カーマ・スートラ愛の教科書

かーますーとらあいのきょうかしょ Kama Sutra: A Tale of Love
上映日
1997年4月19日

製作国
イギリス 日本 インド

上映時間
115分

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

古代インドの愛の聖典『カーマ・スートラ』をモチーフに、運命の波に翻弄されながらも力強く生き抜いた2人の女の姿を、エロチシズムを交えて描く人間ドラマ。監督は「サラーム・ボンベイ!」「太陽に抱かれて」のインド出身の女性監督ミラ・ナイール。脚本は、南アフリカで舞台戯曲を手掛けてきたヘレナ・クリエルとナイールのオリジナル。製作は「太陽に抱かれて」の女性プロデューサー、リディア・ディーン・ピルチャーとナイール、製作総指揮は「バスキア」のミチヨ・ヨシザキ。撮影は「リービング・ラスベガス」のデクラン・クイン、音楽は「エキゾチカ」のマイケル・ダナ、見事な時代考証で当時のインドの町並みを再現した美術は、ウディ・アレン作品の美術補として腕を磨いてきた「太陽に抱かれて」のマーク・フリードバーグ、衣裳も同作のエドゥアルド・カストロ、編集は「カリートの道」のクリスティーナ・ボーデン。出演は、本作がデビューの新星インディラ・ヴァルマと、ナイール監督の「ミシシッピー・マサラ」でデビューした、「愛と精霊の家」などのサリター・チョウドリー。共演は「イングリッシュ・ペイシェント」のナヴィーン・アンドリュース、インド映画界を代表するベテラン女優のレカほか。

「カーマ・スートラ愛の教科書」のストーリー

16世紀インドの宮殿。王の娘タラ(サリター・チョウドリー)は藩王ラジャ・シン(ナヴィーン・アンドリュース)との結婚が決まるが、宮殿を訪れたラジャの視線は召使の娘であるマヤ(インディラ・ヴァルマ)に釘付けとなり、嫉妬に駆られたタラは衆人環視の中で彼女に唾を吐きかけ、侮辱する。その夜、宮殿では婚礼前夜の宴が開かれ、マヤは復讐のためにラジャと一夜を共にした。マヤが幼い頃から、ずっと彼女を思い続けていたタラの兄ビキ王子は、身分が違うという母親の反対を押し切り、マヤに求婚。しかし、マヤは愛のない結婚で王女の地位を手に入れるよりも、自分の手で運命を切り開くことを望む。求婚を断られた王子は腹いせに、あの日彼女がラジャと寝たことを暴露し、彼女は宮殿を追われる。その頃、タラは夫ラジャとの初夜を迎えていたが、ラジャはマヤの名を呼び、タラは屈辱にうち震える。放浪に旅に出たマヤは、若き宮廷彫刻家ジャイ・クマール(ラモン・ティカラム)と出会う。実は彼は、タラの婚礼の宴でマヤを見かけた時から彼女の美しさを忘れられずにいた。ジャイはマヤを『カーマ・スートラ』の指導者で、かつては宮廷で愛妾をしていたラサ・デヴィの元へと連れていく。デヴィの説く愛の奥義に触れるうち、マヤは次第にジャイへの思いを開花させていく。しかし、ジャイには彼女をモデルにした石像を完成させる方が大切だった。マヤは通じぬ思いに苦しんだ末、「愛の法則が愛する人に通用しないなら、愛してない人に試してみたいの」と、王の愛妾になるための指導をラサに乞う。ある日、宮廷彫刻家の仕事ぶりを見に訪れたラジャは、ジャイの石像のモデルがマヤであることにひと目で気づく。ラサの指導の下、一流の愛妾に生まれ変わったマヤは、宮殿へと召され、タラと皮肉な再会を果たす。以前にも増して妖しいまでに美しくなったマヤにラジャは夢中になり、そんな日々の中でタラは次第に精神のバランスを崩していく。愛のない奉仕の日々に虚しさを募らせていたマヤは、ジャイと久しぶりに再会。彼がいかに自分を愛していたかを知ったマヤは、それ以来、ラジャの目を忍んで愛し合うようになった。マヤから拒絶されたラジャはアヘンに溺れ、西国の王がビキ王子と手を組んでラジャの国を攻めようとしているという情報にも無関心だった。ついに2人の関係がラジャに知られ、激怒したラジャはジャイに死刑を命じる。一方、タラは浴槽の中で自殺を図ったが、マヤの手当てで命を取りとめた。マヤはラジャにジャイの命乞いをするが、ラジャは無情にも死刑執行を宣言。その騒ぎの中、西国とビキ王子の同盟軍が攻めてくる。マヤはジャイの死を見届けると、全てをありのまま受け入れようと決意して宮殿を旅立った。

「カーマ・スートラ愛の教科書」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「カーマ・スートラ愛の教科書」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 イギリス 日本 インド
製作年 1996
公開年月日 1997年4月19日
上映時間 115分
製作会社 NDFインターナショナル=ポニーキャニオン=パンドラ・フィルム作品(製作協力*チャンネル4映画=ミラバイ・フィルムズ)
配給 日本ヘラルド映画配給(ポニーキャニオン=日本ヘラルド映画提供)
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 7/26

サンドラ・ブロック(1964)

オーシャンズ8

スティーブン・ソダーバーグ監督、ジョージ・クルーニー主演の「オーシャンズ11」を元に主要キャラクターをオール女性キャストでリブートする新作。2018年6月8日全米公開予定。

ミニオンズ

ユニバーサル・スタジオとクリス・メレダンドリ率いるアニメーションスタジオ、イルミネーションが贈るアトラクション3Dアニメーション「怪盗グルー」シリーズの人気キャラクター、ミニオンズを主役に描いた作品。ミニオンたちが仕えるべき最強のボスを探す旅を描く。前2作のピエール・コフィンに加え、「ロラックスおじさんの秘密の種」のカイル・バルダが監督を務める。「スピード」のサンドラ・ブロック、「バットマン」のマイケル・キートンらが声の出演。日本語吹替版では「アマルフィ 女神の報酬」の天海祐希、「009 RE:CYBORG」の声優・宮野真守らが参加。「怪盗グルーのミニオン危機一髪」の主題歌『Happy』が第86回アカデミー賞歌曲賞にノミネートされたファレル・ウィリアムスが引き続き音楽を担当している。
スーザン・ジョージ(1950)

J&S さすらいの逃亡者

かの『ボニー&クライド』に材をとり、腐れ縁で結ばれた男と女をめぐるマカロニ・ウェスタン風味のラブ・ストーリー。監督は「続荒野の用心棒」「情無用のジャンゴ」など、ひねりの効いたマカロニ・ウェスタンのほか、「史上最大の喜劇 地上最笑の作戦」はじめ様々なジャンルの映画を手がけた名職人セルジオ・コルブッチ。製作はロバート・ロヨラ、脚本はコルブッチ、マリオ・アメンドラ、アドリアーノ・ボルツォーニ、ホセ・マリア・フォルケ、サバティーノ・チウフィーニの共同、撮影はルイス・カドラード、編集はユージェニオ・アラビソ、美術はピエトロ・フィリッポがそれぞれ担当。音楽は「荒野の用心棒」はじめマカロニ・ウェスタンのテーマ曲で名を高めた巨匠エンニオ・モリコーネ。主演はコルブッチとは「情無用のジャンゴ」でも組んだトマス・ミリアンと「わらの犬」「マンディンゴ」などのスーザン・ジョージ。共演はTV「刑事コジャック」でおなじみの「特攻大作戦」などのテリー・サヴァラス、ゲストとして「テオレマ」「1900年」のラウラ・ベッティほか。ちなみに、本作は〈マカロニ・ウェスタン復活祭〉と題して、監督を同じくコルブッチが手がけた問題作「殺しが静かにやってくる」と連続上映された。

タイガーシャーク(1978)

夏のバカンス・シーズンで賑わう中米カリブ海の保養地を舞台に、風俗と、男女の恋を描きながら、人食いザメと人間の戦いを促えたパニック映画。製作はジェラルド・グリーン、監督・脚本はルネ・カルドナ・ジュニア、音楽はバージル・ポルドゥーリスが各々担当。出演は「マンディンゴ」のスーザン・ジョージ、フィオナ・ルイス、ジェニファー・アシュレー、アンドレス・ガルシア、ヒューゴー・スティグリッツなど。