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1928年に始まり、1933年に完成の予定をもって現に着々と進行しつつあるソヴェート・ロシアの5カ年計画を通俗的に紹介せんがためにモンタージュされた実写映画で、大体において第1部、勢農ロシアの国営生活の概略的説明、第2部、五カ年計画を立案し、施工し、指導するソヴェートも中枢神経スククリ、第3部、交通機関に就いて、第6部、ソヴェートの生産物に就いて、第7部、電化問題、第8部、五カ年計画の各種事業紹介、第9部、計画中最も重要なる農場問題に関して、第10部、新しき労働者の生活、の各章にわかれた内容を持っている。そしてその各々の画面には英国語によって詳細な説明が附されている。実地製作に当たれるカメラマン、監督者の名は不詳であるが世界の視聴を集中しつつあるソヴェート・ロシアの大事業はかなり懇切に紹介されている。ことにこれはソヴェート映画の米国に於ける代表輸入人「アムキノ」の発売になるもので、編、録音も同社の手になるものと思われる。