ヴェイッコ・アールトネン(1955)

罪と罰(1983)

殺人を犯した青年の行動を乾いたタッチで描く作品。「白い花びら」のアキ・カウリスマキ、監督長編第1作。原作はロシアの文豪、ドストエフスキーの同名小説。出演はマルチ俳優として活躍するマルック・トイッカ、「愛しのタチアナ」までカウリスマキ作品の顔だったマッティ・ペロンパー、カウリスマキ作品の常連名脇役であるエスコ・ニッカリほか。1983年第1回フィンランド・ユッシ賞最優秀処女作品、最優秀脚本賞受賞。

ラヴィ・ド・ボエーム

パリを舞台に、3人の芸術家のボヘミアン生活を描く。監督・製作・脚本は「コントラクト・キラー」のアキ・カウリスマキ、原作はアンリ・ミュルジェールの小説『ボヘミアン生活の情景』(Scenes de la vie de boheme)、撮影はティモ・サルミネンが担当、音楽はセルジュ・レジアニが歌う「僕は飲む」、しのはらとしたけが歌う「雪の降る町を」などの既成曲を使用している。

NEW今日命日の映画人 12/1

シェリー・モリソン(2019)

無邪気な悪魔におもちゃが8つ

子供によって行われるショッキングな殺戮を描いたホラー。感化院の車が雪山で事故に遭い、護送されていた5人の問題児たちが脱走する。ロッジで冬を楽しく過ごそうとしていた大人たちに保護されるが、子供たちは彼らを残酷な方法で殺し始め…。【スタッフ&キャスト】監督:ショーン・マグレガー 脚本:ジョン・ダーレン 撮影:ポール・ヒップ/マイケル・シェア 出演:レイフ・ギャレット/ソレル・ブーク/ジーン・エヴァンス/シェリー・モリソン

愛のそよ風

『チェンジリング』のクリント・イーストウッドが初めて監督業だけに専念して制作したドラマ。不動産業を営む裕福な中年・フランクは、ある日ヒッピー風の少女・ブリージーと出会う。初めは自由に生きる彼女に苛立ちを覚えていたがフランクだったが…。【スタッフ&キャスト】監督:クリント・イーストウッド 製作:ロバート・デイリー 脚本:ジョー・ハイムズ 撮影:フランク・スタンリー 出演:ウィリアム・ホールデン/ケイ・レンツ/ロジャー・C・カーメル/シェリー・モリソン
マイケル・ライ(2019)

ルージュ(1987)

恋人を探すために現世へ戻ってきた美貌の幽霊の激しくも切ない恋を描くロマンチック・ファンタジー。監督はスタンリー・クワン。出演は、レスリー・チャン、アニタ・ムイ、アレックス・マンほか。2013年3月30日より、東京・シネマート六本木、大阪・シネマート心斎橋にて開催された「レスリー・チャン メモリアル」にてデジタル上映。

九龍の眼

悪質な爆弾犯人たちを追いつめる香港警察の刑事チェンの活躍を描くアクション。「ポリス・ストーリー 香港国際警察」の続篇で、監督・主演・原案・スタント監修は「サイクロンZ」のジャッキー・チェン(成龍)、製作総指揮はレイモンド・チョウ(鄒文懐)とレナード・ホウ(何冠昌)、製作はエドワード・タン、脚本はエドワード・タンとジャッキー・チェン、撮影はチョウ・イウゾウ(張耀祖)とリー・ヤウトン(李有棠)、音楽はマイケル・ライ(黎小田)が担当。出演はほかに「ポリス・ストーリー 香港国際警察」のマギー・チャン(張曼玉)、「プロジェクトA2 史上最大の標的」のタン・ピョウ(董驃)、「サイクロンZ」のクリスタル・コオ(郭錦恩)など。ビデオタイトル「ポリス・ストーリー2 九龍の眼」。