コンラック先生

こんらっくせんせい
上映日
1975年4月19日

製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

孤島の黒人小学校を舞台に、進歩的な思想を持つ若い白人教師と児童たちのヒューマンな人間関係を描く。製作はマーティン・リットとハリエット・フランク・ジュニア、監督は「サウンダー」のマーティン・リット、脚本はアーヴィング・ラヴェッチとその妻ハリエット・フランク・ジュニア、原作はパット・コンロイの「河は広い」、撮影はジョン・A・アロンゾ、音楽はジョン・ウィリアムス(2)、編集はフランク・ブラクト、美術はウォルター・スコット・ハーンドンが各々担当。出演はジョン・ヴォイト、ポール・ウィンフィールド、マッジ・シンクレア、ティナ・アンドリュース、アントニオ・ファーガス、ルス・アタウェイ、ジェームズ・オリア、ヒューム・クローニンなど。

みんなのレビュー

「コンラック先生」のストーリー

1969年の春。パット・コンロイ(ジョン・ヴォイト)は、サウスカロライナ州ビューフォートからモーターボートに乗ってヤマクロウ島に渡った。この島の小学校の教師として赴任するためだ。ヤマクロウ島は美しい自然に恵まれているが未開の地で、住民は雑貨屋の主人を除いて全部黒人だった。コンロイは赴任早々、校長のスコット夫人(マッジ・シンクレア)は黒人でありながら黒人を見くだし、生徒を人間扱いしないことを驚くと同時に、生徒が無気力で無知であることにも驚いた。生徒たちはコンロイという彼の名を発音できず“コンラック”と呼んだ。彼らは地球は平たいと思い込み、映画を見たことも、バスに乗ったこともなく、スコット夫人の鞭の教育が生徒を教室から遠ざけていた。生徒の1人メリー(ティナ・アンドリュース)は夫人を憎むあまり、殆ど学校には近よらなかった。こんな状態の中で、コンロイの進歩的な授業が始まった。まず生徒たちとの隔たりを除くため、クラシックを主とする音楽を聴かせ、つとめて生徒たちを野外に連れ出しコンロイの成果は容易にあがりそうになかったが、学校を嫌っていたメリーが教室に姿を現わすようになった。そして妻を亡くして気が変になった男ビリー(ポール・ウィンフィールド)が自分で作ったウィスキーを持ってくるからその代償として読み書きを教わりたいといってきたりした。そんなことが契機となったかのように、生徒たちはコンロイのやさしい心づかいに育まれ、知、情、意ともに発達し、コンロイが聴かせるベートーベンの第5シンフォニーを喜んで聴き、詩の暗誦などもするようになった。だが、生徒を白人のおエラ方の気に入るような人間に仕立てあげたいというスコット夫人と対立しない筈がなかった。夫人がおエラ方という白人の1人は、気むずかしい反動的な老教育委員スケフィントン(ヒューム・クローニン)だが、彼はヤマクロウ島にやってきたとき教育は従来の型に準じて行うべきで、教師として常規を逸した行動をとることを禁じると警告した。数日後、コンロイのもとに解職通知が届けられた。スケフィントンの命令を無視して、生徒たちを万聖説に参加させるためビューフォートへの一泊旅行を試たからだ。コンロイ解職のニュースが島民に伝わると、彼らは憤慨してコンロイ支持のデモを行いストライキを起こそうとした。だが、コンロイは逮捕される人や生活保護を受ける資格を失う人が出ることを恐れ、島民をなだめてストライキをやめさせた。コンロイは最後の手段として復職願いを裁判所にもち込んだが、敗訴となり島を出るしかなかった。彼が島を離れる日、生徒や家族が河岸で見送った。コンロイは、悲しそうな彼らの気持を引きたたせるために、いつも教室でやるように生徒に次々と質問を浴びせた。生徒はハキハキと元気よくそれに答えた。やがてコンラック先生を乗せたモーターボートが河面を滑りだすと、メリーは持ってきたテープレコーダーを廻した。思い出深いベートーベンの第5シンフォニーが流れた。それは、生徒たちがコンラック先生に送る哀しい別れの曲だった。

「コンラック先生」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「コンラック先生」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1974
公開年月日 1975年4月19日
製作会社 マーティン・リット/アーヴィング・ラヴェッチ・プロ作品
配給 20世紀フォックス映画
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

「コンラック先生」のみんなのレビュー

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/1

エリカ・リバス(1974)

人生スイッチ

アルゼンチンで国内年間ランキング1位を獲得したオムニバス形式のブラック・コメディ。製作は、「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル。出演は、「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリン。第87回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
ヴェイッコ・アールトネン(1955)

罪と罰(1983)

殺人を犯した青年の行動を乾いたタッチで描く作品。「白い花びら」のアキ・カウリスマキ、監督長編第1作。原作はロシアの文豪、ドストエフスキーの同名小説。出演はマルチ俳優として活躍するマルック・トイッカ、「愛しのタチアナ」までカウリスマキ作品の顔だったマッティ・ペロンパー、カウリスマキ作品の常連名脇役であるエスコ・ニッカリほか。1983年第1回フィンランド・ユッシ賞最優秀処女作品、最優秀脚本賞受賞。

ラヴィ・ド・ボエーム

パリを舞台に、3人の芸術家のボヘミアン生活を描く。監督・製作・脚本は「コントラクト・キラー」のアキ・カウリスマキ、原作はアンリ・ミュルジェールの小説『ボヘミアン生活の情景』(Scenes de la vie de boheme)、撮影はティモ・サルミネンが担当、音楽はセルジュ・レジアニが歌う「僕は飲む」、しのはらとしたけが歌う「雪の降る町を」などの既成曲を使用している。

NEW今日命日の映画人 12/1

シェリー・モリソン(2019)

無邪気な悪魔におもちゃが8つ

子供によって行われるショッキングな殺戮を描いたホラー。感化院の車が雪山で事故に遭い、護送されていた5人の問題児たちが脱走する。ロッジで冬を楽しく過ごそうとしていた大人たちに保護されるが、子供たちは彼らを残酷な方法で殺し始め…。【スタッフ&キャスト】監督:ショーン・マグレガー 脚本:ジョン・ダーレン 撮影:ポール・ヒップ/マイケル・シェア 出演:レイフ・ギャレット/ソレル・ブーク/ジーン・エヴァンス/シェリー・モリソン

愛のそよ風

『チェンジリング』のクリント・イーストウッドが初めて監督業だけに専念して制作したドラマ。不動産業を営む裕福な中年・フランクは、ある日ヒッピー風の少女・ブリージーと出会う。初めは自由に生きる彼女に苛立ちを覚えていたがフランクだったが…。【スタッフ&キャスト】監督:クリント・イーストウッド 製作:ロバート・デイリー 脚本:ジョー・ハイムズ 撮影:フランク・スタンリー 出演:ウィリアム・ホールデン/ケイ・レンツ/ロジャー・C・カーメル/シェリー・モリソン
マイケル・ライ(2019)

ルージュ(1987)

恋人を探すために現世へ戻ってきた美貌の幽霊の激しくも切ない恋を描くロマンチック・ファンタジー。監督はスタンリー・クワン。出演は、レスリー・チャン、アニタ・ムイ、アレックス・マンほか。2013年3月30日より、東京・シネマート六本木、大阪・シネマート心斎橋にて開催された「レスリー・チャン メモリアル」にてデジタル上映。

九龍の眼

悪質な爆弾犯人たちを追いつめる香港警察の刑事チェンの活躍を描くアクション。「ポリス・ストーリー 香港国際警察」の続篇で、監督・主演・原案・スタント監修は「サイクロンZ」のジャッキー・チェン(成龍)、製作総指揮はレイモンド・チョウ(鄒文懐)とレナード・ホウ(何冠昌)、製作はエドワード・タン、脚本はエドワード・タンとジャッキー・チェン、撮影はチョウ・イウゾウ(張耀祖)とリー・ヤウトン(李有棠)、音楽はマイケル・ライ(黎小田)が担当。出演はほかに「ポリス・ストーリー 香港国際警察」のマギー・チャン(張曼玉)、「プロジェクトA2 史上最大の標的」のタン・ピョウ(董驃)、「サイクロンZ」のクリスタル・コオ(郭錦恩)など。ビデオタイトル「ポリス・ストーリー2 九龍の眼」。

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