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ロシア軍とコザック族の争いを描くスペクタクル。ダミアノ・ダミアーニのほか4人の脚本を、イタリアのジョルジュ・リバルタが監督した。撮影はマッシモ・ダルラマーノ、音楽はジョバンニ・フスコ。出演は「エロデ大王」のエドモンド・パーダム、「ニューヨークの顔役」のジョン・ドルー・バリモア、「静かなアメリカ人」のジョージア・モルのほか、マッシモ・ジロッティ、ピエール・ブリスら。製作ウェンセスラフ・トゥールヤンスキー。
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「コザック(1960)」のストーリー
100年ほど昔の話。コーカサスのコザックはロシアの治下に入るをきらい、勇猛な族長シャミール(エドモンド・バーダム)のもとで、しばしば反乱を起した。が、アレキサンダー二世の正規軍のためについに撃破され、シャミールは息子のジャマール(ジョン・D・バリモア)を人質としてセントピータースブルグに送った。12年たつ。ジャマールは皇帝のもとで手厚く養育され、陸軍仕官学校で立派な仕官候補生になった。友人のボリスと散歩していた時、偶然、皇帝を暗殺から救った。勲章を受けた。――故郷のコザック人には、このニュースはショックだった。 シャミールは息子の行為を民族に対する裏切りとして激怒し、親子の縁を切った。一族のカシーを後継者に定め、全族を集めて反乱を起した。その殺戮は軍民にかかわらず及ぼされ、ロシア人は恐怖におののいた。皇帝はボロンソフ将軍の討伐軍を派遣した。将軍の娘タチアナ(ジョージア・モル)はジャマールと恋仲である。皇帝はジャマールを故郷へ帰させ、無益の流血をやめさせるよう父親を説得せよと命じた。タチアナは父に同行し、ボリスも志願した。ジャマールは父にロシア軍の優秀な装備と戦術を話したが、ムダだった。ボリスの軍は全滅され、彼と同行したタチアナは捕らえられた。シャミールの前で、彼女は将軍の娘であることを堂々と告げた。恋人ジャマールが、父のそばにいたからだ。ジャミールは事情を察し、息子を皇帝の密使として投獄し、ボリスとタチアナを、岩山のハゲ鷹のエサにするように命じ、ロシア軍との総決戦に出陣した。ジャマールは彼を愛する幼友達アリーナの手で獄を抜け出し、タチアナらをハゲ鷹とたたかって救った。母親パチマットは息子を信じ、父の軍に参加して裏切り者でないことを示せと励ました。コザック騎兵隊の突進も近代的なロシア正規軍には通じなかった。惨たんたる敗戦。シャミールも重傷に倒れた。父を介抱したジャマールは、剣に白布をつけ、歩き始めた。父が後から小銃で射った。息子は倒れた。ついに、父は息子のために意を決した。白布の剣をもつと、ロシア軍へ向って歩き出した。
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今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 2/27
- 佐藤隆太(1980)
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阪神タイガース THE MOVIE 猛虎神話集
日本のプロ野球球団「阪神タイガース」創設85周年を記念して制作された初の公式ドキュメンタリー。50年に渡る中継素材などを中心に8つの神話と称して伝説的なシーンをセレクト。レジェンドたちの蔵出し映像や新規インタビューを交え、タイガースの魅力に迫る。ナレーションを石坂浩二が担当、ナビゲーターを“ミスター阪神タイガース”掛布雅之が務める。 -
今日も嫌がらせ弁当
人気ブログから生まれたエッセイを原作に、不器用な母娘の実話を篠原涼子主演で映画化。八丈島に暮らすシングルマザーのかおりと、反抗期を迎えた高校生の娘・双葉。話しかけても返事すらしない娘へ逆襲しようと、かおりは双葉の嫌がる“キャラ弁”を作り続ける。共演は「累 かさね」の芳根京子、「輪違屋糸里 京女たちの幕末」の松井玲奈、「DTC 湯けむり純情篇 from HiGH&LOW」の佐藤寛太、「鋼の錬金術師」の佐藤隆太。監督・脚本は「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」「レオン」の塚本連平。
NEW今日命日の映画人 2/27
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