恋は青空の下

こいはあおぞらのした
上映日
1953年11月29日

製作国
アメリカ

ジャンル
戦争

ここが見どころ

「毒薬と老嬢」「群衆」のフランク・キャプラが1950年に製作・監督に当たった作品で、1934年、やはりキャプラが映画化「その夜の真心」(Broadway Bill)したマーク・ヘリンジャーの原作の再映画化。脚本はいつもキャプラの作品に協力しているロバート・リスキン、台詞はメルヴィル・シェイヴェルソン「ダニー・ケイの牛乳屋」とジャック・ローズ「腰抜け大捕物」。「宇宙戦争」ジョージ・バーンズと「井戸」のアーネスト・ラズロが撮影を、「シェーン」のヴィクター・ヤングが音楽を担当。主演は「皇帝円舞曲」のビング・クロスビーと「死の接吻(1947)」のコリーン・グレイで、チャールズ・ビッグフォード「烙印」、フランセス・ギフォード、ウィリアム・デマレスト「栄光何するものぞ」、レイモンド・ウォルバーン、ジェームズ・グリースン「タイクーン」、ワード・ボンド「静かなる男」、クラレンス・ミューズ「夜も昼も」、ジーン・ロックハート「哀愁の湖」らが助演する。

「恋は青空の下」のストーリー

競馬狂のダン・ブルック(ビング・クロスビー)は、財閥J・L・ヒギンス(コリーン・ビックフォード)に見込まれ、ヒギンスの4人娘の長姉マーガレットと婚約し、ヒギンスの事業の1つの製紙会社の社長になった。そのため好きな競馬もやめなければならなかったが、“ブロードウェイ・ビル”という3歳馬だけは手放すことができず、馬丁のホワイティ(クラレンス・ミューズ)とダービーの勝利を夢見て調教していた。J・L・ヒギンズは毎月、娘の婿たちを集めて事業報告を聞くことになっていたが、ある夜の集まりにダンの製紙工場だけが赤字だったので、競馬を止めよとヒギンズにきつく戒められた。ダンはもともとヒギンズ家の堅苦しい空気に嫌気がさしていたので、我慢できずヒギンズ家を飛び出した。これを喜んだのは末娘のアリス(コリーン・グレイ)で、彼女は秘かにダンに好意を寄せていた。ダンとホワイティは“ブロードウェイ・ビル”をダービーにだそうとしたがまともな厩舎を借りる金がなく、やっとボロ厩舎を手に入れた。“ブロードウェイ・ビル”には“スキーター”という鶏のマスコットがいた。ダンはこれを連れてくることを忘れていたが、アリスが“スキーター”を連れて現われ、そのまま居残って2人の手伝いをすることになった。ダービーも近いある夜、暴風雨のためダンの厩舎は雨が洩り、ダン、アリス、ホワイティの努力も空しく、“ブロードウェイ・ビル”に風邪をひかせてしまった。3人の寝食を忘れた介抱に馬はやっと元気を回復し、いつの間にか、ダンとアリスは愛し合う間柄になった。ダービーの当日、競馬ゴロの一味が“ブロードウェイ・ビル”の騎手を買収したので、気負い立って走ろうとする“ブロードウェイ・ビル”の気迫には勝てず、鼻の差で1着となり、そのまま倒れてしまった。正しいレースに生命をかけた名馬の死はすべての人の涙をさそった。テレビでこの敢闘を見たヒギンズも、ようやくダンの気持ちを理解した。しかしダンはアリスをのこしていずことなく立ち去った。数カ月後、ヒギンズ家の恒例の晩餐会の夜、突然ダンが現われ、アリスを呼んだ。アリスが飛んで出ると、ダンとホワイティはトラックに新しい馬を2頭乗せて、サンタ・アニタの競馬へ行くところだった。トラックはアリスを乗せて走り出した。その後ろから「俺も行くぞ」と声をかけたのは、誰あろうヒギンズであった。

「恋は青空の下」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「恋は青空の下」のスペック

基本情報
ジャンル 戦争
製作国 アメリカ
製作年 1950
公開年月日 1953年11月29日
製作会社 パラマウント映画
配給 パラマウント映画会社
レイティング

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