コーザ・ノストラ

こーざのすとら
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

世界最大の犯罪組織マフィアを作り上げ、マフィアのボス・オブ・ザ・ボセス<ボスの中のボス>として君臨したラッキー・ルチアーノの姿を描く。製作はフランコ・クリスタルディ、監督は「黒い砂漠」のフランチェスコ・ロージ、脚本はロージとリノ・ヤナッツィ、撮影はパスカリーノ・デ・サンティス、音楽はピエロ・ピッチオーニ、編集はルッゲロ・マストロヤンニ、が各々担当。出演はジャン・マリア・ボロンテ、ロッド・スタイガー、チャールズ・シラグサ、エドモンド・オブライエン、ヴィンセント・ガーディニア、シルヴェリオ・ブラッツィ、チャールズ・チオッフィ、マグダ・コノプカ、ラリー・ゲイツ、ジャック・モノド、ディノ・クルシオなど。

「コーザ・ノストラ」のストーリー

1946年、アメリカ司法当局はマフィアに大きなプレゼントをした。ニューヨーク暗黒街のボス、シシリー出身のイタリア系アメリカ人チャールズ・ラッキー・ルチアーノ(ジャン・マリア・ボロンテ)を釈放、生まれた故郷イタリアに創刊したのだ。1936年、ルチアーノは殺人、売春、麻薬密売の容疑で、トーマス・E・デューイ検事の告発により50年の禁固刑に処せられながら、僅か9年間の服役の後、ニューヨーク知事に昇進していた同じデューイ自身の手で、戦時中の合衆国軍隊に対する特別功労という名目で恩赦になったわけだ。麻薬捜査局の長官アンスリンガー(エドモンド・オブライエン)と局員のチャールズ・シラグサ(チャールズ・シラグサ)は、これに反発、ルチアーノ徹底追求に乗りだした。1946年2月、釈放されてイタリアに帰ったルチアーノは、アメリカに戻った彼の部下ジェノベーゼ(チャールズ・チオッフィ)と交代するかのように、非組合組織を張りめぐらしていった。1952年、ルチアーノと同じシシリー島出身のイタリア系アメリカ人である麻薬捜査官シラグサは、アメリカの麻薬密売人がほとんどイタリアの薬品会社からヘロインを受け取っていると断定、その黒幕ルチアーノを追って証拠固めをなすべく、ジャンニーニ(ロッド・スタイガー)という男をイタリアへ放った。彼は麻薬局と犯罪組織の双方に通じたスパイだった。情婦コンテッサ(マグダ・コノプカ)を伴ったジャンニーニは、ルチアーノに接近、情報をシラグサに送ったが、逆にルチアーノはコンテッサを利用して、ジャンニーニの目的をいち早く察知し、ニューヨークへ逃れた。そして、ジャンニーニをジョオ・バラキを使って暗殺させた。自分ではいっさい手を下さずに、巨大な組織網を使って巧妙に犯罪を押し進めるルチアーノ“麻薬王”と呼びながら、国際警察はどうしても証拠を掴むことができなかった。そうした当局の焦りを尻目に、1957年10月、ルチアーノは国際的組織の大物たちを集め、マフィアの勢力範囲を拡大し、世界的な麻薬取引をすべてこの国際犯罪組織が支配することを取り決めた。一方、ニューヨークでは知事トーマス・E・デューイによって召集された査問委員会が連邦警察の職権乱用について追求、シラグサの捜査活動を告発した。シラグサはこの査問に反撥し、かつて、デューイがルチアーノに恩赦を与えたのは、ルチアーノが、デューイの大統領出馬のための選挙運動を助ける莫大な資金を援助したためと主張した。このために、シラグサはその任務のすべてを解かれてしまった。1962年1月26日、ヨーロッパ数カ国の警察の広域捜査の結果、ついにルチアーノのアパートの手入れをおこない逮捕、6時間に及ぶ訊問を叩きつけた。大小を問わず、集めた証拠を並べてルチアーノを追求したが、すべて徒労に終わった。ルチアーノがなぜひんぱんに海外に旅行するのか、そしてなぜ暗黒街のボスたちと会わなければならないのか、またそのボスたちがルチアーノと会見した後、なぜすぐにニューヨークへ飛び立つのか?このイタリア警察の必死の追求を巧みにかわしたものの、突然、ルチアーノは発作に襲われた。そして彼は釈放された。カポディチノ空港。ルチアーノは、映画企画者の友人を出迎えるために姿を現わした。そこで再びルチアーノは凄まじい発作を引き起こし、そのまま息を引き取った。こうして、すべてを闇に閉ざして、ラッキー・ルチアーノは死んでいった。だが、この変死を心臓発作という理由だけで片づけることはできない。麻薬密売が発覚しそうになったために、何者かがルチアーノを毒殺した、という説を否定する材料は何もないのだ--。

「コーザ・ノストラ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「コーザ・ノストラ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1973
製作会社 シルバースタイン・インターナショナル作品
配給 東映洋画部
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/8

和久井映見(1970)

さんかく窓の外側は夜

ヤマシタトモコの心霊ミステリー漫画を「おじいちゃん、死んじゃったって。」の森ガキ侑大監督が実写化。幽霊が見える三角は除霊師・冷川と共に除霊をすることに。二人は一年前に起きた連続殺人事件の調査にあたるが、発見した遺体には呪いがかけられていた。除霊師の冷川理人を「伊藤くん A to E」の岡田将生が、霊が見える特異体質を持つ三角康介を「走れ!T校バスケット部」の志尊淳が、呪いを操る女子高生ヒウラエリカを「響-HIBIKI-」の平手友梨奈が演じる。

小説の神様 君としか描けない物語

相沢沙呼による青春小説『小説の神様』を「HiGH&LOW」シリーズの久保茂昭監督が映画化。真っすぐで繊細な売れない高校生小説家・一也と、同級生の人気女流作家・詩凪。そんな2人が編集者から下されたミッションは、協力して大ベストセラーを生み出すことだった。出演は「センセイ君主」の佐藤大樹、「キングダム」の橋本環奈、「初恋 お父さん、チビがいなくなりました」の佐藤流司。
稲垣吾郎(1973)

ばるぼら

手塚治虫が1970年代に発表した大人向け漫画を、稲垣吾郎&二階堂ふみW主演で手塚眞監督が実写化。ある日、人気小説家・美倉洋介は酔払った少女ばるぼらに出会い、家に連れて帰る。大酒飲みで自堕落な彼女だったが、美倉は奇妙な魅力を感じ追い出せずにいた。共演は「柴公園」の渋川清彦、「いちごの唄」の石橋静河。第32回東京国際映画祭コンペティション部門正式招待作品。

海辺の映画館 キネマの玉手箱

大林宣彦監督が20年ぶりに出身地である広島県尾道でメインロケを敢行、戦争や映画の歴史を辿るファンタジー劇。尾道の海辺にある映画館が閉館の日を迎え、日本の戦争映画大特集のオールナイト興行を見ていた3人の若者がスクリーンの世界へタイムリープする。大林作品に多数出演する厚木拓郎と細山田隆人、「武蔵 -むさし-」に主演した細田善彦が銀幕の世界にタイムリープし移動劇団『桜隊』の運命を変えようとする3人の若者を、『桜隊』の看板女優を「野のなななのか」「花筐/HANAGATAMI」と近年の大林作品を支える常盤貴子が演じる。第32回東京国際映画祭Japan Now部門にてワールドプレミア上映、大林監督に特別功労賞が授与された。

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