明日に処刑を…

あすにしょけいをあしたにしょけいを
上映日
1976年11月20日

製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

30年代不況期のアメリカを舞台に、貨車(ボックス・カー)で渡り歩いたホーボーと呼ばれる浮浪者の1人である娘とアナーキストの青年が、列車強盗をくり広げる、という実話の映画化。製作はロジャー・コーマン、監督は「タクシー・ドライバー」のマーティン・スコセッシ、脚本はジョイス・フーパー・コリントンとジョン・ウィリアムス・コリントン、撮影はジョン・スティーブンス、音楽はギブ・グウィルボーとサド・マックスウェルが各々担当。出演はバーバラ・ハーシー、デイヴィッド・キャラダイン、バリー・プリマス、バーニー・ケーシー、ジョン・キャラディン、ヴィクター・アルゴ、デイヴィッド・R・オスターアウト、アン・モーレル、ハリー・ノーサップなど。

「明日に処刑を…」のストーリー

1930年代の不況期のアメリカ。アーカンサスの貧しい農夫の娘バーサ(バーバラ・ハーシー)は、父が事故死したために、家を出て貨車に乗って、町から町へと渡り歩いた。そんなある日、バーサはアナーキストのビル(デイヴィッド・キャラダイン)と知り合い、共に心惹かれた2人は結ばれる。だが、翌朝ビルは5ドル札を残して、どこへともなく去っていった。やがて、バーサは街頭博奕で知り合ったレーク(バリー・プリマス)とコンビを組んで、イカサマ博奕の旅を続けているうちに、ビルと再会する。しかしビルとレークが治安官に逮捕され、投獄される。監獄には黒人のヴォン(バーニー・ケーシー)が捕えられていたが、獄内での人種偏見は激しく、反抗的な囚人は次々と惨殺された。ヴォンとビルとレークは線路工事をしている時、バーサの助けで脱出に成功する。それからは、4人は組んで列車強盗をやり、富豪たちから宝石や金銭をまきあげる。この4人組の列車強盗に対して知事(ジョン・キャラディン)は、いかなる手段でも捕えろと部下に厳命する。ある日、4人はその知事の列車に乗り込み、知事を監禁して身代金を要求するが、護衛隊に包囲されてレークは射殺され、バーサはビルとヴォンと離れ離れになってしまう。ニューオーリンズに流れたバーサは、生きるために売春婦に身を堕とす。それから数カ月。バーサは思いもかけずヴォンと再会する。ヴォンは彼女にビルの隠れ家を教え、いまでも彼がバーサを愛していることを告げる。バーサはビルの隠れ家で彼の胸に顔を埋めるが、すでに隠れ家は知事と彼の部下に包囲され、ビルは激しい銃弾を浴びる。彼らはまだ虫の息があるビルを貨車の引き戸に磔にし、手には釘を打ちつける。その時、ヴォンがすさまじい勢いで銃を射ちながら突進し、知事たちを皆殺しにする。やがて、貨車は息絶えたビルの死体をつけたまま、静かに動き出す。バーサは泣きながら、貨車の後を追っていくのだった。

「明日に処刑を…」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「明日に処刑を…」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1972
公開年月日 1976年11月20日
製作会社 アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ作品
配給 日本ヘラルド映画
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

「明日に処刑を…」のみんなのレビュー

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/13

キャンディス・アッコラ(1987)

デッドガール(2008)

学生たちが、廃墟となった病院に裸のまま繋がれていたいくら嬲っても死なない女に、凌辱を加える猟奇的なスリラー。2008年トロント国際映画祭などの映画祭で上映され、あまりにも異常な狂気が物議を醸した。監督は「チャーリー 世界一かわいい犬と僕が伝えたいこと」(未)のマルセル・サーミエント。さえない学生を「赤ずきん」のシャイロー・フェルナンデスが、さえない学生が思いを寄せる女子を「オン・ザ・ドール」(未)のキャンディス・アッコラが、何をされても死なない女を本作が映画デビュー作となったジェニー・スペインが、女が死なないのをいいことに好き放題し次第に狂気に陥っていく友人を「LOOPER/ルーパー」のノア・セガンが演じる。
シオバン・ファロン(1961)

ホワッツ・イン・ザ・シェッド

「ブラッドナイト」のフランク・サバテラ監督によるホラー。スタンの家にある小屋から怪しげな声が聞こえてくるようになり、不審者を追い出そうと小屋の中に入った者が次々に八つ裂きに。友人のドマーは、これで嫌な奴らに仕返しができると言い出すが……。出演は「X-DAY 黙示録」のジェイ・ジェイ・ウォーレンほか。特集『未体験ゾーンの映画たち2021』にて上映。

ハウス・ジャック・ビルト

第71回カンヌ国際映画祭に出品され、過激な描写で物議を醸したラース・フォン・トリアーの問題作。1970年代のワシントン州。建築家を志す独身の技師ジャックは、ある出来事をきっかけに、アートを創作するかのように、殺人に没頭するようになる……。出演は「マイ・ライフ・メモリー」のマット・ディロン、「エレニの帰郷」のブルーノ・ガンツ、「ニンフォマニアック Vol.1」のユマ・サーマン。

NEW今日命日の映画人 5/13

ドリス・デイ(2019)

ニューヨークの大停電

クロード・マグニアの舞台劇を、この映画製作者で「マーメイド作戦」のエヴェレット・フリーマンと「ベン・ハー(1959)」のカール・タンバーグが脚色、「恐怖の蝋人形」のハイ・アヴァーバックが監督したコメディ。撮影は「レッド・リバーのガンマン」のエルスワース・フレデリックスのニューヨーク・ロケ、音楽は「卒業」のデーヴ・グルーシンが担当した。出演は「おしゃれスパイ危機連発」のドリス・デイ、「プレイラブ48章」のロバート・モース、「大進撃」のテリー・トーマス、「アルバレス・ケリー」のパトリック・オニールほか。製作は、脚本担当のエヴェレット・フリーマンとマーティン・メルチャー。

おしゃれスパイ危機連発

「独身アパート」のフランク・タシュリンとジェイ・ジェイソンが脚本を書き、タシュリンが監督したコメディ。撮影は「華麗なる激情」のレオン・シャムロイ、音楽は「飛べ! フェニックス」のフランク・デヴォールが担当した。出演は「ただいま熱愛中」のドリス・デイ、「ハワイ」のリチャード・ハリス、「ねえ!キスしてよ」のレイ・ウォルストン、「アパートの鍵貸します」のジャック・クラシェンほか。製作はアーロン・ローゼンバーグとマーティン・メルチャー。