ここが見どころ
第二次大戦中のアメリカ。雑多な人種の入り交じるニュー・メキシコを背景に、傷つきやすいハイティーンの世界を現代的なタッチで描いた作品。製作は「1000日のアン」のハル・B・ウォリス、監督は「レーサー」のジェームズ・ゴールドストーン、脚本はマーゲリット・ロバーツ、原作はリチャード・ブラッドフォード、撮影はヴィルモス・ジグモンド、音楽はビリー・ゴールデンバーグ、編集はリチャード・M・スプレイグがそれぞれ担当。出演は「去年の夏」のリチャード・トーマス、同じくキャサリン・バーンズ、デシ・アルナス、・ジュニア、「デザーター」のリチャード・クレンナ、クレア・ブルーム、ジョン・コリコスなど。日本語版監修は川名完二。テクニカラー、ビスタサイズ。1970年作品。
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「朝やけの空」のストーリー
1944年夏、アラバマで小型船を製造していたフランク・アーノルド(リチャード・クレンナ)は海軍将校として出征し、妻のアン(クレア・ブルーム)と一人息子のジョッシュ(リチャード・トーマス)はニュー・メキシコの別荘に落ち着いた。寂しさに耐え切れないアンは、日毎、酒に溺れていった。サグラド高校に入学したジョッシュは、スティーニー(デシ・アルナズ)と親友になり、スティーニーの紹介でマーシャ(キャサリン・バーンズ)とも知り合った。若者らしくはつらつとした日を送るジョッシュは、時には学校一の乱暴者チャンゴとの喧嘩であぶない目にもあった。夜ふけに帰宅すると、アンの従兄ジムボブ(ジョン・コリコス)が入り込んでいた。マーシャが貴族趣味のジムボブを嘲笑したため、怒ったジョッシュがスティーニーを誘って、淫乱なベルバ姉妹とのデートの最中に、チャンゴと、相棒で頭の弱いリンドーが襲いかかってきた。ところがチャンゴがリンドーに刺されてしまい、リンドーは逃げた。ジョッシュは父親のフランクから、不在中戸主の役目を務めるようにという手紙を受け取り、母親が解雇した手伝いのモントーヤ夫妻を雇い直した。モントーヤはお礼にと、ジョッシュとマーシャを雄鶏ゲームに案内してくれた。リンドーに尽くすチャンゴの妹ビオラがリンドーに痛めつけられ、怒ったジョッシュとチャンゴはリンドーに対決を迫った。あやうく刺されそうになったジョッシュは保安官に助けられ、リンドーは逮捕された。そのあと凶報が舞い込んだ。父親フランクの戦死である。ジョッシュは大人になった。一家の戸主として毅然とした態度を示し、ジムボブを追い出した。やがて海軍へ入隊する日がきた。駅への見送りにはスティーニーと、2人の女がきた。母親と愛するマーシャである。彼はマーシャとの長い別れのキスのあと列車に乗り込んだ(CIC配給*1時間32分)。
「朝やけの空」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1970 |
公開年月日 | 1971年11月6日 |
上映時間 | 118分 |
製作会社 | ハル・B・ウォリス・プロ作品 |
配給 | CIC |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 4/13
- ロン・パールマン(1950)
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モンスターハンター
日本発の大ヒットゲームを「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督×ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で実写化。砂漠で偵察中のアルテミス率いる特殊部隊は、超巨大な砂嵐に遭遇。目を覚ますとそこは、我々の世界とは全く異なる別の世界だった。共演は「ワイルド・スピード SKY MISSION」のトニー・ジャー、「アントマン」シリーズのティップ・“T.I.”・ハリス、「50回目のファーストキス」の山崎紘菜。 -
グレート・ウォー
「ヘルボーイ」シリーズのロン・パールマンらが出演、第一次大戦末期を舞台にした戦争アクション。ウィリアム・リバース中尉らは敵陣にて行方不明となったアフリカ系アメリカ人兵士たちの小隊を救助すべく、人種の壁を越え、最後の最後まで戦い抜こうとする。監督は、「米軍極秘部隊ウォー・ピッグス」などに出演、「バルジ・ソルジャーズ」ではメガホンを取ったスティーヴン・ルーク。特集『未体験ゾーンの映画たち2020』にて上映。 - リッキー・シュローダー(1970)
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クリムゾン・タイド
米軍原子力潜水艦を舞台に、全面核戦争の危機を巡って対立する男たちのドラマを描いた、骨太のポリティカル・サスペンス。監督は「トゥルー・ロマンス」のトニー・スコット。「カラーズ 天使の消えた街」のマイケル・シーファーとリチャード・P・ヘンリックの原案を、シーファーが脚色。製作は「フラッシュダンス」「ビバリーヒルズ・コップ」などのヒットメーカー・コンビ、ドン・シンプソンとジェリー・ブラックハイマー。撮影は「クロウ 飛翔伝説」「蜘蛛女」のダリウス・ウォルスキー、音楽は「ライオン・キング」「勇気あるもの」のハンス・ジマー、美術はマイケル・ホワイト、SFXはドリーム・クエスト・イメージズが担当。主演は「フィラデルフィア」のデンゼル・ワシントンと「ワイアット・アープ」のジーン・ハックマン。「氷の微笑」のジョージ・ズンザ、「カリートの道」のヴィゴ・モーテンセン、「ア・フュー・グッドメン」のマット・クレイヴン、「ターミナル・ベロシティ」のジェームズ・ギャンドルフィーニらが脇を固める。また、「トゥルー・ロマンス」のクエンティン・タランティーノが脚本に参加し、ジェイソン・ロバーズがラストシーンに特別出演している(共にノー・クレジット)。 -
チャンプ(1979)
元ボクシング・チャンピオンの父親とその父が再び栄光の座に戻る日を信じている息子と、別れた妻の3人が織りなす愛を描く。製作はダイソン・ロべル、監督は「ブラザー・サン、シスター・ムーン」のフランコ・ゼフィレッリ。フランセス・マリオンの原作を基にウォルター・ニューマンが脚色。撮影はフレッド・コーネカンプ、音楽はデイブ・グルーシン、編集はマイケル・J・シェリダン、製作デザインはハーマン・A・ブルメンタル、衣裳はセオニ・V・アルドレッジが各々担当。出演はジョン・ボイト、フェイ・ダナウェイ、リッキー・シュローダー、ジャック・ウォーデン、アーサー・ヒル、ストローザー・マーティン、ジョーン・ブロンデルなど。
NEW今日命日の映画人 4/13
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