この愛にすべてを

このあいにすべてを
上映日
1970年12月5日

製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

倦怠と歓楽の都を漂泊う孤独な男と女が出会い、お互いを傷つけあいながらも確かな愛を取り戻す。製作は「おしゃれ泥棒」のフレッド・コールマー、監督は「偉大な生涯の物語」のジョージ・スティーヴンス、フランク・D・ギルロイが自分のブロードウェイ舞台劇を脚色、撮影は「シシリアン」のアンリ・ドカエ、音楽は「裸足のイサドラ」のモーリス・ジャールがそれぞれ担当。出演は「秘密の儀式」のエリザベス・テイラー、「俺たちに明日はない」のウォーレン・ベイティ、映画初出演の舞台人チャールズ・ブラスウェルなど。

「この愛にすべてを」のストーリー

ラス・ベガスのコーラス・ガールのフラン(エリザベス・テイラー)には愛人のロックウッド(チャールズ・ブラスウェル)がいた。彼は女房持ちの男で、フランは彼が妻と離婚するのを待っている。ジョー(ウォーレン・ベイティ)はベガスで大金をすり、にっちもさっちもいかなくなり、芽が出るまで下町の二流バーでピアノを弾いている賭博師だった。ある物憂い夜、2人はバーで口をきき、そのままずるずるとフランのアパートで一夜を明かす。翌朝、2人は互いの身の上話をボソボソと自己嫌悪と自嘲を交えながら話し合ったが、両方とも真実を打ち明けたい気持ちがあるくせに、ざっくばらんにとはいかない。その夜もバーで会う約束をするのだが、ジョーは来なかった。フランは怒って帰るのだが、怒りは彼に対してのものでなく、自分に対する腹立たしさからのものだった。しばらくしてアパートにジョーが来て、来られなかった理由を話す。ある人から金を借り賭博をしたところ8千ドル儲けた。もうベガスに用はなく、今夜はハデにハメを外して遊ぼうと言う。遊び歩くうち、あるカジノに入り、ジョーはサイコロ・ゲームを始める。賽の目は裏目しか出ず、フランは見るに忍びずアパートに帰る。数時間後、ぐでんぐでんになったジョーが帰って来た。彼はスッテンテンになった自分の愚かさを悔い、泣き出した。フランは同情し、間代をもちよって同居しようと言う。数日楽しい日が続いた。ある日、コックウッドが突然やってきて、ようやく妻と離婚したからすぐにでも結婚しようと言う。だが、フランにはもうその意志はなかった。彼女にはジョーが現れたのだ。彼女はそれを率直に話して了解を求めた。ロックウッドはもう二度とこないと言って立ち去った。ジョーが帰ってくると、フランは彼にコックウッドはまだ離婚していないが、もう少しの辛抱だと言って帰ったと嘘をつく。2人の同棲は続いた。数か月経ったある夜、ジョーは、2人がベガスの生活から足を洗おうと貯めた金を引き出し、賭博に出る。フランは腹を立て、翌日ベガスを去ろうと決心した。ジョーはついてた。大金を懐にしてアパートに帰ってきた彼は、ベガスとおさばらする日がきたと淋しそうに言った。彼女と別れるのが辛いからだ。彼は思い切って求婚した。フランは予期していたが、即答できなかた。が、思いは同じであった。(20世紀フォックス配給*1時間56分)

「この愛にすべてを」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「この愛にすべてを」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1970
公開年月日 1970年12月5日
製作会社 ジョージ・スチーブンス=フレッド・コールマー・プロ作品
配給 20世紀フォックス
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 3/7

チャン・ドンゴン(1972)

王宮の夜鬼

「スウィンダラーズ」のヒョンビン×「V.I.P. 修羅の獣たち」のチャン・ドンゴン共演によるアクション史劇。朝鮮時代、謎の疫病が蔓延して生じた夜鬼の群れと戦う王子イ・チョン。一方、国王の側近キム・ジャジュンは夜鬼を利用して国を掌握しようと企んでいた。「リアル」のチョ・ウジン、「アシュラ」のチョン・マンシクが脇を固め、「コンフィデンシャル/共助」のキム・ソンフンがメガホンをとる。

七年の夜

特集『のむコレ2018』にて上映。
長谷川博己(1977)

サムライマラソン

「超高速!参勤交代」の脚本家・土橋章宏による小説『幕末まらそん侍』を豪華スタッフ・キャストで映画化。幕末。迫る外国の脅威に備え、安中藩主・板倉勝明は藩士を鍛えるため、十五里の山道を走る大会を開催。そんななか、藩士不在の城に刺客が送り込まれる。出演は「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の佐藤健、「恋は雨上がりのように」の小松菜奈、「怒り」の森山未來、「きみの鳥はうたえる」の染谷将太、「来る」の青木崇高、「レオン」の竹中直人、「淵に立つ」の筒井真理子、「止められるか、俺たちを」の門脇麦、「海を駆ける」の阿部純子、「リングサイド・ストーリー」の奈緒、「覚悟はいいかそこの女子。」の中川大志、「ワンダーウーマン」のダニー・ヒューストン、「パンク侍、斬られて候」の豊川悦司、「シン・ゴジラ」の長谷川博己。監督は「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」のバーナード・ローズ。企画・プロデュースは「ラストエンペラー」のジェレミー・トーマスと「おくりびと」の中沢敏明。脚本は「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の斉藤ひろし、バーナード・ローズ、「喰女 クイメ」の山岸きくみ。音楽を「めぐりあう時間たち」のフィリップ・グラス、衣装デザインを「乱」のワダエミが担当。

半世界

「エルネスト」の阪本順治が、地方都市を舞台に39歳の男3人の友情物語を綴る人間ドラマ。紘は妻子とともに、父から受け継いだ山中の炭焼き窯で製炭をして暮らしている。ある日、中学からの旧友で、自衛隊員として海外派遣されていた瑛介が町に帰ってくる。出演は、「クソ野郎と美しき世界」の稲垣吾郎、「シン・ゴジラ」の長谷川博己、「きらきら眼鏡」の池脇千鶴、「泣き虫しょったんの奇跡」の渋川清彦。

NEW今日命日の映画人 3/7

スタンリー・キューブリック(1999)

恐怖と欲望

「非情の罠」以前に製作されたスタンリー・キューブリックの劇場デビュー作。自主制作映画であり、わずかなキャスト&スタッフ、低予算で製作されたにもかかわらず、公開時は批評家などからは好評だったのだ。しかし、キューブリック本人が本作を「アマチュアの仕事」と、プリントをすべて買占め封印してしまったため、長らく劇場で上映する機会がなかった。2013年5月3日よりオーディトリウム渋谷ほかにて、日本初公開された。

アイズ ワイド シャット

ある夫婦の愛と性をめぐる心の相克を冷徹に映し出したシリアス・ドラマ。監督・製作は「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」などの巨匠スタンリー・キューブリックで、88年の「フルメタル・ジャケット」以来11年ぶりとなる本作完成直後死去し、本作が遺作となった。脚本は19世紀末の文豪アーサー・シュニッツラーの『Tarumnovelle』を原典にキューブリックとフレデリック・ラフェエルが執筆。製作総指揮はキューブリック作品の常連であるジャン・ハーラン。撮影(クレジットはライティング・キャメラマン)はラリー・スミス。音楽は英国で活動するジョスリン・プーク。美術はレスリー・トムキンズとロイ・ウォーカー。編集はナイジェル・ゴルト。衣裳はマリット・アレン。出演は実生活でも夫婦であるトム・クルーズ(「ザ・エージェント」)とニコール・キッドマン(「プラクティカル・マジック」)、監督でもある「夫たち、妻たち」のシドニー・ポラック、「ツイスター」のトッド・フィールド、「日曜日のピュ」のマリー・リチャードソン、「ディープ・インパクト」のリーリー・ソビエスキー、「恋のレディ&レディ?・」のヴィネッサ・ショーほか。、
小川真司(2015)

宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く

TVアニメ『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク全26話の第23話から第26話を再編集した劇場版最終章。イスカンダルに到達し、地球へ帰還するヤマトの旅程を描く。総監督は、「トワノクオン」シリーズの出渕裕。声の出演は、「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」シリーズの菅生隆之、「ねらわれた学園」の小野大輔。

宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達!大マゼラン

SFアニメーション『宇宙戦艦ヤマト』をリメイクした全26話のシリーズを劇場公開。第六章ではガミラス艦隊との決戦を経て、大マゼラン銀河に辿り着くまでの第19話から第22話を上映する。声の出演は『獣電戦隊キョウリュウジャー』の菅生隆之、『進撃の巨人』の小野大輔、「DRAGON BALL Z 神と神」の山寺宏一。